カブトムシの幼虫のペットボトル飼育はじめてみました!

カブトムシの幼虫を飼育するにも、本当に様々な方法が存在していますね。

  • 飼育ケース
  • コンテナケース
  • 飼育ビン

などなど。

私はこれまでに一般的な飼育ケースとコンテナケースでの飼育は経験がありましたが、どうにも幼虫やさなぎの様子が観察しづらいのです。

飼育ケースであれば隅っこに蛹室を作ってくれればそれなりに観察できるのですが、それでも羽化の直前や直後はどうしても見づらくなってしまう。また人口蛹室に移そうにも、なかなか掘り返すことができません。

『何とかもう少しいい飼育方法はないものか?』

ということでたどり着いたのが、こちらの飼育方法です。

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目次

カブトムシの幼虫のペットボトル飼育

それがカブトムシの幼虫をペットボトルで飼育するという方法です。

よくよく考えてみればクワガタムシの幼虫を飼育する菌糸ビンにも通じるところがありますが、なるほど理にかなった飼育方法です。

  • 単独で飼育できる
  • ある程度の深さが確保できる
  • マットの入れ替えがしやすい
  • 幼虫やさなぎの様子を観察しやすい

詳しい飼育方法についてはこちらの記事でまとめていますので、よろしければ参考にしてみて下さい。

カブトムシの幼虫 ペットボトルでの育て方

ということで、早速私もペットボトル飼育をはじめてみました!

ペットボトル飼育

今回、用意できたのは8本のペットボトル。

加工して、

変形させて、

マットを詰め込みます。

そしてその上に幼虫を置いてあげると、

瞬く間に潜っていきます。

そして数十分もすればご覧の通り。

あっという間にペットボトルの底に到達です。

後はコバエの侵入を防ぐためにティッシュや新聞紙を挟んでふたをします。

画像では先端にキャップをしたままですが、通気性をよくするためにこれは外しておいた方がいいでしょう。

後は気温変化の少ない静かな場所に置いてあげるだけ。

実に簡単な飼育方法ですね。^^

ペットボトル飼育ならではの注意点

実は私、9月に入ってすぐにペットボトル飼育をはじめていたのですが、それから既に20日程が経過しています。

そこで今までに気付いた注意点についてまとめてみました。

ペットボトル飼育をはじめる時期

基本的には冬眠中(概ね11月~3月末頃)と、蛹室を作る4月以降は控えた方が良いでしょう。またこの時期はマットの交換も行ってはいけません。

特に蛹室を作る時、幼虫は自身の糞も使うので、最後のマット交換は4月初めころに行うのがベストかと思われます。

またそれ以上に気を付けて欲しいのが、外気温が30℃以上になる時期です。

大きな飼育ケースやコンテナケースであれば、多少の高温も大した影響はありませんが、ペットボトルの中はある程度閉ざされた空間になってしまいます。

そのため外気温の変化を直に受けてしまう可能性がありますので、結果、マットの再発酵幼虫の酸欠を誘発してしまう可能性が高くなります。

ちょうど今くらいの時期であれば問題ありませんが、とにかく外気温が30℃以上になってしまう時期は避けた方が良いでしょう。

水分

これも飼育スペースが狭い深さがあるために注意が必要なことです。

マットの表面が乾いていても、5㎝も潜れば十分水分で満たされているということもあります。そのため水分の与え過ぎにはくれぐれも注意して下さい。特に幼虫が好む底の方は、マットが吸収できない水が全て溜まってしまいます。

事前にマットを5㎝程掘り返し、下の方の水分を確認しながら加水するのがお勧めです。

しかし逆にカブトムシの幼虫は乾燥にも弱いため、この点にも注意が必要です。

暗さの確保

カブトムシの幼虫は本来暗い場所を好みます

しかしペットボトルで飼育していると、どうしても側面に寄ってきてしまう傾向があります。

そこで常に光に晒されてしまうと幼虫がストレスを感じ、マットの上まで出てきてしまったり最悪の場合は死に至ることもあります。そのため

  • 常に暗い場所に置く
  • ペットボトルの周囲を新聞紙で覆う

などの工夫をして、暗さを確保するように心がけて下さい。

最後に

それなりに手間は増えてしまいますが、幼虫やさなぎの様子をより詳しく観察したい方には『ペットボトルでのカブトムシの幼虫飼育』、なかなかお勧めの飼育方法です。

興味のある方は是非ともチャレンジしてみて下さい!

廃品利用でエコにも貢献ですね。^^

詳しい飼育方法はこちらの記事を参考にして下さい。

カブトムシの幼虫 ペットボトルでの育て方

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