小見尚旦容疑者の供述「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」について

近年、高齢者が車の操作を誤って起こしてしまう重大な事故が、
非常に増加しています。

連日、ニュースやインターネットで報道されているため、
マスコミが重点的に報道しているのでは?との意見もあるようですが、
これは実際に増加傾向にあります。

そんな中、今日、3月3日も群馬県高崎市で高齢者の車の操作ミスによる
死亡事故が起きてしまいました。

そこで今回は、この事故の内容からみられる高齢者の事故について
考えてみたいと思います。

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群馬県高崎市の事故

交通事故が起きてしまったのは、3月3日午前7時20分頃。

群馬県高崎市上並榎町の市道で、集団登校中の小学生の列
突然、乗用車が突っ込んでしまいました。

車は市道の側にある病院の駐車場から垣根を越えて市道に飛び出し、
集団登校の列の前から2番目を歩いていた市立北部小学校1年生
清水海翔(しみず かいと)君を跳ねてしまいました。

車は清水君を約20mにわたって引きずり縁石にぶつかって停止

清水君は病院へ運ばれましたが約1時間半後に、
その短い人生を絶たれてしまう結果となってしまいました。

車を運転していたのは、高崎市上並榎町無職
小見尚旦(こみ なおあき)容疑者(73)で、
警察は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の容疑で現行犯逮捕
容疑を致死に切り替えて、調べる方針です。

小見尚旦(こみ なおあき)容疑者(73)
小見尚旦

事故現場の画像と地図

今回の事故は、
『車が駐車場から垣根を乗り越えて、市道に飛び出す』
という形で起こっています。

そこで事故現場の状況を、
画像地図で確認していきたいと思います。

事故現場の画像

群馬事故1

群馬事故3

群馬事故2

事故現場の地図

ストリートビュー

画像で確認する限り、垣根と言ってもそれほど高くはないようです。
捜査員や付近に置かれているもの、止められている車と比べてみても
車がこれを乗り越えるのは、容易な事だと思われます。

『アクセルとブレーキを踏み間違えた』

このような車の暴走事故の際、
『アクセルとブレーキを踏み間違えた
と言う供述が、非常に多く見受けられます。

まず大前提として、事故を起こした本人がそう供述しているため、
ここに『嘘』はないものとして考えていきたいと思いますが、
ここでいくつかの疑問を感じてしまうのです。

今回の事故車両はもちろんオートマチックのようですが、
『前進』で垣根を乗り越えて市道に飛び出しています。

先程の事故現場の画像を確認していただければわかるように、
病院の駐車場は『縦列駐車』の形状をしています。

だとすれば事故車両は、
市道から駐車場内に入り、駐車位置に差し掛かったところで
ブレーキと間違えてさらにアクセルを踏み込み
垣根を乗り越えて市道に飛び出したということでしょうか?

いかに低いとはいえ、木も植えられていることから
それなりにアクセルを踏み込まなければ、
乗り越えてさらに20mも人を引きずったまま
走行することはないでしょう。

さらにもし、ブレーキのつもりで踏んでいたのだとしたら、
いかにスピードが出ていない状態だったとはいえ、
急ブレーキの状態になっていたのでは?

そしてなぜ、このようなタイミングで起こってしまうのか?
これまでに前歴はなかったのか?

このようにいくつかの点について疑問が生じてきます。

高齢者の事故について

今現在、高齢者の事故として報じられているものは、
概ね65歳以上の方が起こした物が多いようです。

昭和40年代~50年代、日本の高度成長期・車の普及と共に
人生を歩んでこられた方々です。
つまり人生の大半で、車の運転を経験してこられたのです。

もちろん、年齢と共にある程度の衰えは感じるでしょうが、
日常的に車を運転していると、なかなか実感がわいてこない
というのも、無理がないかもしれません。

しかし現実に、高齢者が起こす重大事故は、
間違いなく増加しています。

そのため近年では、
各損害保険会社が運転者の年齢区分を細分化し、
それによって保険料区分けされており、
高齢者の保険料が増加している傾向にあるのです。

また、各自動車メーカーは技術の開発を進め、
機械によって危険を回避する方法を、日々開発しています。

ただ、これだけ痛ましい事故が連日のように報道されると、
果たしてこれが正しい道なのか?と、疑わざるを得ません。

そもそも運転免許は運転の技術適性
兼ね備えていなければ、取得することはできません。
もちろん現在も免許更新の際に
適性検査は実施されているのですが、
そろそろこの基準そのものを
見直さなければならないのかもしれません

『アクセルとブレーキを踏み間違える』

たった一つの操作ミスですが、
これは車を運転するものが絶対に犯してはならない
重大なミスであることは、紛れもない事実なのです。

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