熊本地震 火事場泥棒で新たな逮捕者!大牟田市の吉田忠史容疑者と横山悟容疑者は会社の同僚だった!

先日、熊本地震の火事場泥棒で初の逮捕者が出たという事件を記事にしましたが、『やっぱり』という表現が適切かどうかはわかりませんが、残念ながら新たな逮捕者が出てしまいました。

今回の逮捕者も前回同様、地震の混乱に乗じて他府県から熊本県にやってきた火事場泥棒。しかも2人組で、同じ会社の同僚であったという事実が判明したためさらに驚きと怒りの声が多数あがっているようです。

そこで今回はこの事件と、なくならない火事場泥棒及び2次災害について考えていきたいと思います。

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吉田忠史容疑者と横山悟容疑者の犯行

今回新たに逮捕されたのは、福岡県大牟田市草木の会社員、吉田忠史容疑者(21)と、福岡県大牟田市久福木の会社員、横山悟容疑者(30)

2人の逮捕容疑は建造物侵入窃盗未遂の容疑。

吉田容疑者と横山容疑者は、熊本地震で本震があった4月16日午前3時50分ごろ、熊本市中央区大江6丁目の74歳の女性が所有するアパートに侵入し、物を盗もうとした疑いがもたれています。

事件が発覚したのは、16日の午前3時50分ごろ。午前1時25分ごろに起きた本震のため、このアパートの住人は近くの公園に避難していました。

しかしこのアパートの74歳の女性の長女の46歳の女性が毛布を取りにアパートへ戻ったところ、2階の窓から青白いライトの光が漏れ動いていることに気付きました。

女性が階段を上がると、その先には1人の男が立っており、部屋の中からはもう1人男が出てきました。

「助けてって声がしたんで、中に入ったんです」

2人はこう説明しましたが、その部屋は物置として使っていた部屋。2人の嘘は明白だったが、女性の「お前ら泥棒か?」の問いかけに、「違います」の一点張り。

そう言いながら階段を降りた2人を、騒ぎに気付いた近隣住民らが取り囲みました

さらに住民らと2人組の押し問答が続き、2人の身柄は数分後に駆け付けた警察官に引き渡されました。

吉田容疑者と横山容疑者の関係と供述

身柄を確保された吉田容疑者と横山容疑者は、数日の任意捜査後の4月28日、建造物侵入と窃盗未遂の容疑で逮捕されました。

2人の供述

警察の取り調べに対し2人は容疑を認め、

「震災直後は家が無施錠になると思い、窃盗目的で熊本に来た」

「無施錠の家からは、簡単に盗みができると思った」

「この地震は大金を手に入れ、人生を一発逆転できるチャンスだと思った」

などという、驚きの供述をしています。

2人の関係

さらに驚くことに、この2人は同じ会社の同僚であったことも判明しました。

つまり同じ会社の先輩と後輩が共謀し、震災直後の混乱した被災地で窃盗を計画するという、何とも信じられないような愚かな行為を行っていたのです。

2次災害を防ぐには?

今回のような火事場泥棒は、過去に起こった自然災害の際にも必ずと言っていいほど見られ、いわば『自然災害がもたらすもう一つの2次災害』として、熊本地震発生直後から懸念されていたことです。

にも関わらず、やはり発生してしまう。

これはどうしても防ぎようのないことなのかもしれませんが、今回の事件では、かろうじて未遂に終わっています。

その理由としては、

  • 犯行時に運よく女性が発見した
  • 騒ぎを聞きつけた複数の住民が居合わせた
  • 警察への通報が早かった

といった、いわば幸運とも呼べるようなことが重なったためだと思われます。

しかしこれは一歩間違えれば女性に被害が及んでいた可能性も否定できず、単に運が良かっただけかもしれません。

そこで今回の事件から考えられる、2次災害の防止策を見てみると、これはやはり『複数の住民が居合わせた』ということに尽きると思います。

そのためこういった2次災害が予想される現場では、できるだけ単独行動は避け複数人で行動する。これが最善の防止策なのかもしれません。

熊本地震における主な事件

熊本県警によれば、地震発生後に起こった主な事件に関して、以下のような現状が発表されています。

事件が起こった市町村

  • 熊本市 19件
  • 益城町 9件
  • 大津町 3件
  • 南阿蘇村 2件
  • 御船町 1件

事件の種別

  • 空き巣(未遂含む) 23件
  • 出店荒らし(飲食店、携帯電話販売店) 2件
  • 忍び込み 1件
  • 旅館・ホテル荒らし 1件
  • 建造物侵入 1件
  • 金庫破り 1件
  • 事務所荒らし 1件
  • 避難所での置き引き 1件
  • 物置荒らし 1件
  • ビニールハウス荒らし 1件
  • 車上狙い 1件

また、熊本県だけではなく鹿児島県では、女子大生が男に「熊本で震災に遭った」と声をかけられ、信用して1万円を渡してしまったという『寸借詐欺被害』も報告されています。

その他には『市役所職員』を名乗る男が義援金を要求したり、『義援金』を語る不審な電話が、全国でこれまでに9件確認されています。

このように災害を利用した犯罪は多種多様なため、少しでも不審に感じたら、すぐに110番通報を心がけておかなければなりません。

特にこれからは復興に向けて、募金や義援金に関する犯罪が増加することが懸念されます。

『義援金は戸別に要求されることはあり得ません』

これは必ず覚えておいた方がよさそうです。

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