スマトラオオヒラタの産卵セット見直し

みなさんこんばんは、鷹です!

先日こちらの記事でご紹介させて頂きましたが、

スマトラヒラタのハンドペアリング、成功なるか?
みなさんこんばんは、鷹です! 以前こちらの記事の最後に記載させて頂いたスマトラオオヒラタのメスですが、 11月2日になんとか無事、羽...

スマトラオオヒラタのペアリングはひとまず成功と見て、その直後から産卵セット準備を進めていました。

ただ以前から当ブログにお越しいただいてる方はご存知でしょうが、どうも『ヒラタ系』の産卵セットがうまくいきません。

そこでこれまでの方法を振り返りながら改善点を考え、今回大幅に産卵セットの組み方を見直しましたので、ご報告させて頂きたいと思います。

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産卵セットの改善点

それでは順にご説明していきます。

①これまでより広い空間を用意する

これまでの産卵セットでもそれなりには産卵してくれていたのですが、全体的に産卵数は少なめでした。(およそ10頭前後の幼虫の取り出し)

元々私は個人的な趣味でブリードを楽しんでいるため、1つの産卵セットにつき10頭前後の幼虫というのは、ある意味理想的なのです。

しかしその後の雌雄の割合や、全ての幼虫が無事成虫として羽化してくれるとは限らないことを考えると、ブリードを続けていくには少し数が少ないと感じるようになりました。

そこでこれまでの産卵傾向を見直した結果、

『単純に産卵場所が広くなれば、それだけ多くの産卵が可能になる?』

と考えた次第です。

またもう一つ理由があって、一般的に『マット産み』の傾向が強いと言われているスマトラオオヒラタが、我が家ではかなりの割合で『材産み』していたのです。

これはメスが飼育ケースに固く詰めたマットより産卵木を選んだということで、その理由の一つとして

『固く詰めたマットのスペースが十分ではなかった』

とも考えられます。

そこで今回の産卵セットは、今までより一回り大きい飼育ケースを用意してみました。

SANKO クリーンケースM icon

全体的な大きさも重要ですが、今回は特に『深さ』にこだわってみました。これなら15㎝位はマットを詰めることができそうです。

またコバエが入りにくい構造になっていたり、フタが盛り上がっているため上部の空間も十分に確保できそうです。

それに加え、

このように重ねて置くことができるのも便利ですね。

②新たなマットの使用

そして今回はマットも変更してみることにしました。

これまでは若齢幼虫の食べやすさや、刺激の少ない無添加であることからこちらのマットを使っていましたが、

B2 クワガタ用無添加マット 微粒子 icon

今回は再度情報を集め、実績の多いこちらのマットを使用することにしてみました。

月夜野きのこ園さんのくわMat』です。

こちらのマットは産卵に関してはかなり実績があるようで、ネットで調べても使用されている方が多数おられ、有名なブリーダーの方たちも使用されているようです。

今回私はたまたまアマゾンのギフト券があったことと、値段的にお得なため50ℓのセットで購入しました。

ただ残念なことにこのマットは、12月中に販売中止が決定されているようです。

そのため使用できるのは今回購入分のみとなってしまいますが、とりあえず世間の評判を信じてみることにします。

③産卵セットの置き場所

これまでは特に意識することなく成虫飼育スペースの横に産卵セットを置いていたのですが、今回からはより静かで薄暗い場所に置いてみることにします。

またできるだけ産卵中のメスを刺激しないよう、極力飼育ケースには触れないよう意識していきたいと思います。

実はそれに先立って自作温室を作り直したのですが、それについては後日、別の記事でご紹介させて頂きたいと思います。

以上、3つを大きな改善点としてみましたが、実はどれもこれも産卵セットを組む場合の基本とも言えます。

ただ今回はこれまでの状況を再度見直し、改めて基本に忠実な産卵セットを組むことに注意してみました。

産卵セットの用意

それでは今回の産卵セットの用意をご説明していきます。

実は今回のくわMat』、到着して袋を開けてみるとかなりの発酵臭がありました。そこで飼育ケースに広げ、十分にガス抜きを行いました。

このような容器しかありませんので毎日数回混ぜながらガス抜きを行うと、徐々にマット本来の香りに変化していきます。

今回はガス抜きに3日かかりました。

次に飼育ケースに詰めていきますが、ガス抜きしている間に水分が減ってしまったため、適度に加水しておきます。

そして底の方から飼育ケースに固く詰めていきますが、少し前にこんなものも作ってみました。

『自作マットプレス』です。

実はこれ、身の回りにあったものを寄せ集めて作ったものなのです。ただ少し恥ずかしいので、材料と作り方については伏せておきますね。^^

で、いざ使ってみると、

結構いけます!^^

先が丸いため飼育ケースはどうかと思っていたのですが、いざ使ってみると非常に便利で楽でした。

ただ本来は『菌糸ビン用』なんですけど、、、^^;

まあ、良しとしておきましょう。

そして今回も産卵木はセットしておきます。

というわけで2セットの完成です。

これでフタをして温室の中へ入れ、数日温度慣らしをしておきます。

再発酵していないようであれば、いよいよメスの投入です。

産卵セットへメスの投入

産卵セットを組んだ後2日間ほど様子を伺っていましたが、特に問題なさそうでしたのでゼリーをセットしメスを投入しました。

投入後メスは早速マットの中へ潜って行きましたが、現在はこのような感じで置いてあります。

できるだけ1日中薄暗い場所ですが、実は『自作温室Ⅱ』の中です。^^

これも温室を作り直した理由の一つです。

後は『たくさん産んでね』と願うばかりですが、実は本日(11月15日)、早くもケースの底に卵を確認することができました。

ただ私の場合は『割り出し⇒菌糸ビン投入』までの間に幼虫が減ってしまうことが多いので、メスの取り出しや割り出しについても慎重に行っていきたいと思います。

スマトラオオヒラタの成虫

実はこのペアリングから産卵セットの準備をしている間に、スマトラオオヒラタのメス(CBF1 47㎜)が☆となってしまいました。

少し寂しい気もしますが、2016年7月羽化で産卵もしているため仕方ありませんね。

またこのメスとペアリングしたオス(WD 82mm )も、この2,3日の間に急激に動きが鈍くなってきています。

現時点では活動していますが、おそらくそんなに長くはないと思われます。

このオスは先程の47㎜のメスとの間に子孫を残し、さらに現在産卵セットに投入しているメスとのペアリングも、見事に成功してくれました。

ひょっとすると先のペアリングで体力を消耗しきったのかもしれません。

元々2016年12月通関のWDですから、そこそこ長生きしているのではないでしょうか?

後はこの親たちのためにも子孫を残せるように、しっかりと飼育管理していきたいと思います。

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