オオクワガタも蛹化ラッシュ!

みなさんこんばんは、鷹です!

長らく記事にはしていませんでしたが、『クワガタブリードの王道』とも言えるオオクワガタも、実はしっかりとブリードしています。^^;

ただ現在飼育しているオオクワガタは産地・累代共に不明で、『とにかくオオクワガタを飼育したい!』という気持ちでヤフオクで落札し、昨年の夏からブリードを開始しています。

ところで産卵セットは非常にうまくいったのですが、

みなさんこんばんは、鷹です! 私は今季、オオクワガタのブリードにもチャレンジしているのですが、今年最初に組んだ産卵セットからは幼虫1頭のみ...

少し多く取れすぎてしまったため譲渡したり、その後☆になってしまった幼虫も数頭いたため、昨年末の時点では11頭の幼虫を飼育していたのですが、さらにに1頭が☆になり残された幼虫は10頭です。

そろそろ蛹化準備に入った幼虫も見られるようになりました。

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目次

人口蛹室へ移動

オオクワガタの幼虫はヒラタ系の幼虫とは習性が異なるようで、今のところ暴れが見られる幼虫は1頭も出ていません。

またほとんどの幼虫が居食いしているようで、菌糸ビンに投入してから全く姿を見ていない幼虫もいます。

ただその中でもこの3頭、

上の画像3枚は3月29日に撮影したものなのですが、1頭目は昨年11月に14gで1400㏄の菌糸ビンに投入した幼虫で、蛹室を作っている真っ最中です。

そして2頭目は11月2日に4gで菌糸ビンへ投入したのですが、画像では少し分かりにくいのですが、すでに前蛹になっているようです。

最後の3頭目。こちらも同じく11月2日に9gで菌糸ビンへ投入したのですが、すでに蛹室を作り終え前蛹になる直前のようです。

とりあえずこの3頭、様子を見ながら順次人口蛹室へ移動させることにしました。

オオクワガタ?

まずはこちらから。

3月29日には前蛹であることを確認していたのですが、その後まもなくさなぎへと蛹化してくれました。

そこで4月5日、掘り出して人口蛹室へ移動させることにしました。

まずはフタを開けてたところです。

さなぎがいる場所は側面から確認できていますので、必要以上に蛹室を崩してしまわないように、慎重に掘り出しを進めていきます。

すると、

さなぎの姿を確認することができましたが、なんか様子が変です。

どうもオオクワガタにしては小さすぎるような?

メスである可能性もありますが、それにしてもちょっと小さすぎでは?

ただオオクワガタはブリード下ではそこそこ大きくなりますが、自然界ではそこまで大きくなりません。それこそメスになれば、40㎜前後ということもざらにあるようです。

『きっととてつもなく小さいメスなんだな』

などと考えながら慎重に蛹室に穴を広げ、無事取り出すことができました。

って、コクワガタのオスやんけ!

????????

どこでどう取り違えてしまったのか?今となっては皆目見当もつきませんが、確か昨年の夏はノコギリクワガタ、オオクワガタ、コクワガタ、ヒラタクワガタと一気にブリードし、まとめて管理していたため、きっとその時でしょうか?

いずれにしても、もっとしっかり管理しておかないとだめですね。

以後、気を付けます。<m(__)m>

オオクワガタのメス

気を取り直してお次はこちらの個体。

こちらは外から確認する限り、前蛹であることは間違いないようです。

ということで先程の『コクワガタ』と同じ4月5日、掘り出して人口蛹室へ移動させることにしました。

こちらも幼虫を傷つけてしまわないように、少しづつ慎重に掘り進めていきます。

すると、

きれいに蛹室を作り、前蛹へとなっていました。

そこでこちらの蛹室はメスということもあり、『簡易人口蛹室』へ移動させます。

上の画像ではまだ少し丸まり幼虫の面影を残していますが、これが2日後の4月7日になると、

ほぼまっすぐに伸びて完全に前蛹となり、さらに2日後には、

今にも蛹化しそうな雰囲気を漂わせています。と思った翌4月10日には、

見事、さなぎへと蛹化してくれました。

今度は間違いなくオオクワガタのメスでした。^^;

そして5月2日の様子がこちら。

目の色もはっきりしており、体全体も徐々に黒くなりつつあります。

4月9日にさなぎへと蛹化していますので、おそらくあと1週間~10日ほどで羽化するのでは?と思われます。

オスの蛹化

最後はこちらの幼虫。

こちらは同じく11月2日に菌糸ビンの入れ替えを行ったのですが、その時点で14gありオスだた思われます。

こちらの幼虫は3月20日過ぎごろから菌糸ビンの側面に蛹室を作りはじめました。

こちらは4月5日の様子。

そして4月9日

完全に蛹室が完成しており、幼虫はこの場所から動こうとはしません。

そして少し時間を空けて4月14日

体全体がしわしわになり、前蛹になりつつあります。

そして4月23日

ついにさなぎへと蛹化してくれました!

って、これでは全く中の様子が分かりませんね。^^;

だからというわけではありませんが、天井彫りをして中の様子を確認してみたいと思います。

まずは菌糸ビンのフタを開けた状態。

蛹室の場所は側面から確認できていますので、少しずつ慎重に掘り進めていきます。

すると蛹室に穴をあけることができましたのでこれを少しづつ広げていきますが、ここから先はオガを蛹室に落としてしまわないように、さらに慎重に掘り進めていきます。すると、

さなぎの姿を確認することができました。

さらに天井を大きく広げていきます。

これでさなぎを取り出すことができるぐらいの大きさになりましたが、非常にきれいな蛹室を作っているため、このさなぎはこのままの状態で羽化まで管理していきたいと思います。

最後に

オオクワガタの幼虫たちも一斉に蛹化時期を迎えたようです。

ただ昨年の7月に産卵セットの割り出しを行い、その後はワインセラーで低温管理を行っていたのですが、この様子だとほとんどの個体が早期羽化(1年以内での羽化)となってしまいそうです。

また現時点ではそれほど大型の個体も見られないため、これが血統というものなのかもしれませんね。

今期もオオクワガタのブリードは予定していますが、少し血統や飼育管理については見直していきたいと思います。

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コメント

  1. ちっきー より:

    鷹さん今晩は
    オオクワも順調ですね❗️
    私も地味に少数飼育していますが、♀は蛹になってまして、♂もまもなく蛹になりそうです。
    また報告を楽しみにしてます‼️

    • taka より:

      ちっきー様

      こんばんは。
      とりあえず順調には言っているのですが、
      思ったより大きくならないのと早期羽化は今後の課題です。^^;

      やはり大型を目指すのであれば『血統』は重要なようですね。

      ただやはりあの独特のシルエットはとてもかっこよく思えます。
      (この風貌でこれだけ臆病なのも似合いませんが^^;)

      今期は少し前に新たなメスを迎え入れましたので、
      さらに飼育管理を徹底していきたいと思います。