タランドゥスオオツヤクワガタの幼虫の食欲と暴れ

みなさんこんばんは、鷹です!

早いもので2018年もすでに6月に入ってしまいましたね。6月が終われば今年も半分が過ぎたことになりますが、同時にこれからは一気に夏へと突入していきます。

国産カブクワにとっては正にシーズン突入となるわけですが、我が家でも国産種の蛹化・羽化が次々と見られるようになってきました。

が、今回は国産種ではなくこちらです、

みなさんこんばんは、鷹です! ついこのあいだ年が明けたばかりだと思っていたのですが、気が付けばもう2月。2018年も早くも1か月が終わって...
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目次

タランドゥスオオツヤクワガタのブリード経緯

2月1日に産卵セットの割り出しを行い、14頭の幼虫を回収することができました。

その後カワラ菌糸プリンカップで管理していたところ順調に成長してくれ、約1か月半で2本目のカワラ菌糸プリンカップへの交換を行いました。

ちなみにこの時菌糸ビンではなくプリンカップを使った理由はこちらで、

みなさんこんばんは、鷹です! 2月1日に割り出しを行ったタランドゥスオオツヤクワガタの産卵セットからは、14頭もの幼虫を回収することができ...

この時点で2頭が☆になっており総数は12頭になってしまいましたが、タランドゥスは比較的成長が早い種のようで、約1か月後には再度菌糸の交換が必要になってしまいました。

みなさんこんばんは、鷹です! 2月のはじめに割り出しを行ったタランドゥスオオツヤクワガタの産卵セットからは、幸いながら14頭もの幼虫を取り...

この時は全て500㏄の菌糸ビンを用意し、4月20日と21日の2日に渡って菌糸ビンの入れ替えを行ったのですが、この頃よりさらに成長速度が増してしまったのか?

5月の下旬には再度菌糸ビンの交換が必要となってしまいました。

菌糸ビンの交換

ということで5月の下旬ごろから随時、菌糸ビンの交換を行ってきたのですが、前回の記事に少し書いた通りこの頃は少し仕事が忙しく、いつものように『休日にまとめて!』というわけにはいかなかったため、夜な夜な少しづつ交換してまいりました。^^;

そのためいつものように幼虫を旧菌糸ビンから取り出す画像はありませんが、とりあえず全数、体重を計りながら新しい菌糸ビンへの投入が完了しました。

5月22日

まずは5月22日、この日は3頭の菌糸ビンを交換しました。

ちなみに使っている菌糸は使い慣れたDOSさんのブナカワラ菌糸ブロック SRD−4000ccです。

前回は同じくDOSさんのYSO−3500ccカワラタケを使ってみましたが、幼虫もすでにそこそこ大きくなっていることや、使い比べてみた感触などから再度こちらに戻してみることにしました。

で、菌糸ビンは800㏄をメインにしていきたいと思います。

それでは幼虫たちの様子を、

18g

18g

17g

3頭ともほぼ同じ大きさと考えて差し支えなさそうですが、この3頭はオスでしょうか?

タランドゥスの幼虫に関しては今のところ大きな差が出ていないため、いまいち雌雄判別が分りずらいですね。^^;

とりあえず新しい菌糸ビンへ投入です。

5月24日

続いて2度目は5月24日です。

この日は4頭の菌糸ビン交換を行いました。

16g

16g

15g

18g

ここまでの幼虫を振り返ってみると、15g・16gは一回り小さいような気が、、、。

この3頭はメスかもしれませんね。

5月31日

最後に5月31日。この日は5頭の菌糸ビン交換を行いました。

11g

17g

11g

で、残り2頭は前回の菌糸ビン交換の際からそこそこ大きかったため、今回は1400㏄の菌糸ビンを使用することにしました。

19g

22g

実はこの2頭、4月に500㏄に投入した際はそれぞれ21g22gだったのですが、少し菌糸ビンが狭すぎたのか?

それぞれ19g・22gとダイエット、及び現状維持という形になってしまいました。

最後に

現在飼育しているタランドゥスオオツヤクワガタの幼虫たちは、1月4日にメスがカワラ菌糸レイシ材に穿孔をはじめ、2月1日に全て幼虫で取り出したものです。

このことから孵化は1月下旬と考えられますが、僅か4か月ほどで11g~22gへと成長してくれたことになります。

タランドゥスに関しては元々産地がアフリカということで25℃を基準に管理しているのですが、これまでの飼育状況を観察していて特に気になのは、

『食欲』『暴れ』です。

この2点については以前の記事でも記載させていただきましたが、特に『食欲』に関しては同時期にブリードしているパラワンやスマトラと比較してみても、目を見張るものがあります。

明らかにタランドゥスの幼虫は『大食い』ですね。^^;

またタランドゥスの幼虫は自分の周りにエサ(菌糸)が少なくなると、途端に暴れだし収まらない傾向があるようです。

実はこれ、現在飼育しているローゼンベルクオウゴンオニクワガタの幼虫でも見られるのですが、タランドゥスやオウゴンオニの生態と何か関係があるのかもしれませんね。

そのため暴れによるダイエットを抑えるためには、このタイミングをうまく見計らう必要がありそうですが、私にはまだまだ経験が必要なようです。

今後も注意深く観察を続け、完品羽化を目指して頑張っていきたいと思います。

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コメント

  1. ちっきー より:

    鷹さん今晩は。かなり大きくなりましたね❗️
    うちは全く産卵してくれなくて悪戦苦闘してます。
    タランドゥスもレギウスも産卵セットしてますがレイシ材噛るだけで終わっています。
    頑張って成虫までもっていって下さいね
    また報告を楽しみにしてますね❗️

    • taka より:

      ちっきー様

      こんばんは。
      予想以上に早く大きくなってくれているのでびっくりです。
      不安は一杯ですが、なんとか成虫目指して頑張っていきます。

      タランドゥスの産卵セット、苦戦しているようですね?
      と言いつつ我が家でも産卵してくれたのは最初のセットのみで、
      それ以降は材を削るのみで全く同じような状況に陥ってます。^^;

      どうやらタランドゥスは、
      産卵スイッチが入った時と入っていないときの行動がはっきり表れる種のようです。

      産卵材や温度、湿度等をよく観察しながら、
      ベストな状態を探っていくしかなさそうですね。

      ちっきー様も頑張って下さいね。^^