大阪の心霊スポット 滝畑ダムで車転落事故

5月29日の午後2時半過ぎ、大阪府河内長野市にある滝畑ダムでワンボックス車が転落、乗っていた6人のうち5人が死亡、1人が意識不明の重体という事故が起きました。

私にとってはあまりにも馴染みのある場所で、事故の速報を聞いた時は正直耳を疑うと同時に、幾つかの事柄がすぐに頭の中をよぎってしまいました。

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事故の概要

事故が起こったのは5月29日午後2時35分ごろ。大阪府河内長野市滝畑滝畑ダム「車がダムに落ちた」と付近の住民から110番通報がありました。

大阪府警や河内長野市消防本部によれば、20代~60代の男性6人が乗ったワンボックス車が、ダム西側の府道61号線を走行中に対向車線にはみ出し、歩道に乗り上げてしまいました。さらに車は道路脇に設置されていたフェンス(高さ約1m)をなぎ倒し、そのまま約10m下のダム湖に落ちてしまいました。

このワンボックス車には大阪市天王寺区にある建設会社の従業員6人が乗っており、この日は朝から事故現場から南へ約2㎞にある光滝寺キャンプ場で、社員や家族ら約20人でバーベキューをし、車4台に分かれて乗車し帰る途中だったといいます。

事故を起こしたワンボックス車は先頭を走っており、事故直後、後続を走っていた同僚らがなぎ倒され垂れ下がったフェンスを伝うなどしてダム湖に下り、運転席や後部座席のガラスを割るなどして5人を引きずり出したが、1人が車内に取り残され駆け付けた救急隊員によって約3時間後に救助されました。

先に救出された5人は救急隊が到着するまでの間、同僚らによって人工呼吸や心臓マッサージが施されましたが、結果として5人が死亡、1人が意識不明の重体となる大惨事となってしまいました。

バーベキューに同行していた建設会社社長(49)は、新聞社に対しこのように話しています。

「運転手は酒を飲んでおらず、ワゴン車も1か月前に購入したばかりで異常はなかった。直線まで涼しい場所で休日を満喫していたのに、なぜこんなことが起きたのか。仲間を失った実感がわかない。」

事故現場の地図

事故現場は滝畑ダムにかかる『夕月橋』のすぐ南側でした。

ストリートビュー

光滝寺キャンプ場から事故現場まで

頭をよぎった3つの事柄

既に各メディアでも報道されていますが、滝畑ダムはすぐ近くに光滝寺キャンプ場があり、春先から秋のシーズンにかけては多くの行楽客で賑わいます。特に大阪では『日帰りで利用できるキャンプ場』としても有名で、土日にもなれば日帰りでバーベキューを楽しむ人達がたくさん訪れます。

また当然のことながら滝畑ダムは山の中にあり、バイクに乗る人にとっては『気軽に走れるワインディングロード』としても有名で、多くのライダーが訪れたこともあるでしょう。

ただそれらとは別に滝畑ダムにはもう一つの顔があり、地元では『心霊スポット』としても古くから広く知られています。実際私も高校生の頃に『肝試し』と称して仲間数人と夕刻の光滝寺キャンプ場を訪れたことがあるのですが、あまりの怖さにすぐに引き返した経験があります。

これらのことから事故の速報を聞いて、私の頭の中には以下の3つの事柄がすぐに浮かんでしまいました。

  1. 飲酒運転
  2. スピードの出し過ぎ
  3. 心霊現象

飲酒運転

現実的に『バーベキューにビールは付き物』で、このグループもバーベキューの際に数名は飲酒をしていたようです。しかし会社社長のコメントによれば『運転手は飲酒をしていなかった』とのこと。実はこのコメントはかなり信憑性があります

というのも近年は『飲酒運転』が大きな社会問題となっているのは皆さんもご存知の通りで、『バーベキューが行われる場所付近』というのも飲酒運転取り締まりの対象とされ、滝畑ダム周辺では多く取り締まりが行われています。

また大阪市内から滝畑ダムへのルートは、国道170号線(通称・外環状線)→府道61号線のみで、この付近は土日になれば取り締まりが強化されます。

実際私もアウトドアが好きで年に数回バーベキューに出かけるのですが、現在は様々な場面で『運転手は飲まない』『飲まない運転手が同行する』といった風潮が見られます。

このようなことから会社社長のコメントにあるように、運転手が飲酒していなかったというのは事実であると考えられます。

スピードの出し過ぎ

これは地元、もしくは滝畑ダムを訪れたことのある方ならわかると思いますが、夕月橋付近はは滝畑ダム周辺では『最もスピードが出てしまう区間』でもあります。特に光滝寺キャンプ場周辺はタイトなコーナーが多く、そこを抜けてきて夕月橋の手前まで走ってくると、やっと車がスムーズに走れると思い込んでしまうのです。

そのためスピードを出し過ぎていた可能性は否定できませんが、先のストリートビューを見て頂ければわかるように、事故現場付近はかなり緩やかな左カーブです。もし車がオーバースピードであったなら、それこそ100km/h以上でもない限り曲がり切れないといったことは起こらないと思われます。

ましてや道幅もそこまでは広くないため、この可能性もかなり低いでしょう。

心霊スポット

交通事故をこのようなものと結びつけてしまうのは、不謹慎であることは十分承知しているのですが、地元に住む人間にとっては『滝畑ダム=心霊スポット』というのは、どうしても頭に浮かんでしまうものなのです。

実はそれほど滝畑ダムは心霊スポットとして有名であり、特に『夕月橋のそば』という言葉を聞いて、私はさらにぞっとしてしまいました。というのも滝畑ダムには『3つの心霊スポット』というものがあり、それが以下の3つなのです。

  • 滝畑第三トンネル
  • 夕月橋
  • 梨の木逐道

特に夕月橋周辺はかなり以前から『スピードの出し過ぎは厳禁』と言われており、私も高校生の頃からこの言葉が頭の中に強く根付いていました。

交通事故には原因がある

今回の交通事故は私にとってあまりにも身近で起こったこと、さらに余計な予備知識があったため、普段飛び込んでくる情報とは全く違うものとなってしまいました。

しかしやはり交通事故が起こってしまうには、何らかの原因が存在します。これからも車社会で生活し続けなければならない私達にとって、原因を知り教訓とすることは必要なことなのです。心霊現象などといった言葉で収めてしまう訳にはいきません。

最後に犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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