タランドゥスオオツヤクワガタの浮上、そしてさなぎへ!

みなさんこんばんは、鷹です!

本当に毎日暑い日が続きますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

私の方はと言えば、、、、、

どういうわけかここのところ絶好調です。^^

決して『自分だけは大丈夫』などとは考えているつもりはありませんが、元々暑さにはめっぽう強い方で、この時期になると自然と体が動いてしまいます。

とは言っても歳のせいか?

睡魔にだけはますます弱くなっていってるような気がします。^^;

さて、随分話題がずれてしまったので本題へ。

前回の投稿から少し時間が空いてしまいましたが、今年のはじめからブリードを開始したタランドゥスオオツヤクワガタの幼虫たちの経過報告です。

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目次

暴れが収まらない?

初齢や2齢の時はそうでもありませんでしたが、3齢になってそこそこの大きさになってくると、定期的に暴れが発生するようになってしまいました。

ただこれまでに経験してきたパラワンやスマトラの暴れとは少し様子が違います。

パラワンやスマトラは、蛹化時期が近づかないと暴れることはほとんどありませんでしたが、タランドゥスは菌糸ビンに投入してある一定期間が経つと、必ずと言っていいほど暴れ始めてしまいます

菌糸ビンに投入してしばらくはほぼ一定場所、もしくは少しづつ移動しながら菌糸を食べているのですが、ある程度自分の周りに菌糸が無くなると、一気に大移動を開始してしまいます。

そしてそれが結果として暴れとなり、菌糸やオガを早いうちに粉々にしてしまいます。

ということで5月22日~31日にかけて、12頭全頭の菌糸ビンを交換しましたが、

みなさんこんばんは、鷹です! 早いもので2018年もすでに6月に入ってしまいましたね。6月が終われば今年も半分が過ぎたことになりますが、同...

その後も数回の菌糸ビン交換が必要になりました。

6月14日

まずは6月14日8頭

前回の交換から僅か2週間強でこの状態です。

もっとも前回は使ったビンが500㏄と800㏄でしたので、幼虫の成長度合いからすれば少し小さすぎたのかもしれません。^^;

そのため今回用意したのはこちら、

手持ちのビンの都合もあったため、1400㏄を7本800㏄を1本用意しました。

で、幼虫を現在の菌糸ビンから掘り出しながら、幼虫の大きさに合わせて菌糸ビンへ投入していきます。

大きさは17g~22gということで、この時点では目立った差はありませんし、残念なことながら前回の交換からほぼ平行線といったところです。

また雌雄の判別のために『卵巣らしきもの』の有無も確認しましたが、正直なところタランドゥスに関してはいまいちよくわかりません。^^;

ヒラタ系やオオクワガタ系は幼虫の大きさで大抵わかるのですが、タランドゥスに関してはそこまで大きな差がありません。

ここは諦めて、羽化後の楽しみということにしておくしかなさそうですね。^^;

ということで新しい菌糸ビンへ投入。

全頭、元気よく菌糸ビンの中へ潜って行ってくれまた。

6月26日

続いては6月26日

この日は500㏄へ投入していた3頭の交換になります。

さすがに500㏄は小さすぎたようで、1ヶ月も経たずにこの有様。しかも右端は投入から2週間足らずですが、ほとんど菌糸を食べずに暴れたようにも見えます。

とりあえずこの3頭は800㏄へ。

順に掘り出して体重を測定してから投入していきます。

最後の18gは6月14日に500㏄へ投入した時も18g

またこの3頭は少し体色も黄色みがかかっており、近いうちに蛹化するかもしれません。

幼虫の浮上

これで12頭中11頭の菌糸ビンを交換し残るは1頭ですが、この1頭は暴れてはいたものの、その後しばらくの間1か所から動かずにいたため、蛹化の可能性もあるかと思い、しばらくそのままで様子を伺っておりました。

しかし7月5日、こちらの思惑通りにいかないどころかこの状態です。

ついに地上に出てきてしまいました。^^;

今までの幼虫と比べても一回り大きいようで、この幼虫はひょっとするとオスかもしれません。また体色もまだまだ白が強いため、蛹化はもう少し先になりそうです。

ということで体重のみ測り、おそらく最後の1本になるかと思い1400㏄へ投入しました。

やはりこれまでで最大の26gありました。

タランドゥスの蛹化

こんな感じでタランドゥスの幼虫に関しては、6月に入ったあたりから目が離せない状況が続いていたのですが、7月5日に菌糸ビンのチェックをしていると、

なんとなく蛹室を作っているようにも見えますね。

そして7月7日

ついに第1号のメスが無事に蛹化してくれました。^^

さらに7月12日には、

すでに菌糸ビンはこの状態です。^^;

そして7月26日

第2号が蛹化し、別の菌糸ビンでは、

これは蛹室に間違いなさそうです。

と同時にこの日、第3号の蛹化も確認することができました。

最後に

いずれもメスのようですが、タランドゥスの幼虫もついに第1陣が蛹化を始めました。

順当にいけば羽化は8月かと思われますので、割り出しから8か月前後といったところです。

できれば全頭完品羽化を目指して、注意深く見守っていきたいと思います。

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コメント

  1. ちっきー より:

    鷹さんこんにちは‼️
    タランドゥス良かったですね
    うちのタラレギは全くダメです。
    何とか産卵に持ち込みたいのですが、上手くいかないのが現実です。
    後、暑さでペレメタ幼虫全滅しました
    やはり夏は難しいです

    • taka より:

      ちっきー様

      こんばんは。
      ありがとうございます!^^

      ただこの12頭の幼虫たちは順調ですが、それ以降は全くなんです。^^;

      詳しく記事にはしませんでしたが、
      親メスはその後全く産卵せずに☆となってしまいました。

      どうやらタランドゥスは気温や湿度に敏感なようで、
      条件が合わないと産卵スイッチが入らないようにも思えます。

      ネットの情報では低温(23℃前後)で良く産卵するというものもあり、
      次回のブリードでは検証してみたいと考えています。

      ちっきー様も暑さ対策には苦労されているようですね。
      もしかするとその辺りが苦戦されている原因かもしれません。

      私は自作保冷庫とワインセラーを使って暑さ対策を行っていますが、
      ワインセラーは幼虫で占領され、
      自作保冷庫は日中にには28℃前後まで室温が上がってしまいます。

      本来ならエアコン管理が一番でしょうが、
      我が家でもそういうわけにはいきません。^^;

      本当にカブクワの飼育は、
      冬場よりも夏場の方が難しいと実感しています。

  2. まろ より:

    おめでとうございます。
    もう少しですね。
    無事に成虫になりますように。
    幼虫たちも、無事に蛹化しますように!
    今日も、ペットショップで成虫を眺めてきました。
    重戦車のようでカッコいいですね。

    • taka より:

      まろ様

      こんばんは。
      ありがとうございます。

      タランドゥスも他のクワガタと同様、メスの方が早く育つようです。
      後はひたすら静観するしかありませんが、、、
      何とか成虫まで育て上げたいと思います。

      確かにタランドゥスはオスもメスも重量感があって独特です。

      雌雄判別は確実にはできていませんが、
      オスと思われる幼虫も数頭います。

      オスはメス以上に重量感もありますので、
      今から楽しみでなりません。^^