タランドゥスオオツヤクワガタのオスの羽化と幼虫飼育の考察

みなさんこんにちは、鷹です!

と、いつもの『こんばんは』ではなく『こんにちは』で違和感を覚えた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は私、珍しいことに10月6日(土)と7日(日)はお休みなのです。^^

というのもご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、この時期、大阪の泉州地区ではあちこちで『だんじり祭り』が行われます。

全国的に有名なのは『岸和田だんじり祭り』ですが、私の職場近辺でも非常に盛んで、毎年この時期には盛大に開催されています。

ということでこれも昔ながらの風習ですが、私の職場の真横もだんじりが通るルートに入っているため、祭りの当日は営業できないのです。

まあ全く営業できないというわけではありませんが、やはりだんじり祭りは年に一度の地域総出での一大イベントです。

私たちも地域密着の商売をさせて頂いておりますので、直接参加せずともこの日は休業にして、少しでもだんじり祭りに貢献しようというのが古くからの習わしなのです。

ということで今回も少し前置きが長くなってしまいましたが^^;、昨年11月から飼育を開始し、年末からブリードを開始したタランドゥスオオツヤクワガタですが、前回の記事でもお伝えした通り7月下旬から順次羽化がはじまっています。

そこでこれまでに羽化した個体のご紹介と、これまでのタランドゥスオオツヤクワガタの幼虫飼育についてご報告させて頂きたいと思います。

ブリードの経緯

さてそれでは少しでも分かり易いように、これまでのブリードの経緯についてご説明させて頂きます。

タランドゥスに関してはブリード開始当初から何かと苦戦しておりましたが、今回ご紹介する新成虫たちの親はこちらです。

タランドゥス ホワイトアイ 61㎜

タランドゥス ホワイトアイ 47.5mm

この2頭はいずれもホワイトアイですが、それぞれ別の飼育者様から購入させて頂いた別血統で、このペアから生まれてくる子たちは『CBF1]』ということになります。

羽化日はオスが2017年8月でメスが2017年9月

一般的な例から言えばブリードには少し早かったかもしれませんが、

  • 既に2頭ともすごい勢いでゼリーを食べていた
  • オスにはバイブレーションが見られた
  • タランドゥスはメス殺しの事例がほとんど(全く?)見られない

という理由から、昨年の12月25日より同居生活をスタートさせました。

すると同居開始直後からオスがメスの上に乗り交尾しているような仕草や、頻繁にメイトガードしている姿が確認できたため、同居生活は12月29日で終了。

その日のうちにメスを事前に用意してあった産卵セットへ投入しました。

投入直後はメスが穿孔する様子は見られなかったのですが、年が明けた1月2日に突如メスが穿孔を開始1月4日には完全にカワラ菌糸レイシ材の中に潜り込んでしまいました。

それからメスは一度も姿を見せることはなかったのですが、穿孔から約1ヶ月が経過した2月1日に、産卵セットの割り出しを行いました。

するとメスは元気にカワラ菌糸レイシ材の中から救出、さらに14頭の幼虫を取り出すことができました。

その後2頭が☆になり12頭の幼虫飼育を続けていたのですが、タランドゥスの幼虫独特の『暴れ』と格闘しながらも、なんとか第一号のメスが7月31日に羽化。

そして現在に至りますが、ここまでの飼育経緯はカテゴリー

『タランドゥスオオツヤクワガタ』

で各記事にてご報告させて頂いておりますので、もしよろしければ参考にしてみて下さいね。

羽化したタランドゥスオオツヤクワガタたち

それでは前回の記事でご紹介させて頂いた個体も含めて、これまで羽化した成虫たちをご紹介させて頂きたいと思います。

7月31日羽化・メス・49㎜

まず第1号はこちら、

我が家で初めて羽化してくれた49㎜のメスです。

産卵セットの経緯から孵化は1月中と思われますので、約半年ほどでの早期羽化になりますが、こうして改めて見てみると『親越え』してくれていたんですね。^^

8月15日羽化・メス・35㎜

続いて第2号はこちら、

8月15日に羽化したメスです。

こちらは6月25日に800㏄の菌糸ビンへ10gで投入しましたが、その後ほとんど菌糸を食べすにすぐに蛹室を作ってしまいました。

そのせいか?かなり小さめの35㎜で羽化してしましました。

8月中旬羽化・メス・45㎜

そして3頭目、

こちらは外から蛹室の様子がよく見えず、かすかに動きが見えたため掘り出したところ無事羽化してくれていました。

掘り出し時の腹部の色などから判断すると羽化は8月15日~20日の間と思われますが、未確認のため8月中旬羽化としています。

ちなみに体長は45㎜で、親の大きさから考えれば標準といったところでしょうか。

8月26日羽化・オス・59㎜

さて、ここでいよいよオスの登場です。^^

8月26日に羽化し9月3日に掘り出したのですが、我が家初のタランドゥスのオスです!

こちらも当たり前と言えば当たり前なんですが、親と同じく『ホワイトアイ』です。

ちなみに大きさの方は、

59㎜、ということで僅かに親越えならず。^^;

でもやはりタランドゥスのオスは独特で、この大きさでもとてもかっこよく感じてしまいます。

9月4日羽化・オス・63㎜

お次は9月に入り5頭目、

9月4日に羽化を確認、13日に掘り出した2頭目のオスですが、明らかに前回のオスより大きいです。

63㎜!

ということで僅か2㎜ですが、なんとかオス親の61㎜を超えてくれました!

しかし羽化して間もないためか、体を丸めてくれるのでまともな写真が撮れません。^^;

とりあえず体長測定してからノギスの上に乗せて撮ってみましたが、また近いうちに撮影しなおしてご報告させて頂きますので、今回はこれでご勘弁を。<m(__)m>

9月12日羽化・メス・46㎜

ということでオス2頭の羽化が続きましたが、お次の6頭目はまたしてもメスです。

9月12日に羽化を確認し、22日に掘り出しました。

体長は約46㎜とこのラインでは標準的な大きさです。

9月19日羽化・オス・53㎜

お次は9月19日に羽化し30日に掘り出したまたオスですが、

約53㎜と、何とも可愛らしいオスが羽化してくれました。^^;

9月19日羽化・メス・49㎜

そして最後の8頭目はこちら、

先程の7頭目のオスと全く同じ、9月19日に羽化を確認し30日に掘り出したメスですが、この個体も49㎜とメス親を超えてくれました。^^

羽化日と幼虫体重、そして成虫の大きさ

ということでこれまでに羽化した成虫たちをご紹介させて頂きましたが、記録できた範囲での

  • 幼虫最終体重
  • 羽化日
  • 成虫の体長

をまとめてみました。

羽化日 雌雄 幼虫最終体重 成虫体長
7/31 メス 5/31・19g 49㎜
8/15 メス 6/25・10g 35㎜
8/中 メス 6/14・19g 45㎜
8/26 オス 6/14・22g 59㎜
9/4 オス 6/14・22g 63㎜
9/12 メス 7/13・17g 46㎜
9/19 オス 6/14・18g 53㎜
9/19 メス 7/13・19g 49㎜

とまあこんな感じですが、これはあくまでも飼育結果の一つということになります。

ちなみに産卵セットの割り出しは2月1日。全て孵化した初齢幼虫で回収しております。

その後3頭のみは大きめの菌糸ビンに投入し約25℃で管理していましたが、残りは全てプリンカップにて22℃~23℃で管理していました。

しかし4月下旬に菌糸ビンの交換を行ったところ、両者で幼虫の大きさに大きな違いがありました。

  • プリンカップ組最大=12g
  • 菌糸ビン組最大=22g

そのためそれ以降は全て25℃で管理していました。

こうして改めて見てみると20g前後の幼虫では、雌雄で羽化時期の大きなずれは出ないようです。

ただ今回の私のラインでは、20gが雌雄の判別ラインの目安となっているようです。

そしてよくよく見てみると、幼虫時に同じような体重であっても、必ずしも同じ大きさの成虫が羽化するとは限らないということです。

もちろん最終測定時から羽化までは時間が空いており、その間の成長度合いも違うとは思われますが、同じ日に同じ22gのオスが、4㎜の差をもって羽化しています。

最終的に羽化するまでは、成虫の大きさを決定する要因が多数存在する、ということなんでしょうね。

最後に

ここまで12頭飼育していた幼虫のうち8頭が無事羽化してくれました。

しかし蛹化の途中で☆になってしまったと思われる幼虫が2頭

ということで残りは2頭となりました。

が、この2頭、

まずは左の7月5日時点で26gだった幼虫、

少し前に蛹化しもうそろそろ羽化か?といったところですが、明らかにこれまでの成虫より大きいです。(ボトルマジックではありませんよ^^;)

そしてもう1頭、

こちらは現在も頑張って幼虫していますが、かなり期待を持てそうな感じがします。

これまでの羽化実績からすれば、この2頭が羽化してくれれば70㎜~80㎜ぐらいはありそうなんですが、、、、。

なにはともあれ大型個体は気を抜くことができません。

ぜひみなさんに元気な成虫をご紹介できるよう、注意深く管理していきたいと思います。

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コメント

  1. ちっきー より:

    鷹さん今晩は。
    我が家もやっとタランドゥスの採卵が出来ました。
    レギウスに至っては幼虫も取れました。
    最後まで諦めなかったのが良かったです。
    これからが正念場ですが、頑張ります。

    • taka より:

      ちっきー様

      こんばんは。
      タランドゥスとレギウスのご報告、心待ちにしておりました。
      おめでとうございます。

      私自身まだまだそれほど経験があるわけではありませんが、
      タランドゥスは孵化してカワラ菌糸に入れることさえできればそこからは比較的丈夫で、
      成長速度も速い種であると感じます。
      (この辺りはオオクワガタなみでしょうか?)

      おそらく飼育方法に関してはレギウスも同様でしょうが、
      早めにカワラ菌糸を与えてあげれば、どんどん成長してくれます。

      幼虫の飼育温度も20℃~26℃くらいであれば問題ないようですので、
      ぜひとも頑張って成虫にしてあげて下さいね。

      ご健闘、お祈り申し上げます。

  2. ちっきー より:

    ありがとうございます。早急にカワラ菌糸を手配しないといけないのですが、カラーズさんは売り切れてなかなか入ってこないみたいです。
    取り敢えずレイシ材のかすでしのいでいるのですが、これも時間の問題かと思われます。
    やっとDOSさんのカワラブロックが復活したので手配をしようと段取りしています。

    • taka より:

      ちっきー様

      おはようございます。

      カワラブロックが届いたら、
      菌糸ビンに詰める際にブロックの表面の菌糸を剥ぎ取りますよね?

      ビンに菌糸が回るまでの間、
      剥ぎ取った菌糸を細かく砕いて入れてあげれば、
      幼虫が食べてくれますよ。^^

      ご参考までに。

  3. あぽろ より:

    おはようございます。
    ひとつ気になった点があります。
    羽化した成体は全てホワイトアイに
    なりましたか?

    • taka より:

      あぽろ様

      おはようございます。

      はい!羽化した成虫は全てホワイトアイでした。

      タランドゥスのホワイトアイは遺伝するようで、
      両親がホワイトアイだと
      生まれてくる子は100%ホワイトアイになるとは聞いていました。

      実際にこの目で確認するまでは半信半疑でしたけど。^^;

      現時点では100%の確立です。^^