それでもやめられない、オオクワガタのブリード

みなさんこんばんは、鷹です!

気が付けば6月も中盤に差し掛かり、約1カ月ぶりの投稿となってしまいました。^^;

私事で非常に恐縮ではありますが、どういうわけか5月の連休明けから仕事がかなり忙しくなり、なかなか記事を投稿する時間を作ることができませんでした。

ただ当たり前のことですが、そんな状況でもクワガタ飼育に休みはありません。^^;

そろそろ仕事も落ち着いてきたこと、そしてご報告させて頂きたいことが山ほどありますので、相変わらずマイペースにはなってしまいますが、再開していきたいと思います。

ということでまずは国産オオクワガタの飼育状況からです。

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目次

幼虫の飼育状況

それではまずはじめに昨年のブリードで確保できた幼虫たちの飼育状況からですが、改めて振り返ってみると最後にご報告させて頂いたのは、昨年の10月末でしたね。^^;

みなさんこんばんは、鷹です! 少し前にお伝えしましたが、今年は国産カブトムシのブリードに失敗してしまったため、思いもよらず常温飼育スペース...

この時はオス3頭を新しい菌糸ビンへ投入しましたが、メス2頭はほとんど食痕が広がっていなかったため、しばらくそのまま様子を見ることにしました。

またちょうど外気温もそこそこ低くなってきたため、それ以降は常温での飼育に切り替えておりました。

そしてそれから約1ヶ月後、

手前のメス2頭の菌糸ビンもこのような状態に。

ただよく見てみると、

こちらのメスは早くも蛹室を作ってしまったようですね。^^;

そのためもう1頭、

こちらもすぐに蛹室を作ってしまう可能性もありますが、とりあえず菌糸ビンが余っていたこともあり、体重測定をして移動させることにしました。

なかなかかわいいサイズですね。^^;

体重も10g。メスだとこんなものかな?

またこちらは10月に800㏄へ投入したオス3頭のうち1頭ですが、

このオスも早期羽化しそうで、蛹室を作ってしまったようです。

これ以後は気温も下がりさすがに大きな変化は見られませんでした。と同時に菌糸の大きな劣化も見られなかったため、なかなか交換のタイミングを見つけることもできませんでした。

こちらは2月20日の様子です。

一番手前は11月末の時点で蛹室を作っていたメスですが、こちらは1月に羽化し成虫の姿で冬を越しました。

そしてこちら、

先程ご紹介した11月末に蛹室を作ったオスですが、こちらは12月初旬に蛹化しそのまま羽化せずに冬を越してしまいました。

さらに4月末には、

そろそろこのままではよろしくなさそうな様子です。^^;

ということでゴールデンウィークの真っ只中、

こちらは11月末に菌糸ビンを交換したメスですが、蛹室を作りはじめましたのでこのまま羽化までもっていきたいと思います。

そしてこちらのメスは、

そろそろ活動を始めたようなので、掘り出してみたいと思います。

成虫が中で動き回ったようで、劣化した菌糸が『中ブタ』のようになっていますね。その中ブタを取り出してみると、

今年初のオオクワガタとご対面です。

ただ早期羽化したこともあってサイズは約43㎜と、『かわいいオオクワガタ』になってしまいました。

ところでオス3頭の方ですが、

その中でもこの1頭、

さなぎの状態で冬を越したためそろそろ動きがあっても良さそうですが、どうも様子が変です。そこで掘り出してみると、

はやり残念ながら羽化不全で、すでに☆となっていました。

ただ残りの2頭は4月中旬から食痕が広がり始めたため、時期的なことも考慮してマットへ移動させることにしました。

ちなみに大きさは、

18gと16gです。

この大きさだと60㎜前後の成虫になってしまいそうですが、とりあえず完品羽化を祈願してマットへ投入です。

で、いよいよ現在の状況ですが、

メスは6月15日、オス2頭は本日・6月19日に同時に羽化を確認できました。

経過報告通り決して大きくはありませんが、様子を見ながら7月中頃には掘り出したいと思います。

オオクワガタのブリード

さてこんな感じで2018年~2019年のオオクワガタブリードは山梨県韮崎市産の種親を使いましたが、元々産卵数が少なかったことや私自身が温度管理や菌糸交換のタイミングなど、まだまだ手さぐり状態でリズムをつかめなかったこともあり、親越えすらできずに終わってしまいそうです。

ただこうして見ていても、

単純にオオクワガタはカッコよくて私好みなんですよね。^^

ということで性懲りもなく今年もチャレンジです!

まずオスはこちら、

ではありません。^^;

このオスは昨年我が家で羽化した中では最小の約41㎜のオスですが、さすがにちょっと小さすぎるため兄弟のこちらで、

約69㎜のオスです。

そしてメスはこちら、

同腹の兄妹になりますが、約40㎜のメスです。

この2頭は私が生まれて初めて飼育したオオクワガタの成虫の子孫になりますが、産地・累代は不明ということでしたので、我が家では『CBF2』としています。

ちなみにこの子たちのオス親(2016年8月羽化・約71㎜)は、この冬も越してくれ現在も元気に活動しています。

左から2番目がそのオスです。

ところでブリードの方は5月2日から産卵セット内で同居生活を開始。

1週間もすればこんな状況に、

ちょっと裏返してみると、

この時点でオスは取り出しましたが、これは期待が持てそうですね。^^

最後に

今年は少し多めに幼虫を採りたいと考えており、産卵セット投入から1ヶ月半が経過していますが、まだ割り出しは行っておりません。

ただオオクワガタのメスは幼虫を襲う危険性もあるため、近日中に割り出しを行ってみたいと思います。

未だオオクワガタのブリードに関しては『親越え』すら達成できていませんので、これまでの飼育状況を振り返りながら今季こそは『親越え』を達成したいと思います。

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コメント

  1. ちっきー より:

    鷹さんお久しぶりです❗️
    オオクワガタは最近になっていいなぁと思えるようになりました。
    その反面オオヒラタは少し嫌気がさして辞めようかと思っています。
    やはり♀に優しい♂の品種はいいです。
    だんだんと大型品種から色虫に移行しつつありますが、鷹さんも頑張って下さいね❗️

    • taka より:

      ちっきー様

      こんにちは。
      お久しぶりでございます。

      コメントの方法が分からないため読ませて頂いているだけですが、
      ちっきー様のブログは毎日チェックさせて頂いております。^^

      オオヒラタ撤退の記事を見て少し残念な気もしますが、
      あれだけ事故が立て続けに起こるとそういう考えも浮かんできますよね。

      ただクワガタ飼育の醍醐味は何も大きさだけではありませんよね?

      私もパラワンやスマトラなどのオオヒラタのブリードを行っていますが、
      たとえ大きくなくても完品羽化してくれっるだけで満足してしまっています。^^

      いろいろな方向性があると思いますので、ちっきー様も頑張って下さいね。