カブトムシの幼虫飼育開始!

みなさんこんばんは、鷹です!

やはり私にとって『夏』はダメですね。公私共に多忙で、気が付けば9月に入ってしまいました。^^;

そして例年と同じようにブログ更新も滞ってしまい約1ヶ月ぶりとなってしまいましたが、その間もマイペースでカブクワ飼育は続けておりました。^^

ということでブログ再開最初の記事は、8月初旬に採集したカブトムシのその後の経過報告です。

目次

カブトムシの産卵セット

国産カブトムシのブリード再開のため8月6日に採集に出かけたところ、まるで図ったかのようにメス2頭を採集することができました。

屋外採集のメスは交尾済みであることが多いため、早速その日のうちに産卵セットを用意し、マットの様子を見ながら翌日に大きい方のメスを産卵セットに投入しました。

と、ここまでの様子はこちらの記事で。

みなさんこんばんは、鷹です! 長かった梅雨も明けて、ようやく本格的な夏がやってきましたね。^^ そして8月といえばやはり本格的なカブクワ...

産卵セットに投入したメスは早速マットの中に潜っていき、約1週間はほぼ潜りっぱなしでしたが、その後は潜ったり地上に出てきてゼリーを食べたりを繰り返していました。

ただそうこうしているうちに、産卵セットに投入していなかった小さい方のメスが☆に。そして産卵セットに投入したメスも8月16日に☆となってしまいました。

過去の例からすればかなり早く、そしてその時点では卵も幼虫の姿も確認できなかったため再度採集を計画していたのですが、なんと2日後には幼虫の姿を確認することができました。

産卵セットの割り出し

ということで9月3日の様子がこちら、

ずいぶんマットも減ってしまったため産卵セットの割り出しを行い、いよいよ幼虫飼育を本格的にスタートしたいと思います。

でまずはどれくらい幼虫がいるのか?ですが、

中の様子はこんな感じですが、少し飼育ケースを揺さぶってみると、

良い感じで幼虫が出てきてくれました。

そして最終的には、

全て2齢ですが、25頭の幼虫を確保することができました。

ただこれは国産カブトムシの産卵数からすれば少し少なめで、採集日からメスが☆になってしまった日、そしてこの数を考えれば、産卵後期のメスを捕まえたようですね。

でも私が飼育するにはこれぐらいの数がベストで、結果オーライということにしておきたいと思います。

幼虫飼育ケースの準備

ところで産卵セット割り出し前に幼虫の姿は確認できていましたので、実は一足先に飼育ケースの準備をしておきました。

通常であれば国産カブトムシは多数産卵していることが多いため、マットは通販で大量に購入することが多いのですが、今回は産卵セットの様子から幼虫はそれほど多くないことが予想できたため、近所のホームセンターでこちらを調達しておきました。

ミタニさんの『幼虫飼育腐葉マット』です。

カブトムシの幼虫は実は適応力がそこそこ高く、このような専用マットでなくても食料にして育ってくれることがほとんどですが、やはり自然界では腐葉土の中で育つ生物です。

できるだけその環境に近づけてあげたいですね。^^

ところでこのマット、袋から取り出してみると、

ちょと乾燥気味ですので、適度に加水していきます。

そしてここで大事なのは、マット全体にまんべんなく水分がいきわたることです。

その為ただ上から水を灌ぐだけではなく、しっかりとかき混ぜていきます。

そしていい加減になったら次は飼育ケースに入れていきます。

そんなこんなで飼育ケースの完成!

幼虫飼育であることから今回マットは20ℓ使い、そこそこの深さを確保しておきました。

ちなみに私はカブトムシの幼虫を飼育する際、蛹化直前まではマットの堅詰めは行いません。

これにはより自然環境に近づけるという狙いもありますが、成長期のカブトムシの幼虫は非常に活発的で、食料だけでなくより多くの酸素を必要とする傾向があるからです。

その為あえてマットを軽く詰めることによって、内部の通気性を確保するという狙いもあります。

幼虫の投入

それではいよいよ幼虫を投入していきます。

ここは朽木の中で育つクワガタの幼虫とは決定的に違う点で、腐葉土で育つカブトムシの幼虫は、どこに置いてもしっかりと潜っていってくれます。

しかももの凄い速さで。^^;

そして幼虫をマットの上に置いてものの3分ほどで、全く見えなくなってしまいました。^^

最後に

そんなわけでメスが早々に☆になってしまったりと不安要素はありましたが、何とか2年ぶりにカブトムシの幼虫飼育を再開することができました。

今年は『屋外採集・持ち腹』ということでオス親に関しては待ったく分かりませんが、それもまた幼虫飼育の『楽しみの一つ』であると考えています。

少しでも立派な成虫を育て上げられるように、しっかりと飼育管理していきたいと思います。

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