みなさんこんばんは、鷹です!
12月27日からWDのペアを同居させていたパラワンオオヒラタクワガタの産卵セットですが、その後1月4日にオスを取り出し、続いて19日にはメスも取り出しました。
さらに1月19日には幼虫の姿が確認できたため、しばらくはそのまま放置する予定だったのですが、
- 見える幼虫の数が増えてきた
- 1頭の幼虫が大きく成長し始めた
このような様子が見られたため、少し早いかもしれませんが割り出しを行ってみました。
今回はその様子をご報告させていただきたいと思います。
目次
産卵セットの割り出し
それでは産卵セットの割り出しの様子を、ご紹介したいと思います。
割り出し前の産卵セット
まずはこちらが割り出し前の産卵セットの様子です。
中の様子はこんな感じです。
ちなみに飼育ケースを持ち上げて底の方を確認してみると、
このように幼虫の姿を確認することができます。
産卵セットの割り出し
それでは産卵セットを割り出していきます。
と言っても何も難しいことではなく、まずは産卵木を取り出し、
少し大きめの容器を用意し、そこへ産卵セットのマットをそのままひっくり返して出します。
この時、幼虫を圧迫したりしないように、少しづつマットを崩しながら出していきます。
そして幼虫や卵はいないか?注意深く探していきます。
すると、
いました!
はじめてこの目で見る、パラワンオオヒラタクワガタの幼虫です。ご覧の通りまだかなり小さく、孵化して間もない1齢幼虫です。
とりあえず産卵セットで使っていたマットを使用しそちらで保管します。
こんな感じで幼虫を探していきますが、当初の予想に反しなかなか見つかりません。
結局取り出せたのはこちら、
そしてこちら、
結局、マットから取り出した幼虫は3頭のみ。つまり飼育ケースの底に見えていた幼虫だけだったという結果になりました。
飼育の経緯から考えて、もう少し多くの幼虫が取り出せると思っていただけに、これは少し残念な結果となってしまいました。
産卵木は?
しかしまだ、産卵木の割り出しを行っていません。
この産卵木は以前、ペアを同居させていた際にオスが掘り出してしまうということがありました。
この時に確認したところ、底の方に大きな削り跡を確認することもできました。
ちなみに現在の様子がこちらです。
そのため、少し期待をしながら産卵木を切り崩していきます。
がしかし、何も出てきません。^^;
唯一取り出すことができたのはこちらです。
大きな削り跡の側に産み付けられた卵1個のみ。
こちらも想像とは全く違った結果となってしまいました。
最後に
結局、今回の産卵セットから取り出すことができたのは、幼虫3頭と卵1個という結果に終わってしまいました。
少し寂しい結果となってしまいましたが、これもはじめてパラワンオオヒラタクワガタのブリードにチャレンジした私にとっては、当然の結果なのかもしれません。
しかし逆にこれも良い経験となりました。
- 産卵セットの組み方(材産み・マット産み等)
- メスの投入期間(孵化していない卵を回収した)
- 回収できた幼虫も孵化直後と思われる
等々。
これらをきっちりと記録しておき、今後のブリードの参考にしていきたいと思います。
また今回、回収できた幼虫たちは、しっかりと飼育していきたいと思います。