本土ヒラタクワガタのマット交換

みなさんこんばんは、鷹です!

昨年の『リベンジ』ということでスタートした本土ヒラタクワガタのブリードですが、飼育比較のために3ライン体制で臨んだところ、想像をはるかに上回る多くの卵と幼虫を回収することができました。

みなさんこんばんは、鷹です! いや~、随分久しぶりの投稿となってしまいました。^^; 実は5月の中頃から急に仕事が忙しくなり、帰宅時間が...
みなさんこんばんは、鷹です! 梅雨入りした途端、不安定な天候が続いていますね。雨が多くて湿度が高いため、太陽が出てくるととても蒸し暑くなっ...

割り出し後幼虫は90㏄のプリンカップで、卵は大きめのプリンカップで管理していましたが、卵は大部分が孵化し幼虫も大きく育ちつつあるようです。

そこで先日、マットの入れ替え作業を行いましたので、今回はそのご報告をさせて頂きたいと思います。

目次

マットとプリンカップの準備

まず最初になりますが、今期の本土ヒラタクワガタたちは成虫までマットで飼育してみたいと思います

これには理由が2つあって、

  1. 数が多い(割り出し時、幼虫28頭・卵38個)ため、飼育コストと時間的問題
  2. スマトラオオヒラタのマット飼育で良好な経過が見られているため

です。

1は言うまでもありませんね。^^;もちろん☆になってしまう個体や孵化できない卵もあるでしょうから総数というわけではないでしょうが、それでも50頭前後は飼育することになりそうです。

さすがにこれだけの数になれば飼育コストも当然ですが、それ以上に時間が足りません。^^;

菌糸ブロックを崩して菌糸ビンを詰めるのは、以外と時間がかかってしまうんですよね。

そして2ですが、こちらは『スマトラオオヒラタ』のカテゴリーを参照してみて下さい。

まだ全ての結果が出ているわけではありませんが、メスは概ね良好な個体が羽化し、オスもそこそこ期待が持てそうです。

何より羽化不全や途中で☆になってしまう幼虫やさなぎが菌糸に比べて格段に少ないため、本土ヒラタクワガタでもマット飼育を試してみたくなりました。

というわけで使うマットはこちら、

DOSさんの3次発酵クワガタマットです。

これを新しい飼育容器に詰めていきます。

今回はとりあえず幼虫が大きくなりつつあることとマットの劣化が気になったため、短期(約1ヶ月)での管理ということで、幼虫たちには200㏄のプリンカップをメインで使いたいと思います。

また、まだ孵化していない卵もあるかと思いますので、そちらは引き続き産卵セットで使っていたマットを使用したいと思います。

その上でしばらく様子を伺い、飼育数の調整等も考えていきたいと思います。

マットの入れ替え

それでは順次、幼虫たちのお引越しに取り掛かっていきますが、まずはこちらが現在の飼育状況です。

H-3ライン

割り出し時は幼虫9頭卵15個でした。

そしてそれが約1ヶ月経過すると、

途中で☆になってしまった幼虫もいましたので、幼虫が11頭と画像を取り忘れてしまいましたが、まだ孵化していない卵が相当数ありました。

で、新しいマットへお引越しを、

完了です。^^

H-4ライン

続いてH-4ライン。

こちらは割り出し時、幼虫9頭卵18個でしたが、

現時点では幼虫16頭と卵が多数。

こちらもH-3ラインと同じように、

お引越し完了です。

H-5ライン

最後にこちらは割り出し時、幼虫10頭卵5個でしたが、

なんと、卵が全部孵化していただけではなく、幼虫の生存率も100%でした。^^

最後に

まだ割り出しから1ヶ月ほどの飼育ですので何とも言えない部分もありますが、今回のマット交換で気になったのは、

『全体的にH-5ラインの幼虫が大きく育っていた』

ということです。

H-5ラインは最も大きな親虫(オス親=65㎜・メス親=35㎜)をペアリングしており、そのことが影響しているのでしょうか?

特にこの2頭は飛び抜けて大きく育ってくれていました。

また現時点では全てのラインにおいて10頭以上の幼虫を確保できています。

そのため飼育スペースの問題もあり、今後の飼育状況次第では里子も考えなければならないかもしれませんが、もうしばらくは幼虫たちの成長を見守っていきたいと思います。