みなさんこんにちは、鷹です!
あらためまして、新年明けましておめでとうございます!
2018年もカブトムシ・クワガタムシの採集・飼育に真剣に取り組み、そして楽しめるよう取り組んでいきますのでよろしくお願いいたします。
さて私は1月3日までのお正月休みを満喫していますが、親戚回りやら子供のお買い物やら、何かと用事に駆り出されてはいるのですが、合間を見つけてクワガタの世話をしております。
これだけまとめて時間が取れることは、年間を通してもそんなにありませんからね。^^
そんな中昨日の夜のことですが、元日からこちらの産卵セットを割り出してみることにしました。
目次
パラワンオオヒラタの産卵セット割り出し
ペアリングと産卵セットへの投入
2017年のパラワンの幼虫飼育では、ことごとく蛹化前後にメスを☆にしてしまい、無事成虫として羽化できたメスは1頭のみという散々な結果に終わってしまいました。
現在も幼虫はオス4頭を飼育しているのですが、先々を考えると少し心許無い飼育状況です。
そのため11月下旬にオス1頭・メス2頭の成虫を新たに加え、早速ペアリングしメスを産卵セットに投入していました。
ちなみにハンドペアリングに成功したのが12月1日。
その後メスには3日ほどたっぷりゼリーを与え、12月4日に産卵セットへ投入しました。
産卵セットの割り出し
メスを産卵セットへ投入してからほぼ1か月になります。
このタイミングで割り出しを行ったのには少し理由がありまして、
- メスが地上に出てくる頻度が高くなってきた
- エサ交換の際に確認できた卵が2個のみだった
実は1週間に約1度のエサ交換の際には、飼育ケースの外から産卵状況を確認していました。しかし目視できたのは2個のみで、この2個の卵は無事孵化してくれたのですが、どうもそれ以上は産卵の気配が感じられませんでした。
それに加えここ一週間くらいはメスが頻繁に地上に出てきており、ゼリーもそれほど多く食べているわけではなく、どうも産卵スイッチが切れてしまったような雰囲気です。
とりあえず少ないながらも幼虫の姿は確認できていますし、メスの体力や飼育スペースのことを考えても、これ以上長期間産卵セットで生活させるのは良くないと思い、今回の割り出しを決行した次第です。
とりあえず割り出し直前の産卵セットです。
フタを開けた様子はこちらです。
で、ひっくり返してみると、
こちらは以前卵の状態で確認していたのですが、年末に無事幼虫へと孵化してくれました。
とりあえず飼育ケースを取り除き、この幼虫の回収に取り掛かります。
無事回収完了です。^^
私は産卵セットの割り出しの際、極力取りこぼしを防ぐためにザルを使って少しずつマットをチェックしていきます。
そうすると、
ここでメスが出てきました。
縮こまってますね。^^;
とりあえず成虫飼育ケースへ避難させます。
そんなこんなで割り出し作業を進めていくと、
こちらにも幼虫発見。まだ孵化したばかりのようです。
というわけであまり期待せずに割り出しをはじめたのですが、結果を見てみると、
幼虫5頭。
しかも孵化直後の幼虫(左から2番目)以外は、早速マットを食べてくれているようです。
卵5個。
これは思った以上にたくさん取れました・^^
最後に
先日のスマトラオオヒラタの産卵セットほどの『爆産』とまではいきませんでしたが、幼虫・卵を合わせて10頭(個)、卵が全て無事孵化してくれれば、こちらのラインはほぼ計画通りです。
新年早々、良い意味で期待を裏切ってくれました。
とりあえず幼虫は個別に、卵は3個と2個に分けてプリンカップで管理していきます。
まずは幼虫がもう少し大きく育ってくれること、そして卵が無事に孵化してくれるように、産卵セットで使っていたマットを使い、同じ環境(飼育温度)で管理していきます。