タランドゥスオオツヤクワガタの幼虫、カワラ菌糸交換

みなさんこんばんは、鷹です!

2月1日に割り出しを行ったタランドゥスオオツヤクワガタの産卵セットからは、14頭もの幼虫を回収することができました。

みなさんこんばんは、鷹です! ついこのあいだ年が明けたばかりだと思っていたのですが、気が付けばもう2月。2018年も早くも1か月が終わって...

回収した幼虫たちはカワラ菌糸プリンカップで管理しているのですが、そこそこ高めの温度(24℃)で管理していること、さらにカワラ菌糸はヒラタケやオオヒラタケ菌糸に比べると劣化が早いようで、交換が必要な様子が見られます。

そこで割り出し・投入から約1ヵ月半になるのですが、タランドゥスオオツヤクワガタの幼虫たちのカワラ菌糸プリンカップを交換することにしました。

目次

カワラ菌糸プリンカップの交換

割り出し後の変化

まずはこちら、タランドゥスオオツヤクワガタの幼虫たちを入れてある、交換前のカワラ菌糸プリンカップの様子です。

割り出し及びカワラ菌糸プリンカップへの投入を行ったのが2月1日

そして今回、交換を行ったのが3月15日ですので、最初の投入からちょうど1か月半が経過したことになります。

少し個別に様子を見ていくと、

表面がかなり変色してしまっていますね。

またこちらはそれなりに食痕が広がっていたり、

中には『暴れ』とも取れるような状況のプリンカップも見られます。

このような状況から急遽、交換することにしたのですが、実は事前に菌糸ビンは用意しておりませんでした。^^;

ただ以前大量に作ったカワラ菌糸プリンカップを冷蔵保存していたため、本格的な菌糸ビン投入前の『ワンクッション』ということで、今回は再度、プリンカップに投入したいと思います。

幼虫たちの様子

さてそれでは割り出しから1ヶ月半が経過しましたが、果たして幼虫たちはどれほど成長してくれているのでしょうか?

何分にもタランドゥスの幼虫は初めての飼育なもので、その成長度合いも全く見当がつきません。

ただ今までに飼育してきたパラワンやスマトラなどと比較してみると、投入期間からすれば食痕の広がりが大きいような気がします。

これは少し楽しみですが、早速見ていきたいと思います。

まずはこちら、先程の暴れていた幼虫です。

オガがボロボロになっていますね。^^;

ちなみに体重はと言うと、

もう2gあります。

それでは続いて『プッチンプリン!』

プリンカップで飼育していると、こういうことができるのは便利ですね。^^

菌糸を崩していくと、

幼虫のお尻が出てきました。

ちなみにこちらの体重は、

先程の幼虫より一回りほど大きいですが、体重も3gありました。

さてお次は、

こちらも少し大きめです。

ただ体重は3g。

体重を計ったのは見た目に大きそうなこの3頭だけでしたが、それ以外の幼虫はこんな感じで、

もちろん大きい幼虫ばかりではなく、成長具合にも当然のことながら個体差があります。

ただ割り出し時は14頭の幼虫を回収したのですが、2頭が☆になっており生存していたのは12頭でした。

新たな菌糸へ投入

それでは新たな菌糸へ投入していきますが、大きめの3頭はこちらの菌糸ビンへ投入しました。

左から2本が1400㏄で、右端が1100㏄になります。

この3本は本来、産卵用に作っておいたのですが、我が家ではローゼンベルクオウゴンオニクワガタもタランドゥスオオツヤクワガタも菌糸ビンには産卵せず、カワラ菌糸レイシ材の方が相性が良さそうなので、使わずに冷蔵保存しておいたものです。

使用前に菌糸の様子を確認してみましたが特に問題はなさそうですので、しばらくこちらで管理していきたいと思います。

そしてあとの幼虫たちはこちら、

またしても同じカワラ菌糸プリンカップになりますが、しばらくこちらで時間を稼いで、食痕の様子を見ながらカワラ菌糸ビンを用意しておきたいと思います。

最後に

まだまだ分からないことだらけのタランドゥスオオツヤクワガタの幼虫飼育ですが、約1ヵ月半の飼育で感じたことは、

『比較的大食いで成長スピードも速い』

であることです。

タランドゥスは成虫も大食いですが、それは幼虫時代から始まっているような気がします。

そのため比較的成長スピードの速い部類に入るのかもしれませんね。

残念ながら割り出した14頭、全頭が生存というわけにはいきませんでしたが、何とか1頭でも多く成虫まで育て上げたいと思います。