みなさんこんばんは、鷹です!
前回の記事でメスの羽化をご報告させていただきましたパラワンオオヒラタクワガタですが、オスたちは羽化までにはまだまだ時間が必要です。
現在飼育している幼虫たちは産卵セットの割り出しが1月と4月だったため、羽化は来年の春から初夏ごろでしょうか?
いずれにしても今はまだ『成長期真っ只中!』ですね。^^
少しづつ成長の度合いを見ながら菌糸ビンを交換していたため、ご報告が滞っておりましたが、今回は10月初旬から最近までの、パラワンオオヒラタクワガタの幼虫たちの状況をご報告させて頂きたいと思います。
目次
10月18日と25日の菌糸ビン交換
さて、それでは10月18日の菌糸ビン交換の様子から。
P-2ライン
まずはP-2ラインです。
こちらは9月21日に43gで1400㏄に投入していましたが、菌糸ビンの準備が間に合わず、少し暴れさせてしまいました。
やはり暴れたせいで少しダイエットしてしまい36g。^^;
リバウンドしてくれるよう願いを込めて1400㏄へ投入ですが、少し体色も黄色味がかかってきているような、、、^^;
蛹化せずにもう少し大きく育ってもらいたいものです。
続いてこちら、
8月4日に18gで800㏄へ投入していましたが、暴れるでもなくちょうどいい感じに食い上げてくれているような感じです。
上部の菌糸を取り除くとすぐに幼虫とご対面できましたが、なかなかいい感じに大きくなってくれていたようです。
体重も38gと40gまであと一歩。
次回交換時には50gが目標ですが、とりあえず今回は再度1400㏄へ、
P-3ライン
続いてP-3ラインです。
こちらは9月2日に21gで500㏄へ投入していた幼虫です。
21gの幼虫に500㏄はさすがに小さすぎますが、この時は菌糸ビンの在庫がなかったため、早い段階で交換する予定で500㏄へ投入していました。
約1か月半の投入期間でしたが掘り出してみると、
丸まっていなければビンには収まりませんね。^^;
ちなみに体重は、
窮屈なビンの割には順調に大きくなってくれていました。^^
画像はありませんが、この幼虫は1400㏄へ投入しました。
10月25日の交換
続いて10月25日ですが、この日は18日に交換を迷っていたこちらの1本を交換しました。
そのためこれは『暴れの前兆』と判断し、急遽菌糸ビンの交換を行うことにしました。
さて、幼虫の様子は?
なかなかいい感じ?
こちらは用意していた菌糸ビンが800㏄しか余っていなかったため、短期計画で800㏄へ投入です。
11月29日の交換
ということで、前回の菌糸ビン交換からさらに1ヶ月強が経過しました。
前回の記事でもご紹介させていただきましたがその間にメスの羽化もあり、残りの幼虫の状況はこのような感じです。
P-2ライン
こちらは菌糸ビン飼育が残り4頭で、手前2本は9月21日に20gと13gで投入していますが、どうやらメスのようです。
そして奥の2本。
この2頭は先程ご紹介させて頂きましたが、10月18日にそれぞれ33gと36gで投入しています。食痕の様子からもう少し余裕がありそうですので、次の交換は12月~1月ごろになりそうです。
ただこちらのラインではこのようなことも、
8月4日に13gで800㏄に投入しており、菌糸の劣化が見られたため10月18日に掘り出してみたところ、
15gでメス確定!^^
ということでこちらに投入。
この幼虫は少し前に蛹化しており、おそらく12月中旬までには羽化してくれるかと思います。
そしてこちら、
こちらは産卵セットの割り出しからずっとマット飼育しており、9月22日に1400㏄へ投入したものの、全く食痕が見られません。
そのため中の様子を確認してみると、
幼虫がほぼ跡形もなく消滅してしまいました。
非常に残念ですが、このラインは残りの4頭に期待したいと思います。
P-3ライン
それでは最後にP-3ラインです。
こちらは残り5頭となっており、手前右のみがメスで残りはオスのようです。
そして今回はこちらの2本を交換、
8月21日に500㏄へ投入したメスと、先程ご紹介した10月25日に33gで800㏄へ投入したオスです。
まずは500㏄の方から。
こちらは間違いなくメス確定ですね。^^
とりあえず体重は、
17gでした。^^
こちらは体色等から判断すると、おそらく間もなく蛹化すると思われます。
ということで今回はマットへ投入です。
そして10月25日に菌糸ビンがなかったため、33gで800㏄へ投入していた幼虫。
かなりいい感じですが体重の方は、
これまでで最大となる47gまで成長してくれていました。^^
で、本来なら2300㏄へ投入す法が良かったのかもしれませんが、またしても菌糸ビンの在庫がなかったため1400㏄へ投入。
こうして改めて見てみると体色も白っぽく、まだまだ大きくなってくれそうな雰囲気です。
次回交換時には50gオーバーを期待したいと思います。
最後に
パラワンオオヒラタクワガタもメスがほとんど蛹化、および羽化し、今後はオスの幼虫飼育がメインになっていきます。
幼虫の間にできるだけ大きく育って欲しいという思いはありますが、前期のパラワンブリードではことごとくオスの羽化に失敗しているため、まずは『完品羽化』を第一に考え、注意深く見守っていきたいと思います。