2021年、初採集

みなさんこんばんは、鷹です!

またしても『超!』久々の更新で失礼いたします。<m(__)m>

今年の夏は『梅雨明け』⇒『猛暑』⇒『豪雨』と目まぐるしく変化し、私自身もこれまで体験したことのないような変化に少し戸惑いを感じています。

それに加え世の中はまだまだ予断を許さない状況ですが、、、、

とにかく、一つ一つできることを確実に!

そして苦境を乗り越えていけるように、気持ちだけは前向きに進めていきたいと思います。

で、『本題』と言っても約1ヶ月前のことで恐縮ですが、2021年初採集へ行ってきましたので、その様子をご報告させていただきたいと思います。

目次

7月21日

私の仕事はサービス業で毎週木曜日が休みなのですが、それに加え『第三水曜日』も休日となっています。

そのため7月は21日(水)・23日(木)は連休となっていました。

ちょうどこのころは梅雨が明けるか明けないかという時期で、夜間はまだまだ気温も低かったのですが、やはり夏を感じると無意識に早起きになってしまう(年かも^^;)傾向にあり、21日はかなり早く目が覚めてしまいました。

ただ今年は

・国産カブトムシ⇒累代

・ノコギリクワガタ⇒昨年ブリードの羽化年

ということで、国産種の新規採集は予定していませんでした。

でもせっかく早く目が覚めたことだし、『ちょっと様子を見るだけでも』ということで、早朝のお散歩気分で採集場所へ出かけてみました。

予想外の出来事

そんな感じで自宅を出発したのは午前4時半ごろ、採集場所へ到着したのは午前5時ごろになっていました。

過去の事例からするとこの時間、しかも現地の気温は約19℃ということで、カブクワに出会える確率はかなり低いと思われます。

それに加え採集ポイントの木を見てみると、

かなり切り取られ寂しい状況になっていました。

私がメインで採集しているポイントは『森林』というより、『農道に生えてる数本のクヌギ』で、ご覧のようにすぐそばには田園があります。

おそらく現地の方が農作業の妨げになるため伐採されたのでしょうが、これまでに見たこともないほどに寂しい景観へと変わり果てていました。

実はこの時点でほぼ『あきらめモード全開』

呆然と眺めながら腰を下ろしたところ、とんでもないものを発見してしまいました。

はい!

『ミヤマクワガタのペアです!』

あまりにも予想外の出来事、しかもメイトガードしている最中ということもあり、撮影するよりも確保を優先してしまいました。^^;

ちなみに見つけたポイントはこちら、

画像中央下部に赤丸がありこの時点ではカナブンが映っていますが、発見時はここでオスがメスの上に覆いかぶさり、メイトガードしている最中でした。

このポイントでミヤマクワガタを採集するのは実に約10年振りでしょうか?

以前は特に意識することもなく採集できたのですが、ここ数年は全く目にすることができずにいました。

ただよくよく考えてみるとここ数年は、梅雨が明け採集ポイントの気温が23℃以上になる日を狙って出かけていましたが、この日は20℃を切り約19℃

ミヤマクワガタは元々低温を好むため、たまたま条件が合い少し高度が低いこの場所へも降りてきたんでしょうね。

メスは約32㎜前後でかなり小振りですが、オスはご覧のように、

左中足の符節は欠け上羽には多数の傷がありますが、体長は約63㎜とまずまずの大きさです。

ちなみに角度を変えて撮影してみると、

やはり独特の形状をしていて、カッコいいの一言です。^^

ミヤマクワガタのブリード開始

ということでまたしても『悪い虫』が発動してしまいました。^^;

何年もお目にかかれなかったミヤマクワガタ、しかもメイトガードしている最中ということは確実にペアリングできているはず。

ということで採取から1週間後、

産卵セットに投入です。

今年は飼育種の見直しも兼ねて飼育数も減っており、丁度ワインセラーも空きがあるので、初のミヤマクワガタのブリードにチャレンジしてみたいと思います。

最後に

さて7月28日に産卵セットに投入しましたが、なかなかメスが産卵していそうな気配が感じられません。

というのもこの時は余っていたDOSさんの3次発酵クワガタマットを使用しましたが、どうもミヤマクワガタはカブトムシの幼虫飼育に近いマットの方が、よく産卵してくれる傾向があるようです。

そのため先日、月夜野きのこ園さんの『黒土マット』を購入し、産卵セットを組みなおしてみました。

ちなみにその時は1度目の割り出しとなったのですが、

とりあえず画像に卵が1個、この後3個の卵を回収することができました。

そして新たなセットに改めてペアを投入、

現在は第2ラウンドのブリードにチャレンジしています。

思いがけない採集から初ブリードにチャレンジすることになりましたが、はやりこのような形でも『新種』というだけで気分も高まってしまいます。

何とか引き続きご報告できるよう、しっかりと飼育管理していきたいと思います。

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