みなさんこんばんは、鷹です!
ブログ再開を機に少しづつ過去の投稿も見返しているのですが、現状の飼育状況までかなりのギャップがありますね。^^;
進展や新たな発見があったもの、もちろんそうではないものもありますが、少しでもわかりやすく、現在の飼育状況に追いつけるようにご報告していきたいと思います。
目次
国産カブトムシの飼育状況
ということで今回は『国産カブトムシ』の飼育状況です。
2020年の夏に屋外採集した小型のメスに産卵させ育てていた幼虫たちは、2021年6月半ばから順調に成虫へと羽化してくれました。
その後すぐにオスとメスを隔離し、お気に入りのオスとメスを選別して、2021年はF2(同血統2代目)のブリードにチャレンジしました。
ここまでの経緯はこちらの記事でご紹介させて頂きました。
その後このペアは産卵セットに入れたままのんびり飼育していたのですが、先日ご紹介したミヤマクワガタほどではありませんが、ブリード個体とは思えないほど長生きしてくれました。
画像を残してなくて残念なのですが、オスは9月中旬、メスは10月初旬まで生存してくれました。
これは少し前から感じていたことなのですが、国産・外国産を問わずカブクワは飼育状況下では自然界とは少し異なる生態を見せてくれますね。
寿命の短い国産種が長生きしたり、冬眠することのない外国種が低温管理によって、それに近い状況を示したり。
話が少しそれてしまいましたが、メスが☆になった直後の10月初旬、産卵セットの割り出しを行いました。
ただこのメスは少し産卵時期が遅かったらしく、この時点では卵と初齢~2齢幼虫での回収でしたが、その後は順調に孵化、そして幼虫も育ってくれており、12月初旬に間近では最後のマット交換を行いました。
幼虫の状況
そしてその時の様子がこちら。
例のごとく国産カブトムシは多産してくれるので相当数は里子に出し、手元には23頭ほどを残して飼育しています。
このパターンは2020年と同様ですが、私の飼育環境ではこれぐらいの数がベストになります。
そしてこの時点での最大がこちら。
過去の国産カブトムシの幼虫飼育と比べてみてもまだまだ小型ですが、ここからでも蛹化までには十分に大きく育ってくれる可能性があります。
最後に
ということで最近は外気温もそうとう低く、温度管理していない国産カブトムシの幼虫たちは、ほとんど動きが見られません。
外気温にも左右されますが、順当にいけば次回のマット交換は3月中頃~ということになります。
国産カブトムシは昨年、大きさはともあれとても形の良い個体が多く羽化してくれました。
今年も好みの個体を目指し、栄養をたっぷり与え飼育していきたいと思います。