みなさんこんばんは、鷹です!
つい先日、ここ大阪でも梅雨入りが発表されました。
これからしばらくは雨と湿気の多い、じめじめとした気候が続きそうですが、私は『梅雨入り』という言葉を耳にすると、少し心のスイッチが入ってしまいます。
もうお分かりですね?^^
私は今でこそブリード・飼育にもはまってしまっていますが、元々私は『採集大好き人間』です。
採れる種は昔ほど多くなく、見られる数も少なくなってしまいましたが、やはり山のあの独特な雰囲気は何とも言えません。
今年は時間が取れずまだ一度も採集ポイントへ出かけていませんが、可能な限り出かけてみたいと思います。
ところでこのような季節を感じてか?ついに『昆虫の王様』が目を覚ましたようです。
目次
カブトムシの蛹化から羽化
そうです、ついに2018年・第一号のカブトムシが無事羽化し地上に出てきました!
しかもオスが2頭も同時に!
ということで普通の流れでいけばこの2頭の詳細をお伝えするところなんですが、カブトムシに関しては4月のマット交換以降記事にしていませんでしたので、これまでの経緯を少しご紹介したいと思います。
蛹化
昨年12月のマット交換以降、カブトムシの幼虫たちは冬眠時期に入ってしまったようで、マットもほとんど減らない状態が続いていました。
しかし3月初旬から少しづつ変化が見られ、3月下旬には目に見えてマットが減ってきたため、少し遅れてしまいましたが4月19日にマットの交換を行いました。
ただこのころになるとかなり気温も上がってきており、マット交換も少し遅れ気味だったこともあり、5月2日には早くも蛹室を作っている様子が見られるようになりました。
そしてそれから約一週間後の5月10日、
1頭がさなぎへと蛹化。そして他の幼虫も前蛹であることが確認できました。
さらに5月17日、
飼育ケース側面に見えている全ての幼虫が蛹へと蛹化してくれました。
羽化
最初に蛹化を確認できたの5月10日だったため、5月下旬から6月初旬には羽化が始まるだろうと考え、毎日のように飼育ケースの側面に見えているさなぎの様子を確認していました。
すると、
6月1日、ついに2018年第一号のカブトムシが成虫へと羽化してくれました!
画像では少し分り難いですがこちらはメスです。
カブトムシは成虫へと羽化すると、比較的早い期間で地上へ出てきて活動を始めます。ただ再三お伝えした通り、今期は一つの飼育ケースに5頭づつの多頭飼育を行っています。
羽化した成虫が地上へ出てきてくれるだけなら良いのですが、再度地中へ潜ったり暴れまわったりしてしまうと、他のさなぎへ危害を加えてしまう可能性があります。
そのため一度地上へ上がってきた成虫は、速やかに他の飼育容器に移動させる必要があります。
そう思い毎日観察を続けていたところ、
6月7日にオスが2頭、地上へ出てきていることに気付きました。
しかしこの時点で、飼育ケースの側面に確認できていた成虫には動きが見られません。
つまりこの2頭のオスは飼育ケースから見えない位置に蛹室を作り、そこから蛹化・羽化を経て地上に出てきたということになります。
また飼育ケースの側面に見えている個体の蛹化・羽化時期から考えると、この2頭は5月下旬にはすでに羽化していたと考えられます。
カブトムシの大きさ(体長)は?
ということで他の個体に影響を与えてしまわないように、発見後すぐに取り出し個別飼育に切り替えます。
どちらも羽化不全は見られず、非常にきれいな個体です。
さらにこの2頭、ほぼ同じ大きさに見えるのですが、早速体長を測ってみたいと思います。
まずは1頭目、
約80㎜ありました。^^
幼虫が全体的に昨年よりも大きく育ってくれ期待はしていましたが、とりあえず『親越え』の目標は達成することができました。
ちなみに今期のカブトムシたちの親はこちら、
なんとか親越えは達成し、オス親の赤身のある体色も受け継いでくれたようです。^^
それでは2頭目、
こちらも体長は約80mm。
第一印象通りこの2頭はほぼ同じ大きさでした。
ただやはり80㎜もあれば、カブトムシのオスも非常に大きく感じます。今年のカブトムシのブリードは、ひとまず『成功』と言ってよさそうです。
また少しでも大きさを実感していただきたくて、このような画像も撮影してみました。
なんとなくお分かりいただけましたでしょうか?
カブトムシは地上に出てくれば後食も比較的早いため、ゼリーを入れて個別飼育していきます。
最後に
2頭のオスの誕生に気を良くした翌日、さらにもう1頭オスが地上に出てきていました。
そこでこちらも早速、体長測定を、
同じく約80㎜ですね。^^;
どうやら今年はこのサイズがメインのようです。
ただ幼虫時の最終体重を振り返ってみると、
4月19日の時点で、
『27g・27g・27g・28g・37g・39g・39g・39g・41g・42g』
でした。
多頭飼育のため現在出てきている3頭がどれに該当するかは不明ですが、まだまだ大型が羽化してくる可能性は十分にありますね。^^
今後の羽化にも期待していきたいと思います。