オオクワガタのブリード開始

みなさんこんばんは、鷹です!

私は現在、パラワンオオヒラタクワガタやスマトラオオヒラタクワガタなどの外国産クワガタも飼育していますが、やはりクワガタを飼育する上でどうしても外すことができないのが、日本では最大になるクワガタ、『オオクワガタ』だと考えています。

かつては『黒いダイヤ』とも呼ばれ、高値で取引されたり乱獲されたり。

現在では野生の個体を見ることも非常に困難な状況になっていますが、オオクワガタはその希少性に反し、とても丈夫飼育し易いクワガタだと言われています。

私は現在、オス1頭メス4頭合計5頭のオオクワガタの成虫を飼育しているのですが、先日、ブリードを開始しましたので、その様子をご報告させていただきたいと思います。

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目次

ブリード個体のご紹介

私が現在、飼育しているオオクワガタの成虫たちは、『産地・累代不明』ということでYahooオークションに出品されていたのを、落札させていただいた個体たちになります。

このオオクワガタたちが我が家へやってきた時の様子は、こちらの記事を参照してみて下さい。

みなさんこんばんは、鷹です! ここのところ少しブログの更新が滞ってしまいました。^^; 実は大変久しぶりのことなんですが(5~6年ぶり?...

この時、私はオオクワガタの飼育は全くはじめてということで、血統や産地には全くこだわっておらず、一般的に取引されているオオクワガタと比べると、かなりお得なお値段で落札することができました。

それではこの5頭のオオクワガタの中で、今回、ブリードにブリードに使用する個体をご紹介させていただきたいと思います。

オオクワガタ オス 産地・累代不明

まずはオスですが、オスは1頭しか飼育していないため、必然的にこちらの個体になります。

オオクワガタ オス 産地・累代不明 約71㎜

オオクワガタ オス 産地・累代不明 約71㎜

オオクワガタ オス 産地・累代不明 約71㎜

はじめて我が家へやってきて手に取ってみた時は非常に大きく感じられたのですが、パラワンオオヒラタクワガタやスマトラオオヒラタクワガタを毎日見ていると、非常に小さく感じられてしまいます。

ノギスで測ってみると大きさはこんな感じで、

オオクワガタ オス 産地・累代不明 約71㎜

約71㎜ほどあります。

オオクワガタ メス 産地・累代不明 約47㎜

続いてメスですが、こちらは約42㎜から約48㎜まで合計4頭のメスを飼育しているのですが、こちらは2番目に大きい、約47㎜の個体を使用したいと思います。

オオクワガタ メス 産地・累代不明 約47㎜

オオクワガタ メス 産地・累代不明 約47㎜

オオクワガタ メス 産地・累代不明 約47㎜

ちなみにこちらはノギスを当ててみるとこんな感じです。

オオクワガタ メス 産地・累代不明 約47㎜

ちなみに今回、こちらの個体を使用することに決めたのには、特に大きな理由はありません。

ブリードに備えて少し前から自作温室内で飼育していたのですが、最もゼリーの減りが早かったため、こちらの個体を使用することにしたのです。

産卵セットへ投入

オオクワガタの成虫たちは我が家へやってきてからも常温で飼育していたため、つい最近まで越冬(冬眠)状態でした。

そのため先にも記載しましたが、2月に入ってからすぐに自作温室内に移動させ、活動をはじめてもらっていました。

それから10日余りが経過しましたので、産卵セットを組んでその中で同居生活をスタートさせました。

オオクワガタはオスによるメス殺しがほとんど起こらないため、ハンドペアリングをせずに同居生活で全く問題ありません。

唯一気を付けなければならないのは、メスが産卵を開始するとオスの脚を噛みちぎったり、最悪の場合はオスに襲い掛かり食べてしまうこともあるようです。

そのためメスが産卵木を削るなど産卵の兆候が見られた時は、速やかにオスを取り出してあげなければなりません。

とにかくこのような事故が起こらないように日々産卵セットの中を観察しながら、適正な時期が来ればオスを取り出したいと思います。

最後に

しかしいくら外国産の大型のクワガタに目が慣れてしまったとはいえ、やはりオオクワガタはヒラタクワガタの仲間とは一味変わった形をしており、その生態と合わせて魅力的なクワガタであることは間違いありません。

今後は注意深く観察を続け、とりあえずは『10頭以上の幼虫の採集』を目指して、ブリードしていきたいと思います。

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