パラワンオオヒラタの蛹化準備

みなさんこんばんは、鷹です!

最近、やけに昼間の気温が高いと思ったら、すでに4月が始まっていましたね。^^;

先週あたりから大阪では『春』と言うより『初夏』を思わせるような陽気が続いており、本当に過ごしやすい時期がやってきました。

もちろん朝晩はそれなりに気温も下がりますが、家の中では1年を通しても最も快適な時期なのではないでしょうか?

そんな季節の変化を察知したのか?

3月の末ごろからはこんな光景も見られるように、

冬眠から目覚めた本土ヒラタクワガタのオスです。

もうすでにゼリーを食べ始めているのですが、今年も元気な姿を見せてくれました。^^

こうして冬眠から目覚めたクワガタたちを見ていると、シーズンも間近ということを改めて実感しますが、今回の記事はヒラタはヒラタでもこちらのヒラタ、

日本の本土ヒラタクワガタとは比べ物にならないくらい大きい、

『パラワンオオヒラタクワガタ』

の、オスの幼虫たちの経過報告です。

目次

パラワンオオヒラタクワガタのオスの幼虫

これまで何度かご紹介してきましたが、私は現在、蛹化を間近に控えたパラワンオオヒラタクワガタのオスの幼虫を4頭飼育しています。

この4頭は昨年の3月に割り出した幼虫たちで、その時の詳しい様子はこちらから、

みなさんこんばんは、鷹です! パラワンオオヒラタクワガタの飼育をはじめてからすぐにチャレンジしているブリードですが、WDのペアを投入した産...

そしてその後の詳しい飼育経緯はカテゴリー『パラワンオオヒラタ』で見ることができますので、よろしければ参考にしてみて下さい。

ところで割り出しから既に1年が経過し、そろそろ本格的に蛹化する準備をはじめてくれたようです。

3頭目も『暴れ』?

さて、まずは現在の幼虫たちの様子ですが、

全て同じ菌糸ビンを使い同じ環境で飼育してきたのですが、2頭は暴れが見られたため、それぞれ1月3月からマットで飼育しています。

みなさんこんばんは、鷹です! 少し前に何度かご報告させていただいておりましたパラワンオオヒラタのオスの幼虫ですが、 考えられる暴れの...

ところで上の画像をご覧頂ければ、もうお分かりかと思いますが、菌糸ビン飼育を続けている2頭のうち1頭も、ついに暴れが発生してしまいました。

菌糸ビンを回転させてみると、

この画像は3月29日に撮影したものなのですが、幸いこの時は暴れ始めて2~3日といったところですので、以前の2頭のように地上に出てくるまでは至っていません。

これは手遅れにならないうちに、早々へマットへ移動してもらうことにしました。

マットへ移動

ということで早速掘り出してみたいと思いますが、まずは菌糸ビンのフタを開けてみると、

やはりまだ地上には出てきていませんでした。

ただ菌糸ビンのかなり上部に幼虫がいることは確認済みですので、幼虫を傷つけないよう少しづつ慎重に菌糸を掘り起こしていきます。

すると、

早速幼虫のお顔とご対面。

個人的には今までの幼虫より一回り大きいようにも見えるのですが、果たして体重は?

予想に反してまたしても57g。^^;

これは3月にマットへ移動させた幼虫と、全く同じ重さになります。

最初にマットへ移動させた幼虫はともかく、これで2頭連続で57gということになりました。

これはひょっとするとこの血統の大きさの限界なのかもしれませんが、とにかくマットへ移動して頂きます。

と、その前にこちら、

本来は素手で触るべきではありませんが、少しは大きさを実感していただくための参考になるでしょうか?

パラワンの幼虫としてはまだまだですが、さすがに50gを超えると何度見ても大きく感じてしまいます。

ということでマットへ移動させますが、

用意していたビンの大きさは、今まで飼育していた菌糸ビンと同じ2300㏄です。

ただ幼虫があまりにも大きいためビンの上部いっぱいまではマットを詰めず、幼虫が潜るための穴も少し大きめに開けておきました。

それでは幼虫を投入!

ゆっくりと時間をかけ、何とか無事に潜っていってくれました。

ちなみに幼虫をマットへ投入したのは3月29日のことだったのですが、4月1日にはご覧の通り、

なんとか落ち着いてくれているようですが、あとはここまでくればしっかりと蛹室を作ってもらいたいものです。

ところで菌糸ビンで飼育している最後の1頭の様子は、

少しアップで見てみると、

心なしか蛹室を作り始めているように見えなくもありませんが、できればこのまま暴れずに蛹化して欲しいものです。

蛹化直前

それでは最後に先行してマット飼育している2頭の様子です。

まずはこちら、

3月12日にマットへ投入した幼虫です。

ビンを回して見てみると、

幼虫の姿が確認できますが、よく見てみるとすでに蛹室を作っているようで、3月の末あたりからずっとこの場所から移動していません。

まだ『前蛹』とまではいきませんが、同じ場所に留まっていることから、このまま蛹化してくれるものと思われます。

そしてこちら、

1月にマットへ移動し、3月にマットを交換した幼虫です。

こちらは3月の中頃からずっと同じ場所に留まっており、3月29日現在の様子がこちら、

少しわかりにくい画像で申し訳ありませんが、肉眼で見ると『前蛹』になっているのがはっきりと確認できました!

最後に

割り出しから1年以上経過し、ついにパラワンオオヒラタのオスの幼虫たちも、確実に蛹化しようとする姿が確認できました。

ふと思い返してみればこのオスたちの『お姉さん』は、すでに結婚を終え現在は産卵活動の真っ最中なんですよね。

みなさんこんばんは、鷹です! 前回の記事でご紹介させて頂きましたが、昨年から飼育してきたパラワンオオヒラタのオスの幼虫たちも、そろそろ成虫...

お姉さんは11月に羽化しましたが、このまま順当にいけば弟たちは5月~6月ごろには羽化しそうです。

こうして同時期に産卵していても、オスとメスでは羽化までにかかる時間に差があることはよく知られています。

これはひょっとすると、

『血の弊害(同血統同士の交配を繰り返すこと)を防ぐための自然の摂理』

なのかもしれませんね。^^