みなさんこんばんは、鷹です!
いつの間にやら4月も後半に差し掛かっていますね。
この時期になると冬眠していた国産クワガタたちも活動を開始し、何かと飼育管理が忙しくなってしまいます。
特に今年は外国産クワガタの飼育種やブリードを増やしたこともあり、正直なところ飼育管理に追われ、ブログの更新が追い付いていないというのが現状です。
そのため記事にタイムラグが出たりもしてしまいますが、頑張って更新していきますのでそこはどうかご勘弁下さい。<m(__)m>
ところで今回はこちら、
12月にマット交換をしてから、時々水分を補給するだけでほぼ『放置状態』だった国産カブトムシのマット交換です。
目次
マットの減り
昨年の12月にマットを交換してからは、約2週間に1度くらいの割合で霧吹きで補水するぐらいで、ずっと放置状態が続いていました。
私は自宅内の廊下に飼育ケースを置いているのですが、さすがに気温が低くカブトムシの幼虫たちもほとんど食事をしていないようで、マットもほとんど減っていませんでした。
こちらは昨年12月の飼育ケースの様子です。
ところが3月に入り、徐々にマットの量に変化が見られるようになりました。
上の画像はまだかなり寒い、3月8日の様子です。
そしてこれが少し気温が上がり始めた3月22日になると、
かなりマットが減ってしまっているのがお分かりいただけますでしょうか?
そしてさらに約1ヶ月が経過した4月19日、
ここまでくれば一目瞭然ですね。
マットの準備と交換方法
本当は4月の初旬あたりに交換したかったのですが、何かと忙しくて本日(4月19日)の交換となってしまいました。
ただマットは事前にガス抜きを済ませ準備しておいたのですが、今期のカブトムシの幼虫たちはずっとこちらのマットを使用しているので、今回も同じものを使います。
フォーテック社の『カブト1番
私は少し大きめの飼育ケースを使い5頭ずつ多頭飼育しているため、今回は4袋(40ℓ)を用意しました。
事前に1週間ほどガス抜きをしていたため少し乾燥気味です。そのため加水しながらよくかき混ぜていきます。
そして今回は飼育ケースの半分強ほどマットを入れ、少し硬めに押し固めていきます。
普段のマット交換ではこのようなことはしませんが、この時期にマットを交換すれば間もなくカブトムシの幼虫は蛹化(さなぎになること)をはじめます。
飼育環境や温度にも左右されますが、我が家ではほぼ例年、4月末ごろから5月中にかけて蛹化します。
そのため少しでも幼虫がしっかりした蛹室を作れるように、このようにマットを押し固めておきます。
そしてその上に、さらに軽くマットを入れて完成です。
カブトムシの幼虫の体重
あとは幼虫を取り出して移動させるだけですが、この4ヶ月の間にどれくらいまで育ってくれているでしょうか?
幼虫の大きさはそのまま成虫の大きさに影響するので非常に興味深いところです。
それでは順に見ていきたいと思います。
以上のような結果になりました!
詳しく雌雄判別は行っていませんが、おそらく20g台の幼虫はメスだと思われます。
そして私がカブトムシの幼虫の体重測定をはじめて初となる、40gオーバーが2頭も出てくれました!^^
さすがに一目見て『大きい!』と感じてしまいます。
ちなみにこの幼虫たちの体重の推移をまとめてみると、
・11月⇒『21g・24g・24g・26g・33g・33g・33g・34g・35g・35g』
・12月⇒『23g・23g・24g・25g・32g・32g・33g・34g・34g・35g』
・4月⇒『27g・27g・27g・28g・37g・39g・39g・39g・41g・42g』
という結果になります。
つまりマットが減り始めた3月初旬ごろから、急激に成長したと言えるでしょう。
ただこれを見て一つだけ悔やまれるのは、
『少しマット交換が遅すぎた?』
ということです。
あと1ヶ月早くマットを交換しもっとたくさんの栄養を与えていれば、もう少し大きく育っていたかもしれませんね。
最後に
今年はカブトムシの幼虫で初の40g台が見られ、今から羽化が非常に楽しみになってきました。^^
少し昨年の記録を振り返ってみると、
最大が37gでした。^^;
今年は確実に『親越え』できそうですが、
とにかく羽化不全がなく、成虫として1日でも長く活動してくれる元気なカブトムシを期待しています。