みなさんこんばんは、鷹です!
今年こそはこまめにブログを更新していこうと年初に決意したはずなのですが、気が付けば前回の投稿からすでに1ヶ月以上が経過してしまっているではありませんか、、、^^;
その間に世間はコロナウィルスで大変なことになってしまっていますが、私自身は特に影響を受けているわけでもなく、、、ただ単に飼育管理作業に追われて記事を書く時間を作ることができませんでした。^^;
がしかし、このままだと昨年の二の舞になってしまうのは明白ですので、ここは再度気持ちを切り替えていきたいと思います。
そのためしばらくは一つの区切りをつけるという意味で、飼育状況をある程度まとめてご報告させて頂きたいと思いますが、まずはパラワンオオヒラタクワガタから。
パラワンオオヒラタクワガタは『P-4ライン』ということで、昨年の10月下旬からブリードを開始しています。
目次
その後の産卵セット
このラインではまず11月21日に産卵セットの割り出しを行い、幼虫4頭と卵3個を取り出すことができました。
ただ幼虫飼育数としては少し少なすぎるため、メスはそのまま第2ラウンドの産卵セットへ入って頂きました。
しかしこの2ラウンド目ではメスはあまりマットの中へ潜ってくれず、またかなりの数のコバエが発生してしまったため、約3週間の投入期間で12月12日に割り出しを行いました。
この時は全く期待をせず割り出しを行ったのですが、なんといい意味で期待に反して卵3個を取り出すことができました。
ということでここまでの経緯はこちらの記事で。

さて2ラウンドの産卵をこなしてくれたメスですが、2ラウンド目の様子や産卵数が減ったこともあり、さすがにこれ以上は無理と判断し通常の飼育ケースで個別管理しておりました。
が、不思議なことに『ゼリーを食べては俳諧』を繰り返していたため、飼育スペースに少し余裕もあったことから、『ダメ元』で3ラウンド目の産卵セットで管理することにしました。
産んでも産まなくても少しでも広い方がメスも落ち着くでしょうし、すでに先の2ラウンドで10頭ほどの幼虫は確保できていますので、今回の産卵セットは本当に『のんびり』です。
その後は特に意識もせず定期的にゼリーの入れ替えのみ行っていたのですが、
投入から1ヶ月が過ぎたころ、なんと幼虫の姿を確認することができました。
ただ今回の産卵セットは特に期待していたわけでもありませんので、もう少しこのまま様子を見てみることに。
がちょうどこのころからまたしてもコバエが発生し、しばらくは我慢しながら飼育を続けていたのですが、あまりにも状況が悪化してきたため投入から約7週となる2月13日、ついに割り出しを行うことにしました。
早速マットをひっくり返してみると、
いきなり幼虫4頭とご対面です。^^
ここからは慎重にマットの中を点検していき、
マットの中央付近で無事メスも回収できました。
顎先も欠けていますがまだまだ元気です。^^
で、結果は、
なんと幼虫9頭と卵3個を回収することができ、まさかのこの3ラウンド目が最も多い産卵となりました。
その後卵は2個が孵化し1個は孵化できませんでしたが、11頭の幼虫は元気にマットで生活しています。^^
幼虫飼育の経過
前回の記事でもご紹介させて頂いたように、1ラウンド目で回収できた7頭の幼虫のうち6頭は12月12日に菌糸ビンでの飼育をスタートしましたが、残りの1頭も1月2日に菌糸ビンへ投入しました。
これぐらいだとパラワンだとは思えないほど可愛いですね。^^
ちなみに体重は、
正確な孵化日は記録していませんでしたが、11月21日に卵で割り出し1週間以内には孵化したので1ヶ月強といったところです。
そう考えればさすがにオオヒラタ、成長が早いですね。^^
続いて2ラウンド目に回収できた3個の卵ですが、
こちらは割り出しから3週間ですが、無事全頭孵化し順調に育ってくれていました。
この大きさになればかなり幼虫も丈夫になっていますので、ここからは菌糸ビンで飼育していきたいと思います。
ということで1~2ラウンド目幼虫たちは1本目の500㏄の菌糸ビンに投入してから2~3ヶ月が経過しました。
すると、
まだもう少し引っ張れそうなビンもありますが、中にはすでに交換時期、
というより交換時期を過ぎていますね。^^;
ということで最近は少しづつ菌糸ビンの交換を進めています。
上の3頭は体重や頭部の大きさからしてもメスだと思われますが、
この2頭は、、、おそらくオスでしょうね。^^;
どうもパラワンやスマトラオオヒラタは、この時期のこれくらいの大きさの時が最も雌雄の判別がし難く感じます。
これくらいまで育ってくれれば確実にオスと判るのですが、、、。
ちなみに現時点での最大はこちらです。
500㏄の菌糸ビンに投入し、ちょうど3ヶ月で42gです。
いつもながらパラワンの幼虫はその成長速度に驚かされるのですが、500㏄1本でここまで育ってくれればコスパもそれほど悪くはありませんね。^^
最後に
合計3ラウンド・約4カ月という長丁場の産卵期間でしたが、何とかこの『P-4ライン』も21頭の幼虫を確保することができました。
前期のブリードではかろうじて100㎜オーバーを1頭羽化させることができましたが、今期も引き続き100㎜オーバーを目指して管理していきたいと思います。
ただ正直なところ飼育スペースの制約上21頭は少し多すぎるかと思いますので、3ラウンド目の幼虫は様子を見ながらヤフオクに出品する予定です。
もし興味がある方はこちらもチェックしておいて下さいね。^^