みなさんこんばんは、鷹です!
いよいよ『平成』の時代が終わりを告げ、『令和』の時代が始まりますね。
今年に入ってから『平成最後の』という言葉をあちこちで耳にし見かけましたが、これから数日は『令和初の』・『令和最初の』という言葉が飽和することになるでしょう。
私なんかがこんなことを言うのもなんですが、例え元号が変わり時代の呼び名が変わっても、時間そのものが生まれ変わるわけではありません。
いつものように朝を迎え人それぞれの生活を送り、そして同じように夜を迎え1日を乗り越えていきます。
つまり基本的には何も変わらないのですが、、、、
やはり『人の意識の力』というものは何よりも強大だと感じています。
私たちは幸運にもこの時代の移り変わりに立ち会うことができました。
それならばせめて些細なことでも、他人からはつまらないと思われることでも、ほんの少し『意識』していくことで『より良い令和』、そしてそれぞれの人生を作り出していくことができるのではないでしょうか?
私が平成の時代に見た『青空』と、令和を迎えて見る『青空』は何も変わりませんが、見る者の心ひとつで違って見えるものです。
いつも奇麗な『青空』を見ることができるように、その日その日を精一杯生きていきたいと思います。
さて、いつも以上に長い前置きになってしまいましたが、このタイミングなのでどうかご容赦下さい。<m(__)m>
それでは本題です。
目次
小さなスマトラオオヒラタ^^;のブリードの状況
昨年の11月にふとした思い付きから開始したこちらのブリード。
『小さな親からどれだけ大きな子が生まれてくれるのか?』
ということを考察することが一番の目的でしたが、58㎜のオスと43㎜のメスという本土ヒラタクワガタにも及ばないサイズにも関わらず、12月20日の産卵セットの割り出し時には、
- 幼虫=14頭
- 卵=18個
という、そのサイズからは想像することもできない爆産となりました。
その後卵も順調に孵化してくれたのは良かったのですが、さすがにこの数は飼育スペースを占領してしまいますので、10頭のみを手元に残し残りはヤフオクで『里子』として旅立っていきました。
ただ上の記事を書いた時点では10頭確保していたのですが、もう1頭追加で里子に出してしまったため、最終的には9頭での飼育開始となりました。
そして1月に先行して7頭を菌糸ビンへ投入。その後遅れて2月中旬に残りの2頭も菌糸ビンへ投入しました。
それぞれ1本目の菌糸ビン投入から2~3カ月が経過したことになりますが、さすがに大きな動きが見られるようになりました。
菌糸ビンの交換、そして、、、
まずはこちらが現在の状況です。
画像の角度が悪くて少し分かりにくいですが、さすがに育ち盛りの幼虫だけあってかなり食痕が広がっています。
オスの菌糸ビン交換
その中でもこちらの3頭。
画像でお分かりいただけると思いますが、この3頭はオスでかなり大きく育っているため、とりあえず菌糸ビンの交換を行います。
まずは掘り出して幼虫の状態を、
ビンは500㏄と800㏄ですが、とりあえず第一声は『でかい!』です。^^
これはもうこの時点で『親越え確定』みたいなものですが、とりあえず体重測定をしておきたいと思います。
まずは最も小さいと思われる、800㏄へ投入していた幼虫です。
それでも30gありました。
続いて2番目に大きいと思われる幼虫。
良い感じですね、37gありました。^^
そして最も大きいと思われる幼虫は、
なんとすでに43g!
僅か3カ月ほどでここまで大きく育ってくれました。^^
とりあえずこの3頭は2本目の菌糸ビンへ引っ越しですが、またしてもビンの外からの観察で目測を誤り、43gと37gは1400㏄へ。30gは800㏄へ入って頂きました。
(残念ながら投入後の画像を撮り忘れてしまいました^^;)
ちなみにここまでは初期の成長を狙って24℃で管理していましたが、ここからは大型を狙って22℃以下で管理していきたいと思います。
早すぎ!?
さて、そういうわけで当初の予定(オス=7頭。メス=3頭)から大きく外れ、
- オス=3頭
- メス=6頭
が確定したわけですが、さすがにメスはオスほど交換に急を要する個体は見当たりません。
ただ菌糸ビンが2本余ってしまったことと、現時点でのメスの幼虫の大きさも把握しておきたいと思ったことから、前列の2頭のみ菌糸ビンの交換と体重測定をしてみることにしました。
とりあえず幼虫の状態は、
やはりオスの幼虫と比べると、その大きさの違いは歴然ですね。
ちなみに体重は、
まさかの2頭共14g。^^;
ぱっと見の印象では下の画像の幼虫の方が大きく見えたのですが、よくよく考えてみれば当たり前のことで、必ずしも見た目と体重が比例するとは限りません。
考えようによっては見た目は小さくて体重の多い幼虫というのが、体力を蓄えしっかりと完品羽化してくれるのかもしれませんね。
そして、、、
ということでこれまでの画像ではオス3頭・メス5頭の様子をご報告させて頂きましたが、残りのメス1頭はこの状態です。
実はこれがあったためにメスの菌糸ビン交換は1頭のみで留めておいたのですが、早くも4月24日に蛹化してしまいました。^^;
それにしても孵化から逆算すれば蛹化まで概ね5カ月強。確かに管理温度は少し高めでしたが、それでも少し早すぎるような気もします。
これでまたオスとメスの大幅な羽化ずれは確定してしまいましたが、しっかりと羽化してくれるよう管理していきたいと思います。
最後に
先程記事内でも記載させて頂きましたが、完品羽化が絶対条件にはなりますが、オスに限っては親越えは間違いなさそうです。
それどころか飼育期間等から考えてみると、ひょっとすると自己記録の成虫が羽化してくれる可能性さえ出てきました。
あくまでもブリード中間地点で確定ではありませんが、この結果は
『個体そのものの大きさより、血統の影響を強く受けている』
と考えても間違いなさそうです。
まだまだブリード期間の半分にも満たない時期ではありますが、このオスたちがどれくらいの大きさで羽化してくれるのか?
今から非常に楽しみになってきましたね。^^
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