みなさんこんばんは、鷹です!
以前、こちらの記事でご紹介させていただきましたが、
蛹室ごと取り出した2頭のメスはすでに羽化しており、残りのさなぎは簡易人口蛹室に移したこちらのメス、1頭のみとなりました。
が、先日、無事羽化しただけではなく、羽化の様子を見ることができました!
また、毎日観察を続けていたため、さなぎが成虫に至るまでの変化を画像に収めることができましたので、今回はその様子をご紹介したいと思います。
目次
ヒラタクワガタのさなぎの変化
それでは早速、ヒラタクワガタのさなぎが変化していく様子を、画像を見ながらご紹介していきたいと思います。
・2月10日
まずはこちら、
幼虫がさなぎに蛹化しているのを確認した時の画像です。
前日までは前蛹であったことを確認していましたので、この日、2月10日蛹化ということになります。
・2月23日
そしてこちらは2月23日。
人口蛹室に移動させた時の画像になりますが、まだまだ体の色も薄く、目にも色が全くついていません。
・3月2日
約一週間が経過した3月2日です。ようやく目と尻の先に色が付き始めました。また全体的にも色が濃くなりつつあります。
・3月8日
さらに目の色が濃くなっているのが、お分かりいただけるかと思います。腹部の節目の色もずいぶんはっきりとしてきましたね。
・3月17日
そして1週間強が経過した3月17日。急速に体全体の色が濃くなり、目や腹部の先だけではなく足先も黒くなってきました。
そしてここから一気に変化が進んで行きます。
・3月18日
わずか1日で各部の色がかなり濃くなっています。特に頭部と脚部の変化が著しいですが、羽の色もかなりはっきりとしてきているのが、お分かりいただけるかと思います。
・3月19日
そして3月19日、ついに羽化しました!
まだ羽化している最中で、よく見て頂ければ腹部の半分以上はさなぎの皮をかぶったままで、頭部もまだ持ち上げられていません。
実は3月18日の画像を撮影したのは午後11時ごろのこと。そして3月19日の画像は午前7時ごろに撮影したもので、約8時間の間にここまで羽化していたということになります。
・3月20日
そして羽化の翌日、3月20日。
すでに頭部はまっすぐに伸び、白かった羽も赤くなっています。まだまだ体全体は赤味が強く、腹部も羽の内側に収まっていませんが、姿形は立派なヒラタクワガタのメスですね。
・3月21日
たった1日でここまで黒くなりましたが、まだ腹部は少し出ていますね。^^
・3月25日
そして最後に今日現在(3月25日)の画像です。
かなり黒くなり、腹部もほとんど羽の内側に収まりましたが、腹部(裏面)はまだまだ赤味が残っています。
また、形はしっかりしていますが、体内の筋肉はまだ十分に形成されていないようで、動きはかなり鈍くてぎこちないです。
ちなみに大きさはと言うと、
約33~34㎜といったところですね。
ヒラタクワガタのメスとしては、ごく一般的な大きさかと思われます。
最後に
今回はヒラタクワガタのメスのさなぎが成虫へと羽化するまでを、画像と共にご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
日々観察を続け画像を撮り続けてみましたが、改めて並べて見直してみるとさなぎが変化していく様子が良く分かるかと思います。
特に3月17日以降、急激に色が濃くなってから羽化するまでは、たったの2日間でした。しかも観察するごとにその変化が、目に見えて顕著でしたね。
さて、これで昨年11月から飼育しているヒラタクワガタの幼虫たちも、残すところは3頭となりました。
この3頭は今年1月に菌糸ビンの交換を行いましたが、今現在は全て蛹室を作り前蛹となっていて、さなぎに蛹化するのも時間の問題かと思われます。
また3頭のうち2頭はオスだと思われますので、
どれぐらいの大きさの成虫になってくれるのか?非常に楽しみなところでもあります。
これらの幼虫の経過は、また後日、別の記事でご紹介させていただきたいと思います。
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