みなさんこんばんは、鷹です!
先日コクワガタの幼虫を取り出した際、実はカブトムシの飼育ケースの中も確認していたんです。
そうするとマットの中から、卵を数個取り出すことができました。
で今回は、このようにプラスチックコップに入れておいたのです。
これにはちょっとした目的がありまして、
- 卵から孵化したばっかりのカブトムシの幼虫を見てみたい
- あわよくば、カブトムシの幼虫が卵から孵化する様子を見てみたい
つまり『普段あまり目にすることができないカブトムシの幼虫の姿を観察してみたい』という思惑があったのです。
目次
孵化直後のカブトムシの幼虫
卵を取り出したのは8月16日のことでした。それから毎晩、仕事から帰ってきてはチェックをしていたのですが、少しづつ卵の色が黄色ががってきてはいたのですが、なかなかこれといった変化は見られませんでした。
しかしどうしても生まれたばかりのカブトムシの赤ちゃんを見たくて根気強く毎日欠かさずチェクしていたところ、今日(8月23日)になってようやく、カブトムシの幼虫が卵から孵化していました!
まだ生まれてそんなに時間が経っていないようで、本来なら色がついている頭部や脚も真っ白です。
かなり小さいためなかなか撮影しづらかったのですが、角度とデジカメの撮影モードを切り替えて数枚画像を撮ってみました。
幼虫の左上に2つ見える白いものは、まだ孵化していない卵です。小さくて画像では確認しづらいのですが、よく見てみると中に黒いものがうっすらと見えます。
この2つの卵ももうすぐ孵化するようですね。
採卵(卵を取り出すこと)を行ったのは8月16日でしたから、逆算すると7日で孵化したことになります。ただ産卵はこの数日前に行われていたと考えられるので、産卵から10日前後での孵化であったと考えられます。
参考記事⇒カブトムシを繁殖させよう!交尾から産卵まで ・カブトムシのメスの産卵
カブトムシの幼虫を土の中へ
しかし当然のことながら、カブトムシの孵化は土の中で行われます。
カブトムシの幼虫は孵化して直後はほとんど動くことはできませんが、数日の内には土の中で活動をはじめます。つまり食事を始めるというわけです。
生まれたばかりの幼虫は食べる力も土の中を掘り進む力もほとんどありませんが、体の周りが土で覆われているため少しづつ口を動かし始めます。
しかし今回孵化した幼虫は土の上でしたので、このまま置いておくと食事をするのも一苦労。最悪の場合は死に至ってしまうことも考えられます。
そのため幼虫の体がすっぽり入る穴をあけて底に幼虫を入れてあげ、その上から軽くマットをかぶせてあげました。
(顔が上を向いているの、分かります?)
後は動けるようになれば、数日の内にはこんな姿になっているはずです。
その後は脱皮を繰り返して2齢幼虫・3齢幼虫へと育って行きます。
最後に
実は私も、今回のような幼虫の姿をこの目で見たのは初めてなんじゃないでしょうか?これまでは自然に地中で孵化した幼虫を取り出していただけでしたから。
残念ながら孵化の瞬間をとらえることはできませんでしたが、生まれたての幼虫の姿を見れただけでも、『良し』としておきましょう。
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