本土ヒラタクワガタのハンドペアリングと産卵セット

みなさんこんばんは、鷹です!

私は今年『本土ヒラタクワガタ』のブリードに力を入れる予定で、1月には冬眠中の個体を自作温室に移し、

みなさんこんばんは、鷹です! 私は現在、国産(日本産)・外国産合わせて7種類のカブトムシ・クワガタムシを飼育しています。 カブトム...

2月に入ってからすぐにペアリングを行いました。

その後、順調に産卵の様子も確認できたのですが、

みなさんこんばんは、鷹です! 1月の末より少しづつ温度慣らしを行い、2月7日前後から本格的に活動を開始してくれた我が家の『本土(大阪産)ヒ...

頃合いを見ていざ割り出しを行ってはみたものの、またしてもブヨブヨ病で全滅してしまうという残念な結果に終わってしまい、現時点では全く幼虫を飼育していません。

そこで少し時間も経過したため、再度ブリードにチャレンジしています。

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目次

本土ヒラタクワガタのペア

今回のブリードに使用するペアはこちらになります。

昨年から飼育し冬眠(越冬)をした約65㎜のオスと、幼虫から飼育をはじめ、今年の3月初めに羽化した約33㎜のメスです。

で、ここで少し不思議に感じられた方もいらっしゃるかもしれません。

というのもオスは何の問題もありませんが、メスは今年の3月に羽化したばかりの個体です。

つまり『少しペアリングには早すぎるのでは?』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今回私は下記のブログを参考にさせていただき、ペアリングを試みてみることにしました。

本土ヒラタクワガタの成熟とは?

『あかがねのクワガタ』

こちらは本土ヒラタクワガタでBE KUWAギネスに認定されている『あかがね』という血統を生み出しされた『コーヒー牛乳様』のブログです。

この中の記事、

飼育で気を付けていること (4)

によれば、

『本土ヒラタクワガタは成熟が早く、後食開始後1か月もすれば十分ペアリング可能である』

とのことです。

本土ヒラタクワガタの成熟、特にメスの産卵に関しては、

『一度冬眠(越冬)した個体の方が、より多くの卵を産む』

といった意見も多く見られますが、今回私は『コーヒー牛乳様』のご意見通りに、後食開始後1か月以上が経過した若いメスを使ってみることにしてみました。

このメスは3月8日に羽化し、3月20日頃には既に後食も開始しています。また非常に活発でゼリーの減り方も相当なものでした。

意見や飼育方法は人それぞれでしょうが、何事もチャレンジして実体験してみないことには、実感も湧かないというものです。

何よりギネスに認定されている方が実践されていることですから、なんにしても試してみる価値はありそうですね。

本土ヒラタクワガタのハンドペアリング

ということで早速、ハンドペアリングから開始です。

先程と画像が重複してしまいますが、今回はオスの飼育ケースにそのままメスを入れてみました。

特にケンカをするといった様子もなく、いつものペアリングと同じようにオスはメスに反応して、軽く後を追いかけたりしています。

ただ観察を続けているとどうも進展がないようですので、少し不安が残るもののそのまま暗い場所へ移動させてみました。

ただやはり『ヒラタクワガタ』ということで、どうしても心配でなりません。

そこで約30分後に飼育ケースの様子を確認してみると、

『早っつ!』

ということで、難なく交尾成功です。

このスピードですと、ハンドペアリングをしているのと何ら変わりありませんね。^^

ということで少し画像をご覧ください。

交尾時間はおよそ、30分~40分といったところでした。ずっと観察を続けていたのですが、オスもメスも特に嫌がったり暴れたりすることもなく静かに交尾を続け、終了後はそっと離れて行きました。

ちなみにペアリングを行ったのは、6月3日のことです。

ヒラタクワガタのメスを産卵セットに投入

結局、ハンドペアリングを試みたその日に交尾が確認できたため、すぐにオスとメスは個別飼育に戻しておきました。

その後メスにはたっぷりとゼリーを与え、約1週間弱ですが十分に休養を取ってもらいました。

そしてあらかじめ用意してあった産卵セットへ、6月8日に入ってもらいました。

産卵セットに入れると、メスはあっという間にマットの中へ潜って行ってしまいました。

最期に

今回は過去の失敗を考慮し、

  • マットの水分をこれまでより少し少なめにする
  • 飼育ケースの穴を増やし通気性をよくしてみる

といったことを変えてみました。

使用しているマットはここのところ愛用しているこちら、

B2 クワガタ用無添加マットですが、毎回、産卵セットを組む度に新品を購入して使用しているため、鮮度に関しては問題ないと思われます。

そうなればやはり『ブヨブヨ病の原因』『水分過多』というのが最も考えられますので、今回はそれに対する対策を行ってみました。

これでだめなら今後はマットの変更も考えていきたいと思います。

とりあえずは1か月の投入期間を予定していますので、今後も注意深く様子を見守っていきたいと思います。

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