大阪府堺市南区にある『ハーベストの丘』は、俗に言う『泉北ニュータウン』の南に位置する自然を満喫することのできる娯楽施設です。
地元ということもあり私はこれまでに何度も足を運んでいるのですが、2016年11月3日はちょうど仕事が休みだったことと、文化の日ということで珍しく家族全員で出かける機会が取れたので、数年ぶりに出かけることにしてみました。
ちなみにハーベストの丘がオープンしたのは平成12年(2000年)の4月です。我が家の長男が生まれる1か月前のことでした。
目次
ハーベストの丘へのアクセス
公共交通機関を使う場合は、駅から離れているため電車・バスを利用することになります。
しかしバスの本数が少ないことと立地の関係から、車を使って訪れる方がほとんどです。
車でのアクセス
ハーベストの丘へ車で行く際は『府道61号線』に入ってしまえば迷うことはありません。付近には看板も多数設置されていますし、入口の交差点は『ハーベストの丘前』となっています。
阪和自動車道から
『堺IC』を出てT字路を左折です。
この道が『府道61号線』ですので、後は道なりに進んで『ハーベストの丘前』交差点を左折です。
『堺IC』からの距離は約7㎞です。
阪神高速から
阪神高速4号湾岸線『助松JCT』から泉北北有料道路へ入ります。『太平寺出口』を出て最初の交差点『平井大橋』を右折すれば『府道61号線』です。
『太平寺出口』からの距離は約8㎞です。
南方面から
上記高速道路出口からのアクセスは北方面からのルートになりますが、南方面からのアクセスは国道170号線(通称:外環状線)が目印になります。
『福瀬町東』交差点から『旧国道170号線』に入り、『福山小学校前』交差点を北方面に入ります。するとそれが『府道61号線』ですので、『ハーベストの丘前』交差点を右折します。
電車・バスでのアクセス
最寄りの駅は泉北高速鉄道『泉ヶ丘駅』です。
ここからはバスを利用することになりますが、バスターミナルの6番乗り場から『ハーベストの丘行き』に乗ります。
ハーベストの丘
それではいよいよハーベストの丘についてご紹介していきたいと思います。
公式サイト⇒ハーベストの丘
入園料
- 駐車場:無料(乗用車約1,800台)
- 大人(中学生以上):900円(3月~11月)、500円(12月~2月)
- 小人(4歳以上):500円(3月~11月)、300円(12月~2月)
- 幼児(3歳以下):無料
- シルバー(65歳以上):600円(3月~11月)、400円(12月~2月)
ちなみに当日はこのような案内が出されていました。
お得な年間パスポートなどもありますが、それより何より『学生料金』なんていう設定もあったようです。(ホームページには掲載されていなかったような^^;)
というわけで我が家は『私・妻・長男(高1)・次男(中1)・三男(小2)』の5人で、¥4,100ーの入場料となりました。(学生証なんて用意してなかった、、、)
営業時間
- 3月~10月=9:30~18:00
- 11月=9:30~17:00
- 12月~2月=10:00~17:00
ハーベストの丘は主に屋外で楽しむことを想定した施設です。そのためやはり冬季は営業時間が短くなっているようです。
ハーベストの丘の概要
ハーベストの丘は甲子園球場約8個分という広大な土地に、『町のエリア』『村のエリア』という2つのエリアで構成されています。
それそれのエリアが山を利用して作られたような形状になっており、各エリア間にはつり橋が掛けられそれを渡って移動することになります。
下を覗くとSLが走っていました。
街のエリア
こちらは主に『食』や『遊び』を楽しむエリアになっています。
『食』に関しては『バーベキューレストラン』や『石窯パン工場』、さらにはお父さんに朗報の『地ビール工房』なんかもあります。(残念!車の運転があったため飲めなかった^^;)
また様々なモノ作りが楽しめる『クラフト体験教室』があったり、『芝滑りゲレンデ』『ゴーカート』『アーチェリー』などのアトラクションもあります。
いろんな食べ物も売られていますが、おすすめなのはこちらです。
『街のエリア』入口ゲートの横にある『街のパン屋さん』。
各種焼きたてのパンやチーズケーキなどが売られており、どれもこれもなかなかのお味です。私たち家族はここで各々が好きなパンを買い込んで、『遊んでは食べ』『食べては遊び』なんてことをしていましたが、中でもおすすめなのは『かぼちゃパン』と『焼きプリン』。
一度は覗いてみて下さい。
村のエリア
こちらは主に自然や動物との触れ合いを楽しむエリアです。
『動物ふれあい広場』やカピバラとも触れ合うことができる『カピバラハウス』。また『牛の乳搾り体験広場』や『乗馬コース』なんかもあります。
さらには『シープハウス』なるものもあり、ここでは定期的に『シープドックショー』なども行われています。
ちょうどタイミングよく、『シープドックショー』を見ることができました。
これは犬(シープドック)がヒツジを誘導して、左に見える2本の柵の中に入れよう!というものです。
頑張っています!
が、なかなかうまくいきません。
おしい!1匹が柵の外です。
とうとう疲れて座り込んでしまいました^^;
ということで、この日は惜しくも成功ならず。ま、こんな日もありますね。^^
またちょうど11月6日までは『コスモスフェスタ』が行われており、見事なコスモス畑を見ることもできました。
さらに角度を変えて、
今度は山の上から見てみます。
これはもう見事としか言いようがありませんでした。
また『ボート池』もあり、ハクチョウ型の脚漕ぎボートに乗ることもできます。
(我が家は多数決により却下となってしまいました。乗りたかった、、、)
他には『自由広場』なんかもあり、お弁当持参のご家族の方はシートを広げてのんびり昼食、さらにはお昼寝をされているお父さんの姿も多数見られましたね。(家族サービスお疲れ様です)
気付いたこと
さて、そんな感じで我が家は1日のんびり楽しんだわけですが、私なりに数点気付いたことがあったため、参考にしていただければと思います。
1、アクセスに注意
基本的には自家用車で行かれる方が多いかと思いますが、シーズン中は周辺道路がかなり混み合ってしまいます。
実はこのハーベストの丘、山を利用して作られてはいるのですが『泉北ニュータウン』という住宅地に隣接しているのです。しかも迂回道路がほとんどないため、アクセスに使われる『府道61号線』はかなり渋滞してしまいます。
電車・バスを利用しても、バスに長時間乗ることになってしまいます。
実際には高速道路を降りてから、1時間以上かかってしまうケースもあるようです。また、休憩できるコンビニ等もほとんどありません。
トイレ等はなるべく早めに済ましておいた方が良いでしょう。
2、自然の生き物の注意
ハーベストの丘にはいたる所にこのような看板が設置されています。
で、実はこれは大げさなことではなく、私たちも食事中にちょっとしたトラブルに巻き込まれてしまいました。
(不謹慎なので写真は撮りませんでした)
私たちの隣のテーブルで食事をしていたご家族が、急に大声を出して騒ぎ始めたのです。よくよく見てみるとテーブルの上に置かれたホットドッグの上に『オオスズメバチ』が止まっているではありませんか。
途端に周囲が騒然となってしまいました。
オオスズメバチは夢中になってホットドッグに塗ってあったケチャップをなめており、人に襲ってくる気配はなかったのですが、どうも周りの人たちは落ち着きません。
私も隣に座っていたことと、最初に騒ぎ出した家族にスズメバチを刺激しないよう声を掛けたことから放っておくこともできず、止むを得ずスズメバチを捕獲し駆除させて頂きました。
(このブログのカブトムシ・クワガタ記事を読んで頂ければご納得いただけるかと思います)
また園内をいろいろ散策している間に、カブトムシの幼虫が生息しているの発見してしまいました。
つまり『自然の中に作られ、自然が残された』施設なのです。
間違っても近くの林の中に入るようなことは、絶対にしないで下さいね。
3、お弁当持参がベスト?
もちろん『食』を楽しみに行くのであれば、そのような必要は全くありません。
しかし目的がそうでないのであれば、お弁当は持参された方が良いかもしれません。
中にはファーストフードなども売られていますが、全体的にそこそこのお値段がしてしまいます。またお弁当も売られているのですが、売店は入口の1か所のみとなっています。(村のエリアに行ってしまったら、買いに戻るのも一苦労です)
もしお遊びが目的ならば、お弁当・飲み物は事前に用意しておいた方がベストかと思われます。
最後に
色々と注意点なども書いてみましたが、相対的な印象は
- 『自然を感じのんびりできる』
- 『適度に体を動かしいい運動になる』
- 『食べ物がおいしい』
といったところです。(大雑把でスイマセン)
これからの時期は少し寒くなって行きにくくなってしまうかもしれませんが、来年の春暖かくなったらまた行ってみたい。
そう思えた1日でした。
コメント
「青空」を徘徊してますネコ吉です。
・・・。↑自分で言うのもなんですが、何かカッコいいフレーズに
見える(・_・;)
「アクセス注意」って何だ?と開いてみました。
言い換えれば「近寄るな!」という記事かと思いきや、一家団欒、ほのぼの
記事ではありませんか(笑)
というか、記事当時で高1生のお子さんがいらっしゃるとは、、。
現在では成人された頃でしょうか?
年頃的には最後の同伴お出かけだったのかな?と想像してますが。
僕には残念ながらヒトの子は居ませんが、ネ子(猫)が2匹(カミさん
管轄ですが)居ります。
イイのか悪いのかわかりませんが、連れて出歩けない上、置いて出るにも
何か起こってたらと心配がつきまとい、泊まり旅行など行けない、まさに
引きこもり人生です。
しかし不思議なもので、それが苦とも思わないほどの家族感で暮らしてます。
同じくして暮らすとはそんなものなんでしょうね、、きっと。
そうそう、コクワ君たちも居たヮ(笑)。僕にとっては彼らも無邪気な感じが
癒しみたいな感覚を与えてくれる家族と言い切れます。
スズメバチの件、近年毎年のように騒がれてますが、ヒトとの距離が
近くなったのも結局ヒトが原因なんですよね。
ハチに限らず獣害とかもそうです。彼らが本来住む環境を破壊し続けたり
気候変動で十分なエサ資源が無くなったり。
結果つまりは因果応報といった処でしょうか。
ミツバチほど歓迎される生き物ではありませんが、被害者的な部分も
否めません。
何が正しく、何が間違いなのか。思えば思うほどわからなくなります。
ネコ吉様
引き続きコメントありがとうございます。
かなり前に『プロフィールページ』を更新しようと思い、非公開にしたままになっているため、
『鷹』という人物の素性が分からない状態になっていますね。^^;
というわけで改めて。
私は大阪在住のアラフィフサラリーマンで、
家族構成は
・妻(同い年)
・長男(20歳)
・次男(16歳)
・三男(11歳)
という感じです。
結婚してすぐに第一の家族として柴犬(オス)が加わりましたが、
約4年前に18歳で他界してしまいました。
原因はもちろん老衰ですが、私たちにとっては家族の1人との別れとなってしまいました。
ということで子供は男ばかり3人なのですが、幸いなことに今のところ家族は円満で、
長期の休みやイベントがあれば全員で出かけるのが当たり前になっています。^^
ほんの3~4年前までは子供たちもカブクワ採集に同行し、
というよりむしろせがまれて連れて行っていたのですが、
ここのところは全く興味も示してくれません。^^;
人と野生生物の距離感は非常に難しい問題だと感じます。
ハーベストの丘は元々野生生物がたくさん暮らしていた山に作られた施設ですし、
スズメバチだけではなくマムシも頻繁に目撃されています。
また日本各地では近年、クマによる被害も報告されていますが、
これらが起こるそもそもの要因はネコ吉様の仰る通りです。
ただどんな野生生物にもほぼ共通しているのですが、
基本的に彼らは人間を襲いたくて襲ってくるのではなく、
身の危険を感じ、自信を守るために襲い掛かってくるのです。
ただその自然を利用しなければ人間の生活は成り立たなくなっていますし、、、
本当に答えを出すのは難しいですが、文明を築いてきた人間こそが解決策を模索し、
住み分けを実践していくしかなさそうですね。
ネコ吉より緊急連絡!・・・です。
①「ハーベストの丘の概要」のくだり、冒頭でコードが・・・はだけてます。。
②プロフありがとうございます(^ ^;)
同世代ですσ(^_^; アラフィフというか、、、あら!フィフ?!ですかね
以上。
ネコ吉様
こんばんは。ご指摘誠にありがとうございます。
しばらく記事を見ていなかったため、見落としてしまっていました。
早急に訂正させていただきます。