ヒラタクワガタの飼育、はじめました!

ヒラタクワガタ

みなさんこんばんは、鷹です!

私は子供の頃から父親に連れられてカブトムシ・クワガタムシ採集を行ってきており、現在採集に出かけるポイントも当時とほとんど同じ場所です。

子供の頃は父親が山や自然に詳しかったこと、主に早朝に採集に出掛けていたこともありかなり山奥まで入っていましたが、現在は私が子供を連れていること、主に夜間に採集に出掛けていることもあり、手軽な場所での採集しか行っておりません。

しかしどうしても採集を諦めきれないクワガタの存在があります。

目次

これまでに採集してきた昆虫たち

先にも記載しましたが子供の頃は父親に連れられて山中を巡り回っていたため、今とは比べ物にならない程の多くの昆虫を採集、また発見することができました。

  • カブトムシ
  • コクワガタ
  • ノコギリクワガタ
  • ミヤマクワガタ
  • ヒラタクワガタ
  • アカアシクワガタ
  • シロスジカミキリ
  • ミヤマカミキリ
  • タマムシ
  • オオゾウムシ

などなど、、、。

どれもこれも以前は当たり前のように採集することができたものです。

しかし私が大人になって採集に出掛けるようになってから、これまでに取り逃がしたことは数知れず。採集できたのは1度だけというクワガタが存在しています。

それがヒラタクワガタなのです。

ヒラタクワガタへの憧れ

言うまでもなく国産クワガタムシの中で最も人気があるのはオオクワガタです。

しかしオオクワガタは生息地域が限られていることや、その身に似合わない臆病な性質などから、専門的に採集を行っている方々でさえ滅多に出会えるものではありません。当然私もこれまでに野生のオオクワガタは一度も見たことがありません。

そのせいもあってか、どうしても身近な存在には感じられない部分があるのです。

そんな私にとって、オオクワガタにも引けを取らないほど魅力を感じてしまうのがヒラタクワガタなのです。

『コクワガタとは一味違う重厚なスタイル』

『喧嘩っ早い性質』

『強靭な大顎』

どれもこれもが他のクワガタとは違った雰囲気を醸し出しています。

 

実は私が子供の頃ヒラタクワガタは、それほど珍しい存在ではありませんでした。採集に出掛ければ悪くても1頭は必ず捕まえることができたものです。

それが現在では採集のポイントがずれているためか、ほとんどお目にかかることができません。

ただヒラタクワガタは現在でも、生息しているところではかなりの数が見られるようです。実際にネットを探ってみれば、かなりの採集記録を見ることができます。

つまり現在私が採集を行っているポイントでは、元々ヒラタクワガタの生息数はそれほど多くなかったようです。

ヒラタクワガタを入手!

ということで前置きが非常に長くなってしまったのですが、突然ですがヒラタクワガタのペアを入手することができました!

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実はここ最近仕事でご一緒している方とお話をしていると、何とその方もクワガタの採集と飼育を行っているというのです。しかもその方が採集に出掛けているポイントでは、かなりの頻度でヒラタクワガタが捕れるということです。

そこで今年ヒラタクワガタを1頭も採集できなかった私に、ヒラタクワガタのペアを譲っていただけることになりました!(○○様、ありがとうございます!)

このペアは今年の8月の終わりに採集したということで、いずれも今年活動をはじめた新成虫である可能性が高いと思われます。

旧飼育者様のお宅では既に冬眠の準備に入っていたようですが、先日譲り受けた時に撮影をしておきました。

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・オス 約65㎜

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・メス 約35㎜

オス・メス共になかなか立派な個体です。

ちなみに採集場所は大阪府南部で、私もよく知っている地域でした。^^;

やはりヒラタクワガタは居るところには居るものなんですね。

 

ちなみにヒラタクワガタは国産クワガタの中でもトップクラスに気性が荒く、特にオスは縄張り意識も強いクワガタです。それに加えて大顎の挟む力も強力です。(時には他のクワガタやメスでさえも切断してしまいます)

そのためもちろん多頭飼育は厳禁、またカップルでの飼育も注意が必要です。

そのため来年のペアリングまではこのような仕切り版付きの飼育ケースで、オスとメスを分けて冬眠(越冬)してもらうことにしました。^^

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参考⇒ニッソー プラケース 特大 仕切り板付 icon

ヒラタクワガタの幼虫まで

さらにはその方、毎年クワガタのブリードも行っているということで、今年の7月に屋外採集したヒラタクワガタのメスが産卵・孵化した幼虫も6頭、譲っていただけることになりました。

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一番大きな幼虫ですね。

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一生懸命、マットの中へ潜っていきます。

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ほぼすべて潜ってしまいました。

こちらは現在、プラスチックコップにマットを入れて飼育していますが、近日中に菌糸ビンに投入してみたいと思います。

菌糸ビンのサイズは800㏄か1400㏄あたりが良さそうですね。

大夢B プロスペック (オオヒラタケ) クリアーボトル 800cc icon

大夢B プロスペック (オオヒラタケ) クリアーボトル 1400cc
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最後に

さあこれで、新たなクワガタ飼育の楽しみが増えました。^^

成虫ペアにはこのまま冬眠(越冬)していただき、来年の初夏にペアリングに挑戦してみたいと思います。

幼虫たちは今後菌糸ビンに投入し、来年の夏の羽化を目指して飼育していきたいと思います。

成長の様子は今後こまめにご報告していきたいと思います。

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