オオクワガタのブリードも開始です!

みなさんこんばんは、鷹です!

前回の記事で本土ヒラタクワガタのブリードを開始したことは御報告させて頂いたのですが、実は全く同じタイミングでオオクワガタのブリードも開始しました。

オオクワガタに関しては一昨年の11月に産地・累代不明の成虫(オス1頭・メス4頭)をヤフオクで入手。冬眠を経て昨年初ブリードにチャレンジし、そこそこの幼虫を回収することができました。

この幼虫たちは只今蛹化及び羽化ラッシュに突入中ですが、飼育管理がいまいちだったようでこれといった目立った個体は今のところ見られていません。

そこで今年は血統も一新、新たなラインでブリードにチャレンジすることにしました!

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目次

オオクワガタのペア

ということで今年は、このペアでブリードにチャレンジしたいと思います。

オス

まずオスはこちら、

オオクワガタ 山梨県韮崎市産 約72mm

このオスは昨年我が家で羽化したオスなのですが、一昨年の11月にヤフオクで幼虫を入手し育てた個体になります。

ご覧のように決して大型ではありませんが、何と言っても我が家ではじめて誕生したオオクワガタのオスです。それに加えこのオス、羽にシワなども全くなく、まるでWDのようなきれいな体をしています。

さらに全体的に非常にバランスが良く、正に理想的な私好みのオオクワガタなのです。

メス

そしてメスはこちら、

オオクワガタ 山梨県韮崎市産 約45mm

今回はオスが山梨県韮崎市産ということで、同産地のメスをヤフオクで入手しました。

産地のみにこだわってメスを物色していたのですが、なかなか大型個体は出品されず、何とか落札できたのがこのメスです。

羽化時期が2017年9月ということですから、年齢的にはオスと同級生ということになりますね。^^

ペアリング

さて、メスは少し前に入手し常温で飼育していたところ、すでに活動を開始していたのでいつでもOKな状態です。

オスも3月後半から少しづつ姿を見せ始め、4月の中頃には毎晩のように出てきてゼリーを食べていたので、こちらもすぐにペアリングを開始しても問題なさそうです。

ということでオスを冬眠用飼育ケースから通常飼育用の飼育ケースへ移動させるのと同時に、同居生活を開始ししました。

同居生活を開始したのはヒラタクワガタと同じ4月19日のことでした。それからちょくちょく様子を覗いてみたのですが、結局、目視で交尾を確認することはできませんでした

ただ同居開始翌日からは、頻繁にこのような姿を目撃することができました。

隠れ家用の樹皮をめくってみたところです。^^

オオクワガタは非常に警戒心が強く、人の気配を察知するとすぐに隠れてしまうのですが、たいていの場合はこのように寄り添っています。

産卵セット

オオクワガタの場合このようにオスとメスが寄り添っていれば、大抵の場合はペアリングが成功しています。

ただ万全を期すために約一週間は同居させますが、その間に産卵セットを用意しておきます。

産卵セットの用意

オオクワガタはヒラタ系のクワガタとは違い、マットではなく材に産卵するので、今回も産卵材を用意しておきます。

今回使用するのはこちら、

『フジコン ジャンボくち木』です。

実はこれ昨年の秋に購入したものの、使う機会がなかったため保管しておいたものです。

産卵用のメインにはこちらを使いますが、オオクワガタの産卵セットには材を数本入れておきたいので、こちらも用意しておきます。

そして加水ですが、私は短時間で加水を終わらせるため、バケツにお湯を入れそこへ産卵木を沈めておきます。

これだと当然のごとく産卵木が浮き上がってきてしまうので、

上にお湯を入れたバケツを乗せて、産卵木を完全に沈めてしまいます。そのままの状態で約30分置き、

今度はザルを使って軽く水分を落とします。

あとは発酵マットを敷き詰めた飼育ケースに入れて完成。

人それぞれ産卵セットには作り方があると思いますが、私はオオクワガタでは材をマットに埋めず、上に置くだけです。

ただオオクワガタの幼虫は産卵材から出てくることが多々ありますので、底には必ず発酵マットを敷いておきます。

メスを投入

ということで完成した産卵セットはペアを飼育している場所に置いて、メスを投入するまで温度慣らしをしておきます。

これはそうすることによって、メスが環境の変化に馴染みやすくするためです。

それではいよいよメスの投入です。

オスは新調したワンルームへ移って頂きますが、メスと引き離したオスは心なしか寂しそうに見えてしまうのは、私の気のせいでしょうか?^^;

そしてメスはいざ産卵セットへ!

今回のペアは4月19日から同居を開始し4月26日にメスを産卵セットに投入しましたので、約一週間同居させたことになります。

産卵セットの経過

ところでその後の産卵セットの様子ですが、投入から約一週間後の5月2日

所々にメスが削った跡が見られるようになってきました。

さらにその3日後には、

ここまで削ってくれていれば、おそらく産卵してくれていることでしょう^。^^

最後に

こんな感じでオオクワガタのブリードを始動しましたが、今年は昨年以上にしっかりと飼育管理し、とりあえずは親越えを目指したいと思います。

とその前にまずは幼虫を確保しなければなりませんので、とりあえずは『爆産祈願』ですね。^^

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