2020年 カブトムシ・クワガタムシ採集①

飼育日記

みなさんこんばんは、鷹です!

長かった梅雨も明けて、ようやく本格的な夏がやってきましたね。^^

そして8月といえばやはり本格的なカブクワシーズンの到来で、毎年のことながらこの時期、休日になると早朝に目が覚めてしまうのです。^^;

ということで本日、2020年初のカブトムシ・クワガタムシ採集に行ってきましたので、ご報告させていただきたいと思います。

目次

採集の目的

子供たちがカブクワに興味を持っていた頃は『夏の間の飼育鑑賞』ということで、採集できるものはできるだけ採集して持ち帰っていました。

しかし本格的にブリードに取り組むと同時期ぐらいに子供たちの興味も他へ行ってしまい、それ以来はブリードに必要な個体だけを持ち帰り、自然界のカブクワを鑑賞することがパターンとなっています。

ただ今年はちょっと目的があって、それが

『カブトムシのブリード再開』

ということなのです。

カブトムシに関してはそれこそ15~16年くらい?毎年欠かさず採集とブリードを続けていたのですが、2018年はまさかのブリード失敗!

カブトムシの産卵セット割り出し
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さらに昨年は採集することもできなかったため、この2年は疎遠となってしまっていました。

カブトムシ言えば『夏の昆虫代表』とも言える存在ですが、生息する場所では数多く見られ、またペットショップ等でも大量に流通しているため希少性はそれほど感じられません。

それでも地元で、しかも自己採集からブリードとなると、それなりの醍醐味も感じられます。

ということで本日の第一目的は『国産カブトムシ』なのですが、それでは採集のご報告です。

採集のご報告

本日自宅を出発したのは午前4時頃です。

現地に到着した時点ではまだ真っ暗ですが、少し気になったのは気温です。

例年であればこの時期、採集ポイント付近では夜間でも25℃前後はあるのですが、どういうわけか梅雨が明けたにも関わらず今日は約20℃

この地域では少し気温が低く感じられます。

そんな状況の中少し不安を抱えながら採集ポイントを見て回ると、

とりあえずはその名の通り『コクワガタ』。^^;

そして、

なぜかアマガエル。^^;

今年は梅雨明けが遅かったせいもあり、『例年通り』とはいかないようです。

そしてこのポイントで見られたのは、

はるか向こうにコクワガタのメス。

やはり思った通り今年はクワガタの発生タイミングが遅いようです。

例年ならこの時期はカブトムシやノコギリクワガタの集会が開かれているのですが、ここは諦めて少し標高の低いポイントへ移動することにしました。

そしてこちらへ到着した頃には少し明るくなってきましたが、それでも薄暗い中あるものを発見!

これだと少しわかりにくいでしょうか?

実はあまりにも薄暗くて映らなかったのですが、1枚目の画像を撮影した時にカブトムシが飛んでいくのを発見していたのです。

そこでクヌギ林の中に入っていくと、樹液が出ているポイントにカブトムシのメス3頭も。^^

で、実はこの後、スズメバチが集まりだしたため早々に撤収したのですが、

何とかそのうち2頭を確保することができました。^^

最後に

さて、幸先よく2020年最初の採集でカブトムシのメスを2頭確保することができました。

WDの個体はほとんどがペアリング済みと思われますが、それでも気掛かりなのはオスを1頭も目撃できなかったことです。

ただ採取したのが明け方だったため、オスは早々に立ち去ってしまった可能性もあります。

そこで、

小型のメスにはとりあえず栄養補給をしつつ待機していただき、

産卵セットを用意して、

マットの状態が落ち着けば、大きい方のメスに産卵セットに入って頂くことにし、それまでは栄養補給していただきます。

とりあえずメスには2、3日中に産卵セットに入って頂き、もし産卵しないようであれば、再度オスの採集にもチャレンジしたいと思いますが、何とか国産カブトムシのブリードを再開することができそうです。^^

コメント

  1. 38 より:

    いつも楽しく、そして飼育の参考にさせて頂いております!
    以前、ペルチェの件でお世話になりました。その節は色々とありがとうございました
    無事、今も稼働し続けております。

    カブト初採集おめでとうございます。意外に遅め?だったのですね。
    私の住む横浜では、6月〜7月頃から家の横の公園でコクワ・ノコ・カブトがザックザク状態でしたよ!
    でも、飼育数をこれ以上増やすのも厳しいので、いつもいつも観察だけして帰ってきてますが・・・
    メスが産卵すると良いですね、ブリード頑張ってください❗️

    • taka より:

      38様

      こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      8月~9月は保冷システムの最稼働時期ですね。
      我が家でも今年は少し改良を加えたのですが、本当に重宝しています。

      自宅横の公園でカブクワに遭遇できるとは、、、
      なんとも羨ましい限りです。^^

      私もこれまでに何度も新規採集ポイントを探してきましたが、
      やはり自宅近くでは見つけることができず、従来の採集ポイントに通っています。^^;

      大阪でも早い地域では6月ごろからカブクワが見られるのでしょうが、
      私が通っている場所が山手ということもあり、毎年少し遅めの傾向がみられるようです。

      まあ、『梅雨が明けてから』と自分で勝手に決めつけていましたので、
      7月中でも採集できたのかもしれませんね。

      今年は何とかカブトムシのブリードを再開したかったため、
      何とかメスが採集できて一安心です。

      産卵が確認できるまでは何とも言えませんが、
      8月いっぱいまでは採集も可能ですので頑張っていきたいと思います。

  2. まましゃん より:

    初めまして。
    質問なんですが、、
    2017年に投稿の記事でワインセラー
    を工夫したものを見ました。
    ワインセラーあれからどうでしょうか?
    まんま真似してしたいのですが、、
    夏場は設定22度ですか?
    冬場は22度設定のヒーターですか?
    質問ばかりですみません。
    ご返信よろしくお願いします。

    • taka より:

      まましゃん様

      はじめまして。
      ご質問ありがとうございます。

      ワインセラーはその後も稼働しており、特に幼虫管理に重宝しています。

      設定温度は飼育種やブリード計画によって様々ですが、
      この1年間は1つを23℃、もう1つを20℃に設定しており、
      私の設置条件では冬場もヒーター無しでこの温度をキープすることができています。

      また、入れる菌糸ビンの数によっても温度は変わってきますので、
      (密度が高まれば高まるほど内部温度は上がる)
      そのことも含めながら常に温度状況を監視しています。

      飼育種や設置場所、また内部の密度でも条件は変わってきますが、
      イメージとしては冷蔵庫も近いかと思います。

      ご参考までに。

  3. まましゃん より:

    丁寧にわかりやすいご返信ありがとうございます。
    ワインセラーの使用は幼虫だけですか?
    成虫の管理はまた別でしょうか?
    ワインセラーの中に温度計を置いて
    日々、確認する感じですね。

    冬場、ヒーターなしでできるのいいですね(^^)
    さっそく、今週ワインセラー調達して
    温度管理してみます。

    • taka より:

      特に『幼虫でなければダメ』ということはありませんよ。^^

      私は自分の飼育スペース、管理を考えて主に幼虫飼育に使用していますが、
      実際、低温を好むローゼンベルクオウゴンオニクワガタなどは
      羽化後活動を開始するまでワインセラーに入れっぱなしですし、
      世間では成虫飼育に使用されている方も多数いらっしゃいます。

      ちなみに私は成虫に関しては、
      自作の保冷庫で管理するようにしています。

  4. まましゃん より:

    お返事ありがとうございます。
    今週末、やってみます!
    また分からないことなどあれば
    コメントさせていただきます‍♀️
    ブログはアメブロしかしてないん
    ですがまたちょくちょく見にきます。
    ありがとうございます

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