みなさんこんばんは、鷹です!
12月に我が家にやってきたパラワンオオヒラタクワガタのペア(WD)ですが、ペアリングのため産卵セット内で同居させていたものの、メスはすでに持ち腹(交尾済み)だったようで、オスには見向きもせずさっさと産卵活動を開始してしまいました。
そのため一人取り残され、産卵セットを我が物顔で荒らしまくっていたパラワンオオヒラタ(オス)ですが、結局、別居させられる羽目になり、現在は一人寂しく生活しています。^^
しかし初めて我が家にやってきたパラワンということでとても愛着があること、そして何より私好みでカッコよく、元気な個体であることから是非とも子孫を残してあげたい!
そこで以前から計画していたのですが、この度、お嫁さん候補を迎え入れることができましたのでご報告させて頂きたいと思います。
目次
我が家にやってきたパラワンオオヒラタクワガタのメス
ということで早速、お嫁さん探しをはじめたわけですが、いざ探してみるとこれがなかなか見つかりません。
一般的にショップ等で販売されているのはペアかオスがほとんど、しかもWD(ワイルド)の個体が多いようです。
しかし今回、必要なのはメスのみ。
これ以上、個体数(飼育数)を増やしても管理しきれませんし、WD(ワイルド)のメスであればすでに交尾済みの可能性もあります。
できれば希望は、
『羽化後、6か月以上経過した新成虫』
ということで、結果的に今回もヤフオクのお世話になってしまうこととなりました。
しかも私の希望を知ってか?知らずか?『メスのみ』という出品が見つかったのです。本当は1頭で十分だったのですが、今回はメスのみ2頭セットという形で出品されており、無事落札することができました。^^
パラワンオオヒラタ メス CB 47mm
まずはこちらから、
2016年8月羽化のメスで、累代はCBになります。
パラワンオオヒラタ メス CB 50mm
そしてこちら、
こちらは2016年7月羽化で、上の47㎜と同じく累代はCBになります。またこの2頭は同じ親から生まれた姉妹だということです。
しかも落札した後に気付いたのですが、 前ギネス保持者のkuni様という方が飼育されていた、112.3㎜のオスの血統を受け継いでいるようで、直仔から累代して生まれたメスだということです。
ということで当然このメスたちも、大型を生み出す遺伝子を引き継いでいる可能性が非常に高いということになります。
これは非常に嬉しい想定外でした。
ペアリングの準備
この2頭のメスが我が家にやってきたのは、1月12日(木)のことです。とりあえずは個別に飼育ケースに入れ、我が家の自作温室に慣れてもらいます。
以前はハンドペアリングがうまくいかず産卵セット内で同居させていましたが、
オオヒラタクワガタの仲間は特にオスの気性が荒く危険性も伴うため、できれば同居生活ではなくハンドペアリングで交尾をさせたいというのが本音です。
また同居生活での事故を防ぐために『オスの顎縛り』(オスの顎をワイヤー等で固定する)という方法もありますが、これは個人的にはあまりやりたくありません。
そのためメスの様子が落ち着いてきたら、ハンドペアリングにチャレンジしたいと思いますが、その結果については後日、ご報告させて頂きます。
ただハンドペアリングがうまくいかなかった場合は同居生活させる予定ですので、事前に産卵セットを用意しておきます。
ところで今回は、初めて使用するマットを試してみたいと思います。
こちらはいつもお世話になっているcharmさんで販売されているマットで、添加剤に弱い初齢幼虫に向いている無添加マットです。また小さな幼虫が食べやすく、消化吸収しやすい微粒子となっています。
つまり産卵や初齢幼虫を菌糸ビンに投入するまでの保管に良さそうです。
余談ですが1袋だと¥635(税込み)、5袋セットですと¥2,905(税込み)と、価格もなかなかお手頃です。
今回はこのマットを使って産卵セットを組んでみますが、飼育ケースはスマトラオオヒラタでも使っているこちらを使います。
これに下3㎝ほど硬めにマットを詰めて、
(お好み焼き用のヘラがポイントです!ウソ^^;)
今回は産卵木にコナラを使ってみました。
最後に
ハンドペアリングは18日~19日頃に予定していますが、2頭のメスのうちどちらにするのかは、まだ決めておりません。
出来れは大きい方で大型の子孫を狙いたいという気持ちもありますが、それ以上に丈夫で綺麗な子孫を残してあげたいと思っています。
そのためハンドペアリング前日まで様子を見て、より元気なメスをお嫁さんにしてあげたいと思います。
できれば今度こそ、ハンドペアリングを成功させたいですね。^^
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