みなさんこんにちは、鷹です!
私の住む大阪では、昨日あたりからようやく夜間の気温も上がり始めました。とは言ってもまだ20℃を切っている状態で、毎年出かける採集ポイントでは17℃前後とかなり肌寒く感じます。
しかし、
- 本日(6月15日)は仕事が休み
- 昨日(6月14日)は日中の気温が30℃近くまで上がった
ということで、いてもたってもいられなくなり、仕事が終わって帰宅してから、かなり遅い時間に採取ポイントへ出かけてみました。
目次
採集パターンの変化
昨年までは
『休みの日の夜7時前後に自宅を出て、8時までには採集ポイントへ到着』
というパターンで10年以上採集を行ってきましたが、今年からは少しパターンを変えてみることにしてみました。そうすることで今までとは違った種類のクワガタを採集できるかもしれません。
ここ数年は、
- コクワガタ
- カブトムシ
- ノコギリクワガタ
- ミヤマクワガタ
が採集の主流でしたが、この採集ポイント付近では以前は、
- ヒラタクワガタ
- アカアシクワガタ
- スジクワガタ
なども採集した経験があります。
また採集に出掛けるのも7月に入って梅雨が明けてからというパターンでしたので、それも変えてみようと思い、実は5月に入ってからちょくちょくと下見には出かけていたのです。
しかしこれまでは現地の気温が12℃~13℃前後とかなり冷え込み、コクワガタを数匹見かけるくらいで本格シーズンにはまだまだといった雰囲気だったのですが、昨日は大阪でもかなり気温が上がり真夏のような気候となったため、急に気分が高まり採集ポイントへ向かってみました。
本日の採集情報
ということで自宅を出たのは、一息ついた後の午後11時過ぎでした。
いつもは次男・三男、もしくはどちらか一人が同伴するのですが、さすがに翌日は学校があるため今回は私一人で出動です。
天候は日中と同じく晴れで、山手のポイントのため空を見上げると月と星がかなり綺麗に見えます。
ただ気温は昨日までと同じように日が落ちるとかなり下がり、採集ポイント近くの温度計を見てみると16℃を表示していました。
車を止めて外に出てみると、かなり肌寒く感じます。
新規採集ポイント
実はここではじめて記載するのですが、
『私がこれまで採集に出掛けていたポイントのクヌギの木が、この冬の間にほとんど伐採されて無くなっていたのです!』
というのも私が採取ポイントとしていた木々は山の斜面に立っており、おそらく付近の田畑や道路状況などから安全を考慮して伐採されたのだと思います。
そのため春先から時間を見つけては、付近の山々で採集ポイントを探していたのです。
かなり以前の記事でも記載させて頂きましたが、この周辺の山々は私が子供の頃から父親に連れられてカブトムシ・クワガタムシ採集を行っていましたので、過去の記憶をたどりながらここ10年ほどは近寄ったことがない場所を探索してみました。
そして5月の終わりごろ、ついに採集ができそうなポイントを発見できたのです。
採集の結果は?
ということで採集ポイントに到着したのは12時前になってしまいました。
数本の木を見て回ると、
『どこもかしこもコクワガタのオンパレードです!』^^;
本当に『これでもか!』というぐらいコクワガタがたくさんいるのですが、どういう訳かオスばかりでメスの姿が全く見当たりません。
こちらの木はそのうちの1本なんですが、赤丸の部分にコクワガタのオスがいるのです。
また見られるのもコクワガタばかりで、他のクワガタの姿は全く見られませんでした。
まあ、気温が気温なだけに少し早すぎたのかもしれません。この付近の採集ポイントでの私の過去の経験からいくと、概ね23℃以上になればノコギリクワガタやミヤマクワガタの姿が見られていました。
コクワガタは自宅でたくさん飼育しているため、よほど大型でもない限り今年の採集は控えようと思っています。
そんなことを考えながらじっと木の上の方を観察していると、
『え?カブトムシ?』
何と、カブトムシのオスが樹液を吸っているではありませんか!
これだけ冷え込んでも出てくるものなのですね。
これには正直、少し驚いてしまいました。
私の長い採集経験の中でも、6月に野生のカブトムシを見たのははじめてなんじゃないでしょうか?
もちろん平野部や少し気温の高い地域ではこの時期でも普通に見られるのでしょうが、私の採集ポイントは山手にあるため、例年であれば見られるのは7月中頃になってからでした。
しかもこの時の気温は15℃そこそこ。
下手をすればクワガタでも冬眠してしまうくらいの気温です。
そんな状況でもコクワガタが大量に活動し、カブトムシまでも活動している。
カブトムシ・クワガタムシには、まだまだ私たちの知らない生態が隠されているのかもしれませんね。
話がかなり脱線してしまいましたが、『今季初のカブトムシ』ということで採集に取り掛かります。
しかしかなり木の上の方にいるため、到底虫取り網も届きません。
で。ここは古典的な技『木を蹴って落下作戦』を決行、実際には蹴ったのではなく掌で『張り手一発』だったのですが、見事こちらの予定した場所へ落下してくれました。
大きさはさほどでもありませんが、出てきたばっかりのせいかとても元気です。
こちらはお持ち帰りして、自宅で飼育したいと思います。
最後に
いよいよ本格的なカブトムシ・クワガタムシ採集シーズンがやってきました。
今年はどんな個体に出会うことができるのか?考えただけでも楽しみでなりません。
こちらの記事にも記載しましたが、今年は屋外採集に関しては、
- ヒラタクワガタ
- ノコギリクワガタ
を狙っています。
ヒラタクワガタに関しては知人に譲って頂いた個体でブリードにチャレンジしていますが、やはりできれば自己採集した個体からのブリードを希望しています。
またノコギリクワガタのブリードにもチャレンジしたいと思っていますので、できればこちらも採集したいものです。
メスに関しては休眠中の個体がそろそろ活動をはじめると思いますので、最低でもオスはなんとか採集したいですね。
色々とやりたいことがいっぱいあるのですが、今年も採取には頻繁に出かけることになりますので、またブログでご報告させて頂きます。
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