みなさんこんばんは、鷹です!
世間はいよいよ夏休みですね。^^
みなさんはこの夏、どんなご予定をされていますか?夏と言えば『海』『山』『川』、さらにはキャンプ等々、何かとアウトドアでレジャーを楽しむ機会も増えてきます。
とっても楽しくてついつい気が緩んでしまいがちですが、自然を相手にする時は、一歩間違えれば取り返しのつかない参事を引き起こしてしまうこともあります。
くれぐれも注意して、心に残る良い思い出を是非ともたくさん作っ下さいね。
ところで私が子供の頃は、『夏休み=カブトムシ・クワガタムシ』という方程式が、物心がついた頃には既に出来上がっていましたね。^^
これには父親の影響もありましたが、やはり自分自身が大の昆虫好きであったからでしょね。
さて、前置きが随分長くなってしまいましたが本題です。
私は毎年のようにカブトムシに産卵させ冬場の幼虫飼育も楽しんでいるのですが、今年は自分自身の幼虫時のオス・メス判定ミスにより、飼育していた幼虫6頭が全てオスであるという事態に陥ってしまいました。
目次
7月19日の採集
そのため今年もカブトムシのブリードをするには、何としてもメスの採集が必須となってしまったのです。
例年であればカブトムシのメスであれば何の苦も無く採取できたのですが、今年はちょっと事情が変わってきました。
というのも10年以上通い続けている採集ポイントの木がほとんど伐採されており、今年はカブトムシに関してはオスを1頭採集したのみで、その後は全く見かけることもありませんでした。
しかしやはり、何と言っても採集の基本は『根気よく通い続けること』です。
というわけで7月19日(水)はたまたま仕事が休みだったため、いつもの採集ポイントへカブトムシ・クワガタムシ採集に行ってまいりました。
ちなみに今回はまたパターンを変えて早朝です。AM3:10頃に起床し、自宅を出たのはAM3:30頃。採集ポイントへ到着したのはAM4:00頃で、気温は約23℃でした。
採集ポイントの様子
今回もカメラを持っていくのを忘れたため^^;残念ながら現地の写真はありません。
で、採集ポイントの様子はと言うと、
『カミキリムシとカナブンのオンパレード』
でした。^^;
カミキリムシはここでは普通に見られる『ミヤマカミキリ』です。しかし1か所に4頭も集まっていたのは珍しいことです。
この木は前回はノコギリクワガタ祭りが行われていたのですが、
全く同じ場所で今度は『ミヤマカミキリが宴会を開いている』とは、想像もしてみませんでした。これはやはり採集時間帯によるものなのでしょうか?全く不思議な現象です。
その他には先にも記載したようにカナブンも多数見られましたが、コクワガタのオスも2,3頭見つけることはできました。しかし持ち帰るほどの大型ではなかったため、ここは全てスルーしておきました。
またしてもお目当てのカブトムシのメスは見つけることができず、あきらめて車で少し離れた次のポイントへ移動します。
ここは今年見つけた新たな採集ポイントで、これまでに見られたのはほとんどコクワガタだったのですが、今年唯一採集したカブトムシのオスを見つけたポイントでもあります。
しかしその後はコクワガタしか見られることがなかったのですが、僅かな希望を持ちながら採集ポイントへ向かいます。
そして車を止めて木をチェックしてみると、、、、
『ここはコクワガタ祭りかい!?』
ということでまたしてもコクワガタのオンパレードでした。
新たな採集ポイント
まあ、期待半分、あきらめ半分ではあったのですが、これまで10年以上カブトムシの採集に苦労したことはなかったので(ここの採集ポイントを見つけるまでは同じでしたが、、)、これは今年はちょっとピンチです。
しかし捕れないものは仕方ありませんし、まだまだ8月下旬までは十分採集のチャンスはあります。
この時点で時間はAM4:30過ぎで、辺りはすっかり明るくなっています。
『また次の機会に』
などと考えながら、車に乗り込み帰路につきました。
採集ポイントから5,6㎞、時間にして10分程自宅方面へ走ったところで、ふと何気なく脇道へ。
時間も早かったこともあり、今まで一度も通ったことはありませんでしたが、
『少し新規採集ポイントの探索でもしようかな?』
などと考えながら脇道へ入ってみたのですが、ふと道沿いの斜面に目をやると、いかにもカブトムシ・クワガタムシが居そうな林が。
今日の不作のこともあり一度は通り過ぎたのですが、なぜか無性に気になり思わず引き返してしまいました。
ここはクヌギの木が30本から50本ほどの小さな林で、中に入ってみると至る所で樹液を出している木を発見することができました。中にはカナブンが集まっている樹液場も発見することができましたが、残念ながらカブトムシ・クワガタムシの姿は発見できません。
『とりあえずすべての木をチェックして帰ろう』
などと考えながら歩いていると、突然、ある光景に出くわしました。
『地上から30㎝程の樹液場で、カブトムシのメスが一生懸命食事をしています』
これには本当に目を疑ってしまいました。
そこにはこのカブトムシのメスが1頭いただけですが、食事に一生懸命でこちらの気配にも気付きません。当然、これは採集してお持ち帰りということで、さらに場所が場所なのでもちろん素手でゲットです。
そして念願のカブトムシのメスを採集できたことに気を良くし帰路につこうと歩いていると、コクワガタのメスも1頭発見、『これはブリードさせて頂こう』ということでお持ち帰りしました。
7月19日の採集個体
カブトムシのメス
さてそれでは、やっと採集できた念願のカブトムシのメスです。
大きさはごく普通サイズですが、やはり捕りたてのWDだけあってとても元気です。
体長を測って写真を撮ろうとしますが、全くじっとしてくれません。
そのため上の2枚の画像は、先に体長を測定してからノギスの上に置いて撮影したものですが、サイズは約48㎜といったところです。
カブトムシは体の横幅、及び厚みがあるため大きく見えるのですが、いざ体長を測ってみると案外小さいものですね。
これはちょっと意外でした。
コクワガタのメス
そしてコクワガタのメスはこちら。
こちらはカブトムシのメス以上に言うことを聞いてくれません!^^;
ノギスと一緒に写真を撮ることすら至難の業でした。
で、ようやく撮れたのがこちら。
ごく一般的なサイズのコクワガタのメスで、体長は約25㎜でした。
最後に
ということでこれでまた今年の目標は一つ達成できそうですが、
今回は何と言っても、その採集場所に驚きです。
それこそ本当に今まで数え切れない程すぐ側を通っており、カブトムシ・クワガタムシ採集に行く際には毎回通り過ぎていた訳ですからね。
しかも脇道に入ってほんの数百メートルの地点です。さらには今まで通い続けていた採集ポイントよりも自宅に近いわけですから。^^;
私は採集ポイントを見つけてからまともにポイント探しをしてきませんでしたが、思い起こせばあの時も同じような感じだったような気がします。
子供の頃、父親に連れられてカブトムシ・クワガタムシ採集に行っていたころの記憶を頼りに探してみたものの、全く見つからず。
ふと偶然立ち寄った場所でノコギリクワガタを見つけたのがはじまりでした。
これからカブトムシ・クワガタムシ採集をはじめる方、もしくは採集ポイントを探している方がいらっしゃれば、少し一休みして辺りの木をよく探してみて下さい。
カブトムシ・クワガタムシは案外あなたのすぐ側にいるかもしれませんよ?^^
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