みなさん、改めまして新年あけましておめでとうございます。
今年も当ブログ『青空』をよろしくお願いいたします。
さて、今年初めてのカブトムシ・クワガタムシの飼育に関する記事となりますが、昨年12月、体調不良のためほとんどご報告できなかった内容と、新たに飼育をはじめた外国産クワガタのご紹介・近況、そして今年2017年の鷹の目標をまとめてみました。
目次
カブトムシ・クワガタムシの飼育状況
国産カブトムシ
国産カブトムシに関しては、昨年の夏に屋外採集した個体たちから多数の幼虫たちを取り出すことができました。
当初は100頭以上いましたが、今後の飼育計画等から現在手元に残っている幼虫は6頭です。
今季は初めてペットボトルで飼育を行うなど新しい試みも試してみたのですが、手元に残した6頭はどれもそこそこの大きさに成長しており、この夏、どれほどの成虫が誕生するのか?今からとても楽しみです。
これから2月くらいまでは大阪でもそこそこ気温が下がる日が続くと思いますので、幼虫たちも活発には活動しないと思いますが、室内飼育ですのでこまめにマットの様子を観察していきたいと思います。
なお真近の幼虫の様子は、こちらの記事でご紹介しています。
本土ヒラタクワガタ
幼虫
本土ヒラタクワガタ(大阪産・WDF1)の幼虫は、昨年11月にお知り合いの方から成虫ペアと共に譲り受けたもので、現在の飼育数は6頭、全て菌糸ビンに入れ自作温室で飼育しています。
飼育温度は22℃~24℃に設定しており、ビンの外から確認していても元気な様子が伺えます。
菌糸ビンに投入したのが11月17日のことでしたので、約1か月半が経過したことになります。大夢B プロスペック 1400㏄に投入した3頭はもう少し(3月頃まで)このまま様子を見ていく予定ですが、フォーテック G-pot 550㏄の3本はかなり食痕が広がってきています。
本来は全て3か月以上経過してから入れ替え等を行う予定でしたが、フォーテック G-pot 550㏄の方はこれ以上食痕が広がるようであれば、近いうちに入れ替えが必要になるかもしれません。
孵化時期から考えて(9月孵化)、来年の夏から秋の羽化を目指して飼育していきたいと思います。
成虫
成虫は当初譲り受けたペアの内、メスが不慮の事故で☆になってしまったのですが、
再度、1ペアを譲って頂くことができました。
どちらも以前譲って頂いた個体と同じ地域で採集されたもので、12月のはじめごろに我が家へやってきました。
これで最初に我が家にやってきたオス(約65㎜)と合わせて、3頭の成虫を飼育していることになるのですが、現在は全員冬眠中です。
メスはWDの個体ですので既に持ち腹かもしれませんが、3月後半~4月頃に念のため65㎜のオスとペアリングしてみたいと思います。
地元の野外採集の個体たちで、今後大型個体を目指してブリードしていきたいと考えています。
オオクワガタ
幼虫
オオクワガタの幼虫は11月にYahooオークションで落札させて頂いた、山梨県韮崎市産のオス(72㎜)・メス(46㎜)のペアから産まれたという4頭です。
購入時は初齢・初2齢ということで雌雄の判断もできませんでしたが、大夢B プロスペック500㏄2本と、大夢B プロスペック 1400㏄ 2本にそれぞれ投入し、自作温室にて飼育しています。
現時点では大きな動きは見られませんが、引き続き様子を見ていきたいと思います。
成虫
オオクワガタの成虫も幼虫と同じく、昨年の11月にYahooオークションで落札させて頂いた物です。
こちらは産地・累代不明ということで、大変お安く購入することができたのですが、私がこちらの個体を選んだ理由は以下の記事を参考にして下さい。
現在はいずれも冬眠中ですが、こちらも本土ヒラタクワガタ同様、来年の春先にブリードを考えています。
もちろん狙うは大型ですが^^;とりあえずは無事に成虫を羽化させること。これを第一目標に飼育していきたいと思います。
コクワガタ
幼虫
コクワガタの幼虫は昨年野外採集したメスが産卵し、最終的に8頭を大夢B プロスペック500㏄に投入して自作温室にて飼育しています。
8月に取り出した2頭は成長も早く菌糸ビンに食痕も見られるのですが、他の6頭は投入後、ほとんど動きが見られません。
いずれにしても投入したのが11月7日になりますので、とりあえずは『3か月経過』を待って、今後の様子を見ていきたいと思います。
成虫
昨年は例年以上に多くのコクワガタを採集することができました。
中には45㎜を超えるオスも数頭採集することができたのですが、今年はもう少し厳選した採集・飼育を目指していきたいと思います。
こちらも本土ヒラタクワガタと同様、地元採集の個体から大型の個体を目指してブリードしていきたいと思います。
ちなみに現在はこちらのケースで『集団越冬中』です。^^
ノコギリクワガタ
ノコギリクワガタは12月中頃まで生きていたオスが遂に☆になってしまい、現在は昨年10月に羽化したメス(約33㎜)が休眠中です。
このメスは今年の夏に活動を始めると思われますので、今年の夏は是非とも大型のオスを採集して、このメスとペアリングしたいと思います。
ノコギリクワガタも地元採集個体からのブリードを目指していきたいと思います。
外国産クワガタ
実は私以前から、『どうしても外国産の昆虫を飼育してみたい!』という願望を持っていまして、自作温室を作ってからその欲望を押さえきれなくなってしまいました。^^;
ということで12月に入ってから色々と物色をはじめ、遂に外国産クワガタの飼育をはじめてしまいました。
今回私が手を出したのは外国産クワガタの中でも比較的飼育し易く、なおかつクワガタ界でも1,2を争う大きさと強さ(狂暴さ)を兼ね備えた、以下の2種類です。
スマトラオオヒラタクワガタ
まずはスマトラオオヒラタクワガタです。
現在4頭(2ペア)を飼育しています。
こちらの2頭は、おなじみYahooオークションで落札させて頂きました。
ただメスは7月羽化ですのでそろそろブリードも可能ですが、オスは11月羽化ですので来年の4月以降になってしまいそうです。
そこでもう1ペア追加することにしました。
このペアはWD(野外採集品)ということで、とあるショップから購入させて頂きました。
この4頭で既にペアリング・ブリードを開始しているのですが、その様子は後日、ご報告させて頂きたいと思います。
パラワンオオヒラタクワガタ
そしてもう一種がスマトラオオヒラタクワガタと人気を二分している、パラワンオオヒラタクワガタになります。
こちらもあるショップから購入させて頂いたWD(野外採集品)のペアになります。
パラワンオオヒラタは1ペアのみですが、こちらも既にブリードに向けてセットしてあります。
今後のご報告を楽しみにしておいてください。
2017年のカブトムシ・クワガタムシ飼育の目標
さて、長々とした記事になってしまいましたが、今年2017年のカブトムシ・クワガタムシの飼育における目標をまとめてみたいと思います。
- 国産カブトムシ、地元個体のブリード及び採集
- 本土ヒラタクワガタ、地元個体のブリード及び採集
- コクワガタ、地元個体のブリード及び採集
- ノコギリクワガタ、地元個体のブリード
- オオクワガタのブリード
- スマトラオオヒラタクワガタのブリード
- パラワンオオヒラタクワガタのブリード
ちょっと多すぎるかな?^^;
まあでも、数や大型にこだわらずあくまでも趣味の一つとして、無理をせず今年もカブトムシ・クワガタムシの採集・飼育を楽しんでいきたいと思います。^^
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