みなさんこんばんは、鷹です!
本当に寒い日が続きますね。
寒波の到来やインフルエンザの流行など、この時期は何かと注意が必要です。
私もインフルエンザにかかったわけではありませんが、年が明けてから少し体調が悪い状態が続いています。
皆さんも健康にはくれぐれも注意して下さいね。
さて先日、タランドゥスオオツヤクワガタのブリードについてご報告させていただきましたが、同じようなブリード方法を取るローゼンベルクオウゴンオニクワガタ。
12月の初旬からWDの2ペアを入手し飼育しているのですが、実はこちらもタランドゥスと同様の考えから、年末・年始にかけてブリードをスタートしました。
目次
ローゼンベルクオウゴンオニクワガタのブリード時期
さて先程、
『年末・年始にかけてブリードをスタートしました』
と記載しましたが、本当のことを言うと
『結果的にブリードになってしまった』
という方が正しいのかもしれません。
以前の記事にも記載しましたが、ローゼンベルクのペアが我が家にやってきたのが12月10日ごろです。
そしてメス2頭が後食を始めたのが12月17日ごろ。この時オス2頭はまだ後食を開始していなかったのですが、48㎜のオスは12月20日ごろから、そして49㎜のオスは12月31日ごろから後食を開始してくれました。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、日本国内で流通しているオウゴンオニクワガタは、ほとんどが現地でのブリード個体、もしくは幼虫で採集し羽化させた個体のようなのです。
そのため日本に輸入され飼育者の元へ届いた時には成熟しておらず、後食すら開始していないといったことは珍しいことではありません。
そのため私が入手した個体たちも例に漏れず、メスは後食開始直後、オスは未後食といった状態でした。
我が家へローゼンベルクがやってきた当初は、個体たちの様子から
『ブリードは2月~3月ごろかな?』
などと思っていたのですが、色々調べてみるとローゼンベルクは成虫寿命がそれほど長いクワガタではありません。(と言っても長ければ1年くらいはあるそうですが)
またメス殺しも皆無といっていいほど見られないため、
『後食を開始した個体から順に同居生活に切り替えよう』
と、予定を変更していたのです。
ちなみに余談ですが、カブトムシ・クワガタムシは成虫寿命が短いほど早く成熟する傾向があります。
これは当然のことながら短期間の間に繁殖活動を行い、子孫を残す必要があるからです。代表的なのは国産カブトムシで、屋外に出て活動を開始すればすでに熟成(繁殖活動が可能)な状態にあります。
R-1ライン
またしてもなんの面白みもないライン名ですね。^^
まあ私の個人的な識別ですので、ここは軽くスルーしておいて下さい。
こちらは48㎜のオスと46㎜①のメスのラインです。
ちなみにメスが『46㎜①』となっているのは、偶然にもメス2頭が全く同じ46㎜だったためです。
同居を始めたのは12月25日で、この時点でメスの食欲はまるで国産カブトムシやタランドゥス並み。^^;この小さな体で16gゼリーを1日に1個たいらげていました。
オスの食事量はそれほどでもありませんが、それでも1日に半分以上は食べてしまいます。
『まあとりあえずのんびり同居生活を』
と最初は思っていたのですが、翌日にはこの状態です。
『あら?すでに成立?^^;メイトガードしてるし』
ただこれだけなら良かったのですが、
『ひょっとして1日中?』
と思わせるくらいメイトガードしています。もちろん四六時中観察しているわけではありませんが、朝見ても夜見てもメイトガード。
さすがにこれを見ていると『オスの体力は大丈夫?』と不安になった矢先、
ようやく別行動を目撃。
これが12月28日のことで僅か3日だけの同居生活でしたが、この時点でオスとメスは個別飼育に戻しておきました。
R-2ライン
こちらは49㎜のオスと46㎜②のメスのラインです。
同居をはじめたのは1月4日のことですが、これは49㎜のオスの後食が少し遅かったためです。
でこちらも速攻で、
こちらはよく観察していると、メイトガードしながらオスもゼリーを食べています。
ただ全体の動きはR-1ラインと同様で、オスがメスの上から離れようとしません。そこで同じようにタイミングを見計らいオスとメスが離れていた1月6日、再び個別飼育に切り替えました。
最後に
さて当初は『のんびり同居生活』と考えていましたが、思いもよらず早い時期にペアリングが成立してしまったようです。
実はメス2頭ともすでに産卵セットに投入済みなのですが、その様子については後日、別の記事でご報告させていただきます。
オウゴンオニクワガタもタランドゥス同様、一度にたくさん産むタイプのクワガタではないようですので、ゆっくり時間をかけてブリードに挑んでいきたいと思います。
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