みなさんこんばんは、鷹です!
クリスマスを過ぎて2019年もいよいよ大詰めとなってきましたね。
この時期は仕事納めや忘年会などみなさん忙しくされていると思いますが、交通事故や犯罪などが最も起きやすい時期でもあります。
若かりし頃に仕事場の上司に教わったのですが、『いそがしい』を漢字で書くと『忙しい』ですが、『忙』という字は『心』と『亡』の組み合わせで、『こころがとぼしい』もしくは『こころここにあらず』という意味らしいです。
こんな時こそ一呼吸置いて、冷静に物事に対処していきたいものです。
少し堅苦しくなってしまいましたが、そろそろ本題に入りたいと思います。^^
目次
ローゼンベルクオウゴンオニクワガタの羽化
前回の記事でご紹介させて頂いたように、ローゼンベルクオウゴンオニクワガタの幼虫たちも続々と蛹室を作りはじめ、羽化まであと少しというところまでやってきました。
こちらの記事でご紹介させて頂いた画像は11月7日のものですが、今回はそれから1ヶ月強が経過した12月12日時点での様子をご紹介させて頂きます。
R-4ライン、メスの羽化
まずは最も早くブリードを開始したR-4ラインです。
こちらは11月7日時点で6頭が蛹室を作っており、2頭は1400㏄の菌糸ビンへ投入しておりましたが、それが12月12日時点では、
800㏄へ投入していた幼虫たちは全て蛹化し、
1400㏄へ投入した2頭のうち1頭は既に蛹室を作っています。ただもう1頭は蛹室を作ろうとワンダリングしていますが、もう少し時間がいりそうですね。
ところで上の画像の右端、
こちらは最も早い9月下旬に蛹室を作りはじめた幼虫ですが、今期のローゼンベルクオウゴンオニクワガタ第1号として、11月14日に羽化してくれました!
ということで少しややこしいのですが、実は前回の記事を投稿した時点では既に羽化していたということになります。^^;
別に隠すつもりはなかったのですが、飼育経緯を順序良くご紹介したかったのと、前回の記事が画像を撮影してからご紹介するまでに少し時間が空いてしまったため、このような形となってしまいました。
スイマセン。<m(__)m>
ということはつまり羽化から約1ヶ月が経過しているということですので、ちょうどいい機会ですので掘り出してみることにしました。
元気な姿を見せてくれました。^^
見たところ特別大きいというわけでもなくほぼ『標準』という感じですが、奇麗に完品羽化してくれたことが何よりです。^^
とりあえず記録の意味もありますので体長測定を、
第1号のメスは約44㎜でした。
そしてこちらがオウゴンオニクワガタの特徴である、
体が乾燥してくるとその名の通り、金色に変色していきます。
が、羽化してまだ1ヶ月。あまり刺激を与えてもよくありませんので、画像はありませんが湿らせたハスクチップで管理しつつ後食を待ちたいと思います。
羽化までの経緯
ここで少しこのメスの羽化までの経緯を振り返ってみると、
- 3月14日 卵にて割り出し、数日の間に孵化
- 4月4日 500㏄の菌糸ビンへ投入
- 5月9日 800㏄の菌糸ビンへ投入
- 8月1日 800㏄の菌糸ビンへ14gで投入
- 10月上旬 蛹化(詳細な日付は記録していませんでした)
- 11月14日 羽化(12月12日時点で約44㎜)
といった感じです。
割り出しから羽化まではちょうど8カ月で多種のクワガタと比べても平均的ですが、食事をしなくなって蛹室を作るまでの時間、そしてさなぎの期間が多種と比べると長いような気がします。
また幼虫初期はかなり食欲旺盛でしたが、5月以降は目に見えて食べる量が減ったため、2本目から3本目投入までの期間が3ヶ月空いています。
詳しいデータは残していませんが、この辺りの成長傾向はタランドゥスもよく似ており、とても興味深いところです。
R-5ラインとR-6ライン
さてR-4ラインからは早くも第1号が羽化してくれましたが、続いてはR-5ラインとR-6ラインの様子です。
こちらはR-5ラインですが、右端の1頭を除いて4頭が蛹化しています。
割り出し日は4月17日とR-4ラインより約1ヶ月遅れですが、ほとんどを幼虫で割り出したためR-4ラインとの時間差もそれほどないように思われます。
そしてR-6ラインは、
11月7日に1400㏄へ投入した4頭がそろそろ蛹室を作りはじめたようです。
そして右端の11月7日に800㏄へ投入した幼虫は既に蛹化していますが、11月28日に800㏄へ投入した3頭は、恐らく今回のビンで1~2ヶ月の間に蛹化するのでは?と思われます。
最後に
一気に4ラインのブリードに挑むという無謀なことをしてしまったため紹介頻度は低くなってしまいましたが、なんとか第1号の羽化を迎えることができました。
が!
21頭飼育している幼虫のうち1頭が羽化したにすぎませんので、本番はこれからなんですよね。^^;
『1頭でも多く』ではなく『全頭完品羽化』できるように、しっかりと飼育管理していきたいと思います。
ちなみに前期のブリードで唯一羽化してくれたこちらのオスですが、
R-7ラインの種親として一度だけペアリングしてもらい、その後はもっぱら私の癒し相手となってもらっていましたが、
この日、突然動きが鈍くなり、
2日後には完全に動きが止まってしまいました。
我が家で初めて誕生してくれたローゼンベルクオウゴンオニクワガタのオスだったため、できれば子孫を残してあげたかったのですが、それができなかったことが唯一の心残りです。
ただこのオスは1月21日羽化ですので、10カ月強生存していたことになります。
ここで少し本音です。
クワガタの飼育には幼虫を育てることにも醍醐味を感じていますが、
『やっぱり成虫の姿を見てる時が一番かも!』
甲乙つけがたいですね?^^
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