ローゼンベルクオウゴンオニクワガタの幼虫飼育、大詰めへ

ローゼンベルクオウゴンオニ

みなさんこんばんは、鷹です!

なかなかご報告できておりませんが、今年の夏はローゼンベルクオウゴンオニクワガタの幼虫飼育にかなり時間を費やしておりました。^^;

ただ一度に4ラインでのブリードにチャレンジし、更に幼虫たちの菌糸ビン交換のタイミングもバラバラで、記事にまとめるタイミングが取れませんでした。

ただそろそろ幼虫たちの成長も落ち着きを見せ始めましたので、抜粋にはなりますがローゼンベルクオウゴンオニクワガタの幼虫飼育についてご報告させて頂きたいと思います。

ちなみに各ブリードラインの詳細について、以下の記事を参照して下さい。

2019年 ローゼンベルクオウゴンオニクワガタのブリード計画
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目次

R-7ライン

まずはローゼンベルクオウゴンオニクワガタのブリードで、最後のラインとしてチャレンジしたR-7ラインのその後から。

ローゼンベルクオウゴンオニクワガタのブリード状況・その⓶
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上の記事でご紹介させて頂いたように、メスが奇麗に穿孔してくれたにも関わらず、1頭の幼虫も回収することができませんでした。^^;

その後再チャレンジしたもののメスは穿孔すらしてくれず。

9月下旬にはかなり動きが鈍くなり、

10月3日に☆となってしまいました。

しかしオスの方はその後も元気で、

動きはかなり鈍くなってしまいましたが、現時点でも健在です。

以前はじめてローゼンベルクオウゴンオニクワガタの飼育を始めたころは、比較的早く親虫が☆になってしまったため成虫寿命は短い種かと思っていましたが、ブリード状況によっては10ヶ月~12ヶ月は生きているようです。

ただ残念ながら今期の累代でのブリードは、断念せざるを得なくなってしまいました。

R-4ライン

それでは幼虫の飼育状況、まずはR-4ラインから。

このラインでは最終的に8頭の幼虫が無事育ってくれて、

そして9月にはついに、

第1号が蛹室を作りはじめました。

ちなみにこの時点での他の幼虫の大きさは、

10g~15gでした。

ただこうして観察していても、どうも雌雄の判別がよくわかりません。卵巣もあるような無いような、、、。

大きさから判断すれば恐らく15g以上がオスと思われるのですが、、、。

とりあえず順次菌糸ビンを交換し、最も間近の様子がこちら、

6頭は蛹室を作っていますが、9月に1400㏄へ投入した2頭は、

体色から判断すればこれ以上は大きくならないでしょうが、きれいな蛹室を作ってもらうためにも再度1400㏄へ投入しました。

R-5ライン

続いてR-5ラインです。

こちらは2ラウンドの割り出しで5頭の幼虫6個の卵を回収することができましたが、幼虫が☆になってしまったり孵化しない卵があったりして、6頭の幼虫飼育となりました。

しかしその後さらに幼虫1頭が☆になってしまい、最終的には5頭の幼虫飼育となりました。

ちなみに9月18日時点での大きさは、

最大が15gで最小が11gでしたが、15gあったのは1頭のみで他は11g~12gでしたので、このラインはかなりメスに偏ってしまったような気がします。

そしてこちらのラインも11月初旬には、

左端の1頭を除いて残りの4頭は蛹室を完成させています。

R-6ライン

それでは最後にR-6ラインです。

こちらは1度の割り出しでは最も多い12個の卵を回収することができました。

が、こちらでも孵化できなかった卵や☆になってしまった幼虫もいたため、最終的に8頭の幼虫飼育となりました。

で、こちらも最近の様子は、

見事に菌糸ビンの交換時期を超えてしまっていますが、幼虫たちの様子は、

R-6ラインは少し遅めの5月4日割り出しだったため、幼虫たちももう少し伸びしろがありそうです。

それより何より、これまでのR-4・R-5ラインの幼虫たちより、心なしか一回り多く見えてしまいます。

そこで期待しながら体重測定を行ってみると、

ここにきてやっと20gに手が届きそうな幼虫が出てきてくれました。^^

ローゼンベルクオウゴンオニクワガタは飼育情報が少なく、私自身も昨年は細かく飼育記録を残していなかったため確実ではありませんが、恐らく幼虫体重が20gに乗れば、70㎜オーバーの成虫も期待できるのでは?と考えています。

ということで期待して、

14g以上の幼虫は1500㏄の菌糸ビンへ投入です。

そしてこの時点では菌糸ビンの交換を行わなかった3頭の幼虫、

少し遅れて11月28日に菌糸ビンの交換を行ったところ、

こちらももう少し成長が期待できそうです。

特に15gは恐らくオスで、本来なら1400㏄へ投入したかったのですが、

用意していた菌糸ビンが800㏄だったため、今回はこちらへ入って頂くことにしました。

最後に

こんな感じで3齢まで育ってくれた幼虫は、着々と成虫へ向けて成長してくれています。

カワラ菌糸の劣化という理由もありますが、800㏄~1400㏄の菌糸ビンですとおよそ1ヶ月~2ヶ月の間で交換が必要となり、さらに同ラインでも交換時期がバラバラなため、目まぐるしい幼虫飼育を続けて参りました。^^;

ただ3ラインのメスはその後も産卵セットに投入してみましたが全く産卵してくれず、夏から秋にかけて順に☆になってしまいました。

これはあくまでも今期の我が家での傾向ですが、ローゼンベルクオウゴンオニクワガタは基本的には産卵数が少なく、産んでくれても2ラウンド目まで。

更にメスは1度産卵するとかなり体力を消耗するようで、一気に寿命を迎えてしまう傾向があるようです。

特に我が家ではR-6ラインとR-7ラインでその状況が見られ、2ラウンド目以降は全く穿孔する気配すら見せてくれませんでした。

そして現時点では第1号の羽化、さらにメスは続々と蛹化ラッシュが始まっており、12月下旬から来年にかけては羽化ラッシュを迎えることができそうです。

来年には羽化報告ができそうですので、楽しみにしておいて下さいね。^^

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