みなさんこんばんわ、鷹です!
ここのところ連日のように猛暑日が続き、今日は各地で最高気温が記録されました。また夜も25度を超える熱帯夜となる地域が多いようで、体調不良や熱中症には十分気をつけて下さいね。
しかしそんな気温の上昇も、カブトムシ・クワガタムシ採集に関してはかなり好都合。しかも大阪は明日の午後から雨との予報も出ており、湿気もそこそこでコンディションは絶好です。
ただ例年であれば時期的には少し早いです。私が採集しているポイントでは、本格的に採れ始めるのは梅雨明けの7月下旬です。
が!誘惑に負けて行ってきましたのでご報告させて頂きたいと思います。
目次
採集ポイントへ
家を出たのは午後6時45分ごろです。今はまだ日が長く、午後7時ぐらいではまだ少し明るいため、完全に日が落ちてから現地に到着する時間を狙いました。
今日は次男(中学1年生)をパートナーとして同伴です。というより『次男に促されて採集に行くことになった』という方が正解です。
実は私の3人の息子の中で最も私と趣味が似通っているのが次男で、彼のカブトムシ・クワガタムシ採取歴は既に7年程になります。しかもなかなか『いい目』をしていて、過去には私が見逃した木の上にいるクワガタを見つけたことが何度もあります。
ということで途中コンビニに寄りジュースを買いながら、のんびりと現地に向かいます。
採集ポイントへ到着
そんなこんなでのんびりと車を走らせ、約40分ほどで現地に到着です。
で、ここで私がカブトムシ・クワガタムシを採集しているポイントについて、軽くお話しさせて頂きます。ただ詳しくは以前の記事『大阪でも採れる!カブトムシ・クワガタムシ採集のポイントと注意点』に記載したように、乱獲等を防ぐために伏せさせて頂きます。
こんなところにカブトムシ・クワガタムシがいるの?
こちらが現地の風景です。
左手にアスファルトの道路があって、右手にガードレールが見えます。そしてその横に木が立っているののが確認できると思いますが、実はこの木にカブトムシ・クワガタムシがいるのです。
さらに角度を変えて、
もう少し詳しく、
お分かりいただけるでしょうか?こちらのポイントも道路は全て舗装されています。
つまりカブトムシ・クワガタムシは、なにも山の中や森の中に入って行かなくても、ポイントさえ押さえてしまえばこんな身近なところで採集することができるのです。
ちなみに車は1枚目の写真の約30m先に止めてあります。
そのため今日の私と息子の格好は、半袖に長ズボンといった普段着です。もちろんお勧めはしませんが、コツさえつかめばこんなに簡単に採取できるものなのです。
今年初ゲット!
ということで採取に取り掛かります。
最初に見に行ったこちらの木は、先程の写真とは少し離れた場所にあります。下は未舗装路ですが道路のすぐそばに立っており、例年樹液を大量に出しているので必ず確認するようにしています。
この木は立地の関係から、大量にカブトムシ・クワガタムシが集まっていることはありません。ただいつも一頭、二頭ぐらいは採集できます。
しかし今日は不発でした。ご覧のように樹液は木の下まで垂れ落ちるくらい出ていますが、いたのは蛾とクモのみ。
ということで本命のポイントへ。
ここではトータルで7~8本の木をポイントとしています。全て道沿いに立っているので、低い位置であれば素手で採集することができます。
ここにはいません。
ここにもいません。
こちらにも。
そして1本の木を良く観察していると、、、、いました!
ノコギリクワガタのオス(小)です。
さらに
こちらにも
(見えづらい画像でスイマセン、、、)
こうなってくるとHUNTERの血が騒いできます。ここから先は画像を撮る間も惜しんで採集に集中します。木の裏側や葉っぱの影、さらに少し観察しているとノコノコ歩いてくるクワガタもいて、トータル8頭の採集に成功しました。
またお気づきになった方もおられるでしょうが、クワガタがいたのは全て低い位置、つまり手で掴める高さでした。こういう時私は全て素手で採集します。(もちろん周囲の安全は十分確認した上です)
結局虫取り網の出番は全くありませんでした。
しかしここでハプニングが!
しかし私が採集に没頭している最中、とんでもないハプニングに出くわしてしまいました。(あまりにも急だったため画像を撮る余裕もありませんでした)
私が木の下の方にいるクワガタを捕まえていると、何かしら背中がムズムズします。最初は気のせいかとも思いましたが、やはり何かが動いています。
ここでちょっと嫌な予感がしたため、後ろ手で服をバタバタさせてみます。『どうせ背中にバッタか何かが乗ったんやろう?』しかし今度はムズムズがモゾモゾに変わり、それが確実に服の中で起こっていることを確信しました。
『ヤバい』真っ先に頭にこの言葉が浮かび上がりました。
多少の虫なら何ともありませんが、私の頭をよぎったのは『刺す虫』です。というのも私は過去に何度かハチに刺された経験があり、服の中に飛び込んできたハチに刺されたこともありました。
彼らは少しの時間ならおとなしくしていてくれるのですが、服で圧迫されたりすると反射的に身を守ろうと毒針を出してくるのです。
でここからはほんの一瞬の出来事です。手に持っていた虫かごと虫取り網を放り投げ、『神業』とも言える速さでTシャツを脱ぎ、地面に投げ捨てました。横には父親がいきなり服を脱ぎ投げ捨てる姿を見て呆然と立っている息子の姿があります。
すると背中のモゾモゾはなくなっており、『良かった、虫は服に摑まってたんや』と一安心しました。
そうするとさすがに上半身裸のままでいることもできないので、懐中電灯で地面に投げ捨てたTシャツを照らしてみます。そして親子で声を揃えて一言、「カナブンかい!」
それはさっきクワガタを採集している最中に、懐中電灯の光めがけて飛んできたためおもむろにつかんで放り投げた(飛んでいった)カナブンだったようです。
自分を棚に上げて何ですが、こんなこともあるのでカブトムシ・クワガタムシ採集の際はこちらの記事『大阪でも採れる!カブトムシ・クワガタムシ採集のポイントと注意点』をよく読んで、服装には十分注意して望んで下さい。(_ _)
今日の成果
ということで話がそれましたが、こちらが今日の成果です。
- ノコギリクワガタ:オス2頭
- コクワガタ:オス5頭
- コクワガタ:メス1頭
合計8頭の採集ができました!
特にノコギリクワガタのオスの内1頭は、そこそこ大きくて立派でした。
早速自宅でクワガタ専用の飼育ケースに移します。
こちらは木の裏側に隠れていますね。
最後に
というわけで2016年はじめてのカブトムシ・クワガタムシ採集はまずまずの成果を収めることができました。
残念ながらカブトムシに出会うことはできませんでしたが、シーズンはまだ始まったばかりです。これから7月後半~8月にかけてカブトムシ・クワガタムシはどんどん増えて行きますので、今年も採集を楽しみたいと思います。
また先にも記載しましたが、カブトムシ・クワガタムシは思いがけないほど身近なところにいるものです。『採集』と言っても何も完全装備で山の中に入っていかなければ捕れないわけではありません。
乱獲等の問題で私から詳しい場所をお伝えすることはできませんが、当ブログの記事をよく読んで頂ければ、いたる所にヒントが隠されています。
重要なポイントは
- クヌギの木
- 樹液を出しているクヌギの木
- ある程度風通しの良い場所
この3つです。これをよく探していただければ、必ずそこにカブトムシ・クワガタムシは存在しているのです。
また私の行く採取ポイントでも、このような看板が設置されています。
(ピンボケでスイマセン『私有地に付きここから先立ち入り禁止』と書かれています)
このような場所には絶対に立ち入ってはいけません。カブトムシ・クワガタムシを採集する際は、ルールとマナー、モラルを持って出かけるようにしましょう!
『来年もこの場所でカブトムシ・クワガタムシを採集できますように』
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