ノコギリクワガタの水牛を目指して

ノコギリクワガタ

みなさんこんばんは、鷹です!

最近は外国産クワガタの飼育が主流になってしまった私のカブクワライフですが、何も国産カブクワに興味を無くしたわけではありません。^^;

採集状況や飼育スペース、さらにはオオクワガタやヒラタクワガタの成虫を譲渡してしまったため少し疎遠ですが、その間もずっとブリードを計画していたクワガタがいます。

それがこちら、

ノコギリクワガタです。

目次

ノコギリクワガタのブリード開始

他の国産クワガタの成虫たちは諸事情から全て譲渡してしまいましたが、その代わりと言っては何ですが現在、我が家では多数のノコギリクワガタの成虫を飼育しています。

実はこの成虫たちは全て我が家で羽化したブリード個体なのですが、始まりはこちらに遡ります。

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2018年最初のカブクワ採集で、偶然にも理想のノコギリクワガタをゲットすることができました。^^

しかもペアリング後にメイトガードしているところを採集できたようで、このペアをそのまま持ち帰り、早速ブリードを開始しました。

その結果多数の卵と幼虫を確保することができ、そのまま幼虫飼育を続けたところ、翌2019年の6月以降、多数の成虫が羽化してくれました。

みなさんすでにご存じかもしれませんが、基本的に夏に羽化したノコギリクワガタはその年には活動を開始しません。

そのまま蛹室で冬を越し、翌年の初夏以降に地上に出てきて活動してその一生を終えます。

つまり現在我が家で生存している成虫たちは、昨年の夏から秋にかけて羽化し、そのまま冬を超えたノコギリクワガタなのです。

ただ過去の記事でもご紹介させていただいておりますが、採集した種親は

  • オス=約67㎜
  • メス=約31㎜

だったにも関わらず、羽化した個体は

  • オス=約60㎜
  • メス=約35㎜

が最大でした。

ということで昨年の羽化からずっと累代、及びリベンジブリードを計画していたのですが、活発に活動を始めた6月下旬、いよいよペアリングを開始しました。

種親の選定

さてブリードを開始するとなると種親の選定ですが、羽化後☆になってしまった個体も数頭おり、ゼリーの食べ具合や活動状況などから、まずはこの2頭のペアでブリードをスタートすることにしました。

  • オス=約56㎜
  • メス=約32㎜

産卵セット投入とその後の経過

ということでいきなり産卵セット投入時の画像ですが、6月25日から同居生活を開始しました。

これはヒラタ系のブリードの時と共通しているのですが、ノコギリクワガタはこれまでのブリードでもマットのみでたくさん産卵してくれているため、今回も産卵木は使用していません。

また長い飼育経験の中でもメス殺しは見たことがないため、このまま割り出しまで同居飼育を続ける予定です。

とは言ってもやはり産卵セットを組むと何かと気になり、またノコギリクワガタは体の大きさに似合わず大食いですので、毎日ゼリーの交換と産卵状況の確認(飼育ケースの外から)は、欠かさず行っておりました。

すると、

画像ではケース側面に1個のみですが、実は底面にも数個の卵を確認できています。

とりあえずは幸先の良いスタートとなりました。

最後に

ノコギリクワガタについていろいろ調べてみると、意外と情報量が少ないような印象を受けてしまいます。

これはノコギリクワガタが日本国内ではコクワガタに次いで目にすることが多いことが原因しているのかもしれません。

が、やはり幼いころから慣れ親しんできたクワガタで、その魅力は計り知れないものがあります。

まだ産卵を確認したばかりで本番はこれからですが、まずは種親を超えられるよう飼育方法も含めてチャレンジしていきたいと思います。

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