みなさんこんばんは、鷹です!
以前こちらの記事でご紹介させて頂いた菌床ブロックから作った菌糸ビンですが、
以前使ったYSO−3500ccオオヒラタケと比べるととても菌糸の周りが早く、1週間足らずで使える状態になりました。
そこで先日、オオクワガタの幼虫の菌糸ビンの交換及び、成長具合を確かめるために体重測定を行いましたので、今回はその様子にについてご報告させて頂きたいと思います。
目次
菌糸ビンの交換と体重測定
それでは早速菌糸ビンを交換していきたいと思いますが、今回用意できたのはSRD−3600ccを2ブロック使い、
- 1400㏄×3本
- 800㏄×4本
の計7本です。
とりあえず前回の記事でご紹介させて頂いた6月に1本目に投入した個体は、ビンの外から様子を確認してみてもオスであることは間違いないでしょう。そのため1400㏄1本はこの個体に使うとして残りは6本です。
ただビンの外から幼虫の姿がはっきり確認できるのはこの1頭のみで、他はほとんど確認できていません。
そこで今回は
- 菌糸の減り具合
- 菌糸の劣化具合
から判断してとりあえず幼虫を掘り出し、その後投入する菌糸ビンを決めるという方法を取ってみました。
それではまずは1本目。
こちらは前回の記事でご紹介させて頂いた個体です。
この個体は現在飼育しているオオクワガタの幼虫の中では最も早く菌糸ビンへ投入したのですが、約5か月で2本目への投入となります。
こちらは食痕が広がり菌糸ビンの上の方に上がってきているのを確認しているため、それほど深く掘らなくてもすぐに幼虫を取り出せそうです。
思った通り表面の菌糸をめくるだけで、すぐに幼虫のお尻とご対面です。しかしまるで逃げるかのように底へ向かって潜って行くので、ここは負けじと掘り進めて行きます。
さすがに最近はパラワンやスマトラの幼虫ばかり見ていたせいか、とてつもなく小さく見えてしまいます。^^;
しかしこの画像は800㏄の菌糸ビンに入っている姿ですので、『国産クワガタの幼虫』としては、そこまで小さいというわけではありません。
とりあえず体重測定を、
20gでした。
この幼虫は割り出し時の状況を考えると、5月中旬~末にかけて孵化したと思われます。1年ほどで羽化してくれるとすれば、まだもう少しは大きくなってくれるでしょうか?
とりあえず今後に期待したいところです。
続いて2本目と3本目は、500㏄の菌糸ビンを使用し食痕が広がっていることで、今回の交換対象となりました。
それぞれ掘り出してみると、
想像以上に小さかった、、、^^;
まあ、2本とも8月投入ですのでこんなものでしょうか?
ところで体重はと言うと、
4gだとコクワガタ並みですね。^^;
気を取り直して次に行きます。^^
残りの4本は全て800㏄で、食痕の大きさと菌糸の劣化の大きいものを選んでみました。
さて、幼虫の様子は、
まあ、見事に大小さまざまですね。
で、体重は、
3g~14gという結果でした。
ということで大きい幼虫から順に1400㏄へ、
残りは800㏄へ投入です。
最後に
今回は7頭菌糸ビンの交換を行いましたが、オオクワガタの幼虫はまだ5頭ほどが1本目の菌糸ビンに投入したままです。
ただこれらは幼虫が小さいのか?食痕もそれほど広がっておらず、菌糸の劣化もそれほどではありません。
いずれも7月~8月投入のためそろそろ交換時期だとは思いますが、もうしばらく様子を伺っていきたいと思います。
ところで最近、何度か『パラワンやスマトラの幼虫は狂暴だ』とお伝えしてきましたが、実はオオクワガタの幼虫も負けておりません。
クワガタの幼虫が単独飼育を推奨される理由が、これでよく分かりますね。^^
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