クワガタ達の新学期

みなさんこんばんは、鷹です!

4月に入ってついに新元号『令和』が発表されましたね。

これで私自身は『昭和』・『平成』・『令和』という3つの時代を生きていくことになってしまいましたが、こういう節目の時期にはついつい昔のことを思い出してしまうものです。

『昭和』に生まれ社会に出る前に『平成』に移り変わり、今は自分自身の家族と共に新しい時代『令和』を迎えようとしています。

思い返してみれば本当にいろいろなことがあり、時代と共に社会環境も大きくそして目まぐるしく変化していきますが、それでもいつの時代でも『青空』は変わりません。

これからどんな時代を迎えようとも、心の中の『青空』だけは見失わないようにしていきたいと思います。

さて、かなり長い前置きになってしまいましたが本題へ。^^

日本各地では季節外れの寒波も訪れていますが、さすがに3月中旬頃から暖かい日が増えてくるようになりました。

我が家の国産クワガタの成虫たちは冷暖房の影響を受けない場所で冬眠(越冬)させているのですが、それでも屋外とは違いそこそこ気温の高い日がみられるようになりました。

それに伴い気温の高い日には冬眠(越冬)中のクワガタたちにも動きが見られるようになったため、少しづつ『新学期』に向けて準備を始めています。^^

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目次

飼育方法の見直し

実は少し以前のことになりますが、冬眠(越冬)中のクワガタ達の飼育方法を変更しておりました。

まずはこちらの記事を、

みなさんこんばんは、鷹です! 今年は本当に変な天気が続いていますね。 大阪は台風25号の影響はほとんどなかったものの、通り過ぎた途端に『...

私はこれまでクワガタ達の冬眠(越冬)時には、

  • マット
  • 倒木
  • 樹皮

等を使用していました。

ただこれははっきり言って、子供の頃からのクワガタ飼育の名残です。

子供の頃はもちろんカブクワ飼育に関する専門的な知識はなく、成虫の飼育に関しては

『マットを敷き詰めその上に倒木や樹皮等を置いておく』

というのが、ごく当たり前の飼育方法でした。

夏が終わるとコクワガタ等は次第に越冬準備に入るのですが、倒木や樹皮の裏側に身を潜めるようになります。

そしてそのまま冬を乗り越え、翌年の春先から初夏にかけて再び活動を始めます。

初めてのクワガタの冬眠(越冬)

そういえば子供の頃、こんな思いでもありました。

夏場にカブクワを飼育していた飼育ケースは秋から冬にかけてそのまま放置してしまうのですが、12月ごろにふと倒木を持ち上げてみたところ、裏側でコクワガタが生存していました。

最初見たときは『死んでしまっているのでは?』とも思いましたが、かすかに動きがあり明らかに生存しています。

もちろん何の知識もない子供ですので、この時はかなり衝撃を受けました。^^

そして何を思ったのか?

そのままこたつの中に持っていくと、次第にまるで何事もなかったかのように動き出してくれるではありませんか。

後で父親からクワガタの越冬のことを教えてもらい、このコクワガタは再び元の飼育ケースにて放置していたのですが、翌年再び活動してくれ、その夏に☆となってしまいました。

今にして思えばこれが私が『はじめて経験したクワガタの冬眠(越冬)』であり、それ以来その時の飼育方法をずっと続けています。

飼育方法の変更

この経験から子供が生まれてカブクワ飼育を再開した後もずっとこの方法でクワガタを冬眠(越冬)させていたのですが、この冬はこれまでと『ちょっと違った事態』に遭遇してしまいました。

それは『コバエの大量発生』です。^^;

これまでも多少コバエが発生することはあったのですが、今年は例年の比較にはなりませんでした。私も家族も多少のコバエであれば対処することはできますが、もはやそんなレベルではありません。

そのため2月にこれまでの考え方を改め、

『すべてハスクチップで管理する』

という方法に切り替えましたが、その時の様子がこちらです。

オオクワガタ

まずはオオクワガタのオスたちです。

オスは合計4頭です。

  • 2016年8月羽化 約71㎜
  • 2018年5月24日羽化 約69㎜
  • 2018年6月5日羽化 約41㎜
  • 2018年6月10日羽化 約68㎜

4頭とも無事生存してくれていました。^^

特にこちらの2016年羽化のオス、

3度目の越冬で符節は4本も取れていますが、何とかこの冬も乗り切ってくれそうです。

ということでマットからハスクチップへ変更です。

これから先はこちらで管理していきます。

続いてメスです。

こちらは越冬開始時に4頭、ではなく、

5頭でした。^^;

  • 2016年8月羽化 約42㎜
  • 2016年8月羽化 約45㎜
  • 2016年8月羽化 約47㎜
  • 2017年9月羽化 約45㎜
  • 2018年4月5日羽化 約40㎜

2016年羽化の3頭は先にご紹介した同年羽化の71mmのオスの兄妹です。

そして2017年羽化の45㎜は昨年ブリードのために補強した山梨産のメスで、2018年羽化の40㎜は2016年羽化の子ということになります。(少しややこしいですね^^;)

そして2月時点では、

残念ながら昨年ブリードに使用した山梨産のメスが☆になっていました。

が、3度目の越冬の3頭は生存、そして昨年羽化した40㎜のメスも元気な姿を見せてくれました。^^

こちらも同様にハスクチップに入れ替えです。

コクワガタ

続いてコクワガタです。

コクワガタは全て昨年我が家で羽化した個体たちで、

  • オス2頭
  • メス6頭

をそれぞれ集団飼育しています。

ちなみに越冬開始時の様子はこちら、

もちろんオスとメスは分けてありますが、それぞれを大きめの飼育ケースに入れています。

そして2月、

まずはオスから、

しっかりと倒木の下で生存していてくれました。^^

さすがに暖かい室内ですので、ハスクチップに入れ替えるとまるでシーズン中のような威嚇っぷりです。

続いてメスですが、

こちらも全頭生存です。^^

とりあえず全て取り出し、

オスと同じようにハスクチップへ、

この調子だと今年の夏も元気に活動してくれそうですね。

新学期の準備

さて画像内の日付でお分かりいただけると思いますが、2月20日にオオクワガタとコクワガタの成虫たちはハスクチップでの管理に切り替えました。

また画像はありませんが、我が家には昨年羽化し休眠中のノコギリクワガタの成虫も4頭生存しており、こちらも同じ日にマットからハスクチップでの管理に切り替えています。

さらにこちらの記事でもご紹介させて頂いておりますが、昨年から今年にかけて羽化した本土ヒラタクワガタのメスたちも同様にハスクチップで管理しています。

で、冒頭でご説明させて頂いたように、3月下旬ごろから少しづつ動いているような様子が見られたため、そろそろ念のためゼリーを入れてあります。

まずはオオクワガタですね。

そしてコクワガタ。

またしても中の様子の画像を取り忘れてしまいました。^^;

最後に

いよいよ4月に入り人間界では、

『新年度』

『新学期』

が始まっています。

もちろん外気温に左右されることはありますが、不思議とクワガタ達も時を同じくして活動を開始しつつあるようです。

個人的には越冬したクワガタ達にとっては、『新学期』を迎えているように思えてしまうのです。^^

いよいよ今年もカブクワのシーズンがやってきますが、昨年は不本意に終わってしまった採集にも力を入れ、目一杯『カブクワライフ』を満喫していきたいと思います。

そして最後に越冬中の成虫たちの飼育方法を変更した理由について。

一つは先程も記載した『コバエの大量発生』という原因もありますが、実は改めて自然界でのクワガタ達の越冬状態を考え直してみたという理由もあります。

実際にこの目で見たわけではなく、あくまでも世の中の情報と私の想像からのことですが、自然界のクワガタ達は主に

  • 樹皮の裏
  • 樹洞の中

で越冬しています。

夏から秋にかけて羽化したノコギリクワガタやミヤマクワガタ、ヒラタクワガタなどは木の根に近い土の中で蛹室を作っておりその中で休眠しているようですが、一度屋外に出てきて活動した個体は、再び土の中に潜ってしまうことはほとんどないようです。

このことを考えれば例え常温飼育と言えど、室内であれば身を隠す場所さえ作ってあげれば、問題はないと考えた次第です。

今期はシーズン途中での変更でしたが、今年の冬からはハスクチップ管理での越冬に切り替えていきたいと思います。

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