小さなスマトラオオヒラタ^^;のブリード、オスの羽化、その②

飼育日記

みなさんこんばんは、鷹です!

ごく当たり前のことで恐縮ですが、カブクワ飼育を続けていると『良い』『悪い』も避けて通ることはできません。

ブリードがうまくいったり予定以上に産卵してくれたり、もちろん目標以上の成虫が羽化してくれれば『良い』と感じるでしょうし、その逆のことが起こったり飼育していた個体が早期に☆になってしまった時は、『悪い』と感じてしまうものです。

そんなことを考えながら2019年の飼育を振り返ってみたのですが、個人的に最も印象に残り、『良い』と感じたのがこちらです。

目次

小さなスマトラオオヒラタ^^;のブリード

もうすでに飼育の方は大詰めに差し掛かっていますが、2018年11月のペアリングからスタートした、

『小さなスマトラオオヒラタ^^;のブリード』

です。

こちらのラインは

  • オス=2018年7月7日羽化・約58㎜(S-3ライン)
  • メス=2018年6月25日羽化・約43㎜(S-2ライン)

という組み合わせで、とてもスマトラオオヒラタクワガタとは思えないような種親を使うことで、クワガタ飼育におけるこれまでの諸説や血統、飼育方法の検証を自分なりに行うために実行したものです。

まあ、詳しくはこちらの記事で。^^

小さなスマトラオオヒラタ^^;のブリード
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まず最初に驚かされたのはその産卵数で、『幼虫14頭・卵18個』という爆産だったことです。

ただこれはメスが当時飼育していた中では最も小さい43㎜だったのですが、スマトラオオヒラタのメスとしてはごく標準的なサイズだったこと、そしてこのペアの親虫も多産であったことが遺伝している可能性もあります。

その後先にメスの羽化がはじまりましたが、こちらは6頭羽化して43㎜~46㎜とメス親を僅かに上回ってはいますが、特に大きな個体は羽化してきませんでした。

しかし前回の記事でご紹介させて頂いた、12月10日羽化のオス第1号ですが、

ご覧のように上翅が開いた羽化不全ですが、それでも少し小さめに測定しても約93㎜ありました。

私は2017年初頭からスマトオオヒラタのブリードを行っており、『S-1ライン』~『S-5ライン』まで5回のブリードを行ってきたことになりますが、この93㎜というのはこれまで羽化してくれたオスの中で最高記録となります。

確かにブリード初心者の頃に比べれば幼虫飼育にも慣れてきたという側面もありますが、やはり何と言っても、

『最小の種親から最大の個体が羽化した』

という事実は、『ある意味』2019年のブリードにおいて、『最も良かった』と言える結果でした。

2頭目のオス

1頭目のオスが羽化したことでこの『S-5ライン』も残りはオス2頭のみとなりましたが、前回の記事でもご紹介させて頂いたように、12月22日に2頭目のオスが羽化してくれました。

こちらは9月19日に2300㏄の菌糸ビンに投入しましたが、全くと言っていいほど菌糸を食べず、そのまま蛹室を作ってしまいました。

ただご覧のようにビンの上部に奇麗で蛹室を作ってくれたため、中の様子がよく見えます。

すると羽化から2週間弱ですが既に翅も奇麗に収まっています。そして少し飼育スペースが手狭になってきたこともあるため、少し早いですが成虫飼育スペースに移動させることにしました。

かなり浅い場所に蛹室を作ってくれたため、今回の掘り出しは楽勝ですね。^^

ということで早々に取り出し完了です。

この2頭目は非常に奇麗に羽化してくれましたが、

まだ少し腹部が収まりきっていませんが、この状態だとまず問題はないでしょう。

そしてやはりサイズが気になりますので、体長測定も行ってみます。

これは体長を測定してからノギスを置いて撮影したのですが、大顎を開いて身体をまっすぐ伸ばし、上翅の先端で測定すると、約86㎜ありました。

1頭目の93㎜を超えることはできませんでしたが、羽化した2頭の幼虫飼育記録を見比べてみると、

  • 93㎜=4/30 43g・6/27 54g・12/10 羽化
  • 86㎜=4/30 37g・6/27 51g・9/19 45g・12/24 羽化

という結果になっています。

93㎜は6月の菌糸ビン交換後そのまま羽化してしまったため詳細な体重変化は分かりませんが、外から観察している限りでは恐らく若干の減量をしていたのでは?と思われます。

とすればこの2頭の幼虫時代にそれほど大きな差があったようには見えませんが、体重だけでなく様々な要因が『7㎜』という差を産み出したのかもしれませんね。

最後に

ということでこのラインも残すはオス1頭のみとなりましたが、こちらも前回の記事でお伝えさせて頂いたように、マットに投入した直後に蛹室を作りはじめました。

そして現在は、

あと少しで前蛹といったところですが、こちらはマット投入時に40gだったため80㎜前後で羽化するのでは?と思われます。

そして上翅が開いていた93㎜ですが、

奇麗に閉じたわけではありませんが下翅と腹部は奇麗に収まり、何より元気一杯です。^^

そして最後にこちら、

もちろん2頭の姿勢が違うということもありますが、改めてクワガタの『7㎜の差』は大きく感じてしまいますね。^^

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