みなさんこんばんは、鷹です!
まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
私の住む地域では日中の猛暑は相変わらずですが、お盆過ぎ辺りから朝晩は幾分過ごしやすくなったような気がします。(気のせいかな?^^;)
元々暑さにはめっぽうっ強い方で、それに加えて今年の猛暑。
少し感覚が鈍ってしまったのでしょうか?
とにかくまだまだ注意が必要ですので、体調管理には十分気を付けて下さいね。
さてそれでは本題ですが、以前こちらの記事でご紹介させて頂きました、国産クワガタの代表とも言える『オオクワガタ』。
今年は不本意な結果に終わってしまいましたが、まだまだ撤退する気にはなれません。^^
ということで今年は別血統にてブリードにチャレンジ。
少し時間が空いてしまいましたが、今回は産卵セットの割り出しのご報告です。
目次
産卵セットの割り出し
さてそれでは産卵セットの割り出しご報告といきたいところですが、ペアリング開始(4月19日)からあまりにも時間が空いてしまったため、改めてブリード経緯についてご説明させて頂きたいと思います。
ブリードの経緯
まずはペアのご紹介から。
このオスは2016年11月に幼虫を入手し、2017年5月に我が家で羽化したオスです。
オオクワガタは一般的に成熟(繁殖活動が可能な状態)まで時間がかかると言われており(約6か月は必要)、昨年はブリードさせずに越冬させ、今シーズンを待っていました。
決してお世辞にも『大きい』とは言えませんが、とても綺麗かつバランスの取れた個体で、個人的には一目見て『かっこいい!』と思ってしまいます。
ということで迷わず今年の『種親』に決定です。
そしてメスはこちら、
オスが山梨県韮崎市産ということですので、産地を揃えるためにメスはヤフオクで入手させて頂きました。
羽化は2017年9月ということですので、今年のブリードにはもってこいです。
ただ大きさは約45㎜とごく普通のサイズで、特に血統を証明するようなものもありません。
ということであくまでも『自己満足』的なブリードにはなりますが、まずは『親越え』を目標にブリードをスタートしました。
オオクワガタは警戒心が強く、なかなか人が見ていると交尾をしてくれませんので4月19日から同居生活をスタート。
約一週間の同居生活を経て4月26日にメスを産卵セットへ投入。
様子を伺いながら笑い出し前にメスの取り出し予定でしたが、結局産卵セットの割り出しを行った6月20日まで、約2ヶ月近くメスは産卵セットに入れっぱなしでした。
産卵セットの割り出し
というわけでようやく産卵セットの割り出しです。^^;
先にも記載したように割り出しは6月20日に行いました。
で、こちらが割り出し前の飼育ケースの様子。
材は一応2本入れてありますが、産卵用は1本のみでもう1本は転倒防止用です。
ということで産卵用の材を取り出してみると、
なかなかいい感じに削ってくれています。^^
角度を変えてみてみると、
これはさすがに『ボウズ』ということはなさそうですが、早速材を割っていきたいと思います。
しっかり食痕が見えていますね。^^
幼虫のお尻発見です。
こちらにもいました。
ということでこの状態で割り出し終了!
結果はと言うと、
決して多くはありませんが、7頭の幼虫を取り出すことができました。
菌糸ビンへ投入
さて6月20日に割り出し7頭の幼虫を確保することができましたが、全てが孵化して間もない初齢でしたので、しばらくはマットを入れたプリンカップで管理していました。
そしてそれから約1ヶ月半が経過した8月2日、幼虫がマットの上に出てくるようになってしまったため、いよいよ菌糸ビンへ投入することにしました。
まずはこちらの2頭、
食べ物が無くなってしまったのでしょうか?
完全にマットの上に上がってきています。
ということで菌糸ビンへ投入。
続いてこちらの3頭、
一見すると何の変化もないようですが、少し掘り起こしてみると、
3頭とも比較的浅い位置に潜んでいました。
というよりマットへ潜ったり出て来たりを繰り返していただけのようです。^^;
ということでこちらも菌糸ビンへ投入。
ただ残念ながらこちらの2頭は☆になってしまったようで、掘り返してみても影も形も見当たりませんでした。
最後に
ということで今期のオオクワガタの幼虫飼育は、5頭でスタートすることとなりました。
が、さすがに5頭ではいくら何でも先々が不安なため、再度産卵セットを組んでメスには8月10日に再び卵セットへ入ってもらうことにしました。
産んでくれるかどうかはわかりませんが、とりあえずメスは気長にこちらで管理していきたいと思います。
こうして今年もオオクワガタの幼虫飼育が始まりましたが、とりあえずは第一目標としている『親越え』を目指し、しっかりと飼育管理していきたいと思います。
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