みなさんこんばんは、鷹です!
クワガタブリードでの『血統』や『可能性』を自分なりに検証してみたくて始めた『小さなスマトラオオヒラタ^^;のブリード』ですが、産卵セットの割り出しが2018年12月20日でしたので、幼虫飼育も1年を超えてしまいましたね。^^
結果的に9頭の幼虫飼育となりメス6頭は7月下旬までにすべてが羽化してくれましたが、そろそろオスの幼虫たちにも大きな動きが見られるようになりました。
そこで今回は7月以降となる、オス3頭のその後の様子をご紹介させて頂きたいと思います。
目次
オスの羽化
幼虫飼育の経緯
前回菌糸ビンの交換をしたのが6月27日で、その時は『42g・51g・54g』と想像以上の成長を見せてくれ、3頭共に2300㏄の菌糸ビンに投入しました。
しかしそれから2週間ほど経過した頃、
最も大きかった54gの幼虫がまさかの暴れ^^;
菌糸が合わなかったのか?
それともビンのかなり上部まで菌糸を詰めていたため酸欠だったのか?
いずれにしてもビンの底の方にはまだかなりの菌糸が残っているため、今回は交換ではなく上部のオガを取り除いて再投入してみることにしました。
とりあえずその前に嫌な予感がしながらも体重を測定してみると、
なんとまあ7g減量の47g。^^;
儚い望みかもしれませんが、リバウンドに期待しつつ再投入しました。
そしてそれから2ヶ月も経過すると、
一番右は先程ご紹介させて頂いた7月の菌糸ビン投入後に暴れだした幼虫ですが、
その後菌糸を食べつつ、ついに蛹室を作りはじめたようです。^^
その一方で先程の画像の左端の幼虫は、
ちょうどいい感じで食い上げてくれたようですので、このタイミングで菌糸ビンの交換を行いました。
ちなみに体重は、
2300㏄で3ヶ月ですが、少し交換タイミングが遅かったのでしょうか?
前回から6gの減量となってしまいました。^^;
それほど大きく暴れたような感じもありませんでしたが、菌糸ビンが2300㏄と大きかったため分かりにくかったのかもしれません。
とりあえずもうひと伸びを期待して再度2300㏄へ投入!
しましたが、
あまり動きが見られないと思ったら、ほとんど菌糸を食べずに1ヶ月強で蛹室を作ってしまいました。
そしてその後、
右は先程の10月末に蛹室を作った幼虫で、既に蛹化しています。
そして左は大きな動きが見られなかったため6月の交換以降そのままになっていましたが、ここへきて暴れが見られるようになりました。
これは割り出しのタイミングや状況から判断すると、蛹化前の暴れの可能性が非常に高いと思われます。
少し小さくなってしまったようにも見えますが、とりあえず体重を、
6月の時点で42gでしたのでそれほど大きな減量ではありませんが、約半年間という投入期間を考えれば、『増量⇒減量』してしまったのかもしれません。
これは幼虫の体色を見ても蛹化直前と思われますので、マットへ投入することにしました。
オスの羽化
ところで先程の画像の真ん中の菌糸ビン。
こちらは7月の菌糸ビン後暴れを見せ9月には蛹室を作りはじめた幼虫ですが、その後順調に蛹化し12月10日に羽化を確認できました。
しかし羽化から9日が経過しますが、どうも翅の収まりが悪く羽化不全の様子です。
このまま劣化した菌糸ビンの中で管理しているのもどうかと思われますので、ここは意を決して掘り出してみることにしました。
やはりビンの外から確認できていたように、上翅が開いて下翅は収まっていませんでした。
しかし一つだけ気になることがあって、
『ひょっとして大きい?!』
確かに上翅が開いているということはありますが、それを除いて見てみても、これまで我が家で羽化したスマトラオオヒラタの中ではかなり大きい部類に入ります。
羽化から間もなくこのような状況ですが、とりあえず体長を測ってみると、
体をまっずぐに伸ばして少し控えめに測ってみても約93㎜!!
これまでの我が家での最高記録は90㎜でしたので、これはまさかの最高記録です!^^
確かに幼虫時代54gまで育ってくれたということはありましたが、その後は減量もありなんと言っても『小さなスマトラオオヒラタ^^;のブリード』です。
まさかここから我が家のレコードが出るとは思ってもみませんでした。^^
ちなみに現在我が家にいる89㎜のオスと並べてみると、
体長だけでなく横幅もあるように見えますが、、、、
画像では少し分かりにくいかもしれませんね。^^;
最後に
予想以上の結果を出してくれた『小さなスマトラオオヒラタ^^;のブリード』ですが、こうなってくると残り2頭のオスの羽化が待ち遠しくなってきます。
ちなみに2頭のその後の様子はと言うと、
マットに投入した幼虫は早速蛹室を作り、
こちらは12月22日に羽化を確認できました。
しかも羽化不全もないようですね。^^
そして、
上翅は少し開いたままですが、下翅は何とか収まってくれたようです。
羽化不全の成虫は寿命が短い傾向がありますが、何とか後食を始めて1日でも長く生きてもらいたいものです。
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