みなさんこんばんは、鷹です!
私は毎年夏になると子供を連れてカブトムシ・クワガタムシ採集に出掛けるのですが、昨年は非常にたくさんのコクワガタを採集することができました。
そしてそのコクワガタたちは昨年の10月末から冬眠(越冬)させているのですが、少し前から少しづつ暖かい場所へ移動させ、冬眠から目覚めさせる準備を進めていました。
というのも今年は飼育するクワガタの種類・個体数も増えたため、昨年とは少し違ったスケジュールでブリードを進めていこうと計画しているためです。
目次
冬眠(越冬)用、飼育ケースより取り出し
コクワガタの冬眠(越冬)用飼育ケースは、この2週間ほど室内の暖かい場所へ移動させておきました。そのため気温の高い日には外に出てきている姿や、ゼリーにも食痕が徐々に見られるようになってきました。
そこで『もうそろそろ起こしてあげて大丈夫だろう』ということで、3月16日(木)に冬眠(越冬)用飼育ケースからコクワガタたちを取り出す作業を行いました。
とりあえず大きさで仕分けしてみましたが、改めて確認してみるとすごい数ですね^^;。
左端のケースには40㎜以上のオス、右端のケースにはメスばかりを集めてみましたが、ほとんどがオスでメスは5頭のみです。
ちなみに今年の越冬では、ほとんどの個体が無事に冬を乗り切り元気な姿を見せてくれ、☆になってしまったのはこちらのメス1頭のみという結果でした。
昨年は採集に出掛けたのが7月に入ってからだったため、ほとんどがその年に活動を開始した新成虫だったようです。
下の記事でもご紹介させていただきましたが、昨年採集した中で最も大きかったオスも元気な姿を見せてくれました。
コクワガタもアップの画像で見てみると、なかなかカッコいいと思いませんか?
特に最後の画像のように真横から見ると、大顎のあたりが『いかにもドルクス系』といった雰囲気を出しています。
ちなみに採集時の記事では『約50㎜』とご紹介させていただきましたが、改めてノギスで測ってみると、『約47㎜』ですね。
これからはノギスでできるだけ正確に測ってご紹介していこうと思います。
ブリード個体
さてこのたくさんのコクワガタの中から、今季最初のブリードにチャレンジする個体をご紹介させていただきます。
コクワガタ オス WD 約34㎜ 大阪府河南町産
まずオスはこちら。
あえて最も多き個体ではなく、中サイズの個体を選びました。その理由は最も元気があり、威嚇も相当なものだったからです。
コクワガタ メス WD 約27㎜ 大阪府河南町産
続いてメスですが、
こちらは大きさで言うと2番目のサイズになりますが、オスと同様、最も元気があった個体になります。
ちなみに現在、我が家で飼育しているコクワガタは全て屋外採集のWDであるため、メスはすでに持ち腹(交尾済み)の可能性もありますので、今回のブリードは『追い掛け』という形になりますね。
とにかく、この2頭でペアリングをはじめていきたいと思います。
同居生活の開始
というわけで早速、同居生活をスタートさせることにしました。
このペアにはこちらで約1か月ほど同居していただき、その後メスを産卵セットに移動させたいと思います。
コクワガタはヒラタクワガタの仲間のように、オスによるメス殺しが起こる心配がありません。そのためより交尾を確実なものにするために、少し長めの同居生活を予定しています。
最後に
昨年はそこそこの数の幼虫を取り出したものの私の管理不足のため、無事成虫に慣れそうなのはすでに羽化している個体を含めて5頭です。
今季はもう少し多くの幼虫を飼育したいと考えていますので、昨年の経験を参考にブリードしていきたいと思います。
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