本土ヒラタクワガタのマット交換

ヒラタクワガタ

みなさんこんばんは、鷹です!

昨年の『リベンジ』ということでスタートした本土ヒラタクワガタのブリードですが、飼育比較のために3ライン体制で臨んだところ、想像をはるかに上回る多くの卵と幼虫を回収することができました。

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割り出し後幼虫は90㏄のプリンカップで、卵は大きめのプリンカップで管理していましたが、卵は大部分が孵化し幼虫も大きく育ちつつあるようです。

そこで先日、マットの入れ替え作業を行いましたので、今回はそのご報告をさせて頂きたいと思います。

目次

マットとプリンカップの準備

まず最初になりますが、今期の本土ヒラタクワガタたちは成虫までマットで飼育してみたいと思います

これには理由が2つあって、

  1. 数が多い(割り出し時、幼虫28頭・卵38個)ため、飼育コストと時間的問題
  2. スマトラオオヒラタのマット飼育で良好な経過が見られているため

です。

1は言うまでもありませんね。^^;もちろん☆になってしまう個体や孵化できない卵もあるでしょうから総数というわけではないでしょうが、それでも50頭前後は飼育することになりそうです。

さすがにこれだけの数になれば飼育コストも当然ですが、それ以上に時間が足りません。^^;

菌糸ブロックを崩して菌糸ビンを詰めるのは、以外と時間がかかってしまうんですよね。

そして2ですが、こちらは『スマトラオオヒラタ』のカテゴリーを参照してみて下さい。

まだ全ての結果が出ているわけではありませんが、メスは概ね良好な個体が羽化し、オスもそこそこ期待が持てそうです。

何より羽化不全や途中で☆になってしまう幼虫やさなぎが菌糸に比べて格段に少ないため、本土ヒラタクワガタでもマット飼育を試してみたくなりました。

というわけで使うマットはこちら、

DOSさんの3次発酵クワガタマットです。

これを新しい飼育容器に詰めていきます。

今回はとりあえず幼虫が大きくなりつつあることとマットの劣化が気になったため、短期(約1ヶ月)での管理ということで、幼虫たちには200㏄のプリンカップをメインで使いたいと思います。

また、まだ孵化していない卵もあるかと思いますので、そちらは引き続き産卵セットで使っていたマットを使用したいと思います。

その上でしばらく様子を伺い、飼育数の調整等も考えていきたいと思います。

マットの入れ替え

それでは順次、幼虫たちのお引越しに取り掛かっていきますが、まずはこちらが現在の飼育状況です。

H-3ライン

割り出し時は幼虫9頭卵15個でした。

そしてそれが約1ヶ月経過すると、

途中で☆になってしまった幼虫もいましたので、幼虫が11頭と画像を取り忘れてしまいましたが、まだ孵化していない卵が相当数ありました。

で、新しいマットへお引越しを、

完了です。^^

H-4ライン

続いてH-4ライン。

こちらは割り出し時、幼虫9頭卵18個でしたが、

 

 

現時点では幼虫16頭と卵が多数。

こちらもH-3ラインと同じように、

お引越し完了です。

H-5ライン

最後にこちらは割り出し時、幼虫10頭卵5個でしたが、

なんと、卵が全部孵化していただけではなく、幼虫の生存率も100%でした。^^

最後に

まだ割り出しから1ヶ月ほどの飼育ですので何とも言えない部分もありますが、今回のマット交換で気になったのは、

『全体的にH-5ラインの幼虫が大きく育っていた』

ということです。

H-5ラインは最も大きな親虫(オス親=65㎜・メス親=35㎜)をペアリングしており、そのことが影響しているのでしょうか?

特にこの2頭は飛び抜けて大きく育ってくれていました。

また現時点では全てのラインにおいて10頭以上の幼虫を確保できています。

そのため飼育スペースの問題もあり、今後の飼育状況次第では里子も考えなければならないかもしれませんが、もうしばらくは幼虫たちの成長を見守っていきたいと思います。

コメント

  1. まろ より:

    凄い数ですね。マメな性格でないと管理できないですね。
    私の方は、アドバイスに従ってニジイロを産卵させたところ、幸い15頭程度の2令幼虫を産卵箱に確認できました。ありがとうございました!
    ムシ社に行って便とマットを購入して来たのですが、家で許可されている飼育スペースに置けたのは8本。それ以外は、今でも纏め飼育。どうしたものかと迷い中です。幼虫も纏め飼育ができるといいのですが。

    • taka より:

      まろ様

      こんばんは。
      はい、思いもよらず凄い数になってしまいました。^^;

      しかも基本的には大雑把な性格ですので、
      管理しているつもりが管理できていないような気がします。

      それでも投げ出すわけにはいきませんし、
      やはり『楽しい』と感じているので、それが唯一の救いですね。^^

      ニジイロ、順調なようで何よりです。
      ただやはり飼育スペースの問題というのはつきものですよね。^^;
      私も現時点で飼育スペースを目一杯使っているので、
      もしこれ以上増えてしまうようなことがあれば大変なことになってしまいます。

      纏め飼育に関しては、私自身は試したことがありませんが、
      ヒラタやノコギリなどでは良く事例を見ることがありますね。
      少し大きめの飼育ケースを使えば、案外うまくいくようです。

      うまく育ってくれると良いですね。^^

      • まろ より:

        ご返信ありがとうございます!
        たくさん産んでくれたのは嬉しいですが、飼育瓶が増えすぎるのは、冬場の管理を考えると厳しい面もありますね。
        今、8本ほど瓶を用意したので(それでも妻に叱られましたが)、残りは大きめのケースで纏めて飼育しようかと思っています。
        はじめてのブリードなので、いろいろ悩むのも楽しいものです!

        • taka より:

          まろ様

          こんにちは。
          なんとか第一段階クリアですか?^^
          少しづつでもご家族のご理解を得られると良いですね。

          私自身、本格的なブリードはまだまだ日が浅いですが、
          日々虫たちの色々な場面、成長段階を見て考えることが
          非常に楽しみでなりません。

          うまくいこうがいくまいが、
          なんとか育てあげたいという思考は前向きだから楽しいのかな?
          などと勝手に解釈しています。^^

          • まろ より:

            そうですね。渋い顔をされていますが、強引に(?)突破してしまいました。
            残りの幼虫は纏め飼育するつもりでしたが、ショップで2令のうちは菌糸のプリンカップで十分と言われたので、プリンカップを買ってきました。
            問題は、どこに隠すかです(苦笑)。

          • taka より:

            まろ様

            こんばんは。
            強行突破してしまいましたね。^^;

            プリンカップ、正直に話すのも勇気がいるし、
            隠しているのをばれてしまったと考えたら、、、^^;

            何か良い手はないものでしょうか?

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