クワガタの成虫飼育用マットの入れ替え

みなさんこんばんは、鷹です!

私がカブトムシ・クワガタムシと触れ合うようになってすでに数十年が経過しますが、これまでは成虫・幼虫共にすべて同じ飼育マット(腐養マット)で飼育してきました。

しかし近年では衛生面や管理面など様々な要因から、針葉樹マットが使われることが多くなってきています。

そして私も昨年の末から外国産クワガタムシの飼育をはじめたことをきっかけに、活動中の個体は全て針葉樹マットで飼育しています。

みなさんこんにちは、鷹です! みなさんはカブトムシ・クワガタムシの成虫を飼育する際、どのような飼育ケースとマットをお使いでしょうか? 私...

しかし最近、マットの劣化が目立ってきたため入れ替えを行ったのですが、今回はその様子をご報告させていただきたいと思います。

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目次

針葉樹マットの交換時期

まずは今回、私がマットの交換をするきっかけとなった、劣化の内容とその様子についてお話させていただきます。

異臭

まず第一はこれです。

針葉樹マットは使い始めの新しい時期は、独特の大変いい香りがしています。しかしそれも時間が経過すると、昆虫の排泄物や食べ散らかしたゼリーなどを吸収し、徐々に香りが失われていきます。

そしてそのまま飼育を続けていると臭いがしなくなるだけではなく、マットに含まれた不純物が次第に腐りはじめ、異臭を発するようになります。

マットの水分

基本的にカブトムシ・クワガタムシは適度な湿気を好むため、腐葉マットであれ針葉樹マットであれ、表面が乾燥しだすと適度な水分を与えます。

そしてある程度の時間(一種間前後)が経過すれば、必ず表面が乾燥し水分の補給が必要になってきます。

しかし不純物を含んだマットはベトベトな泥のようになり、乾燥までの時間がだんだんと長くなっていきます。

そうなるともちろん不衛生であることからダニなどを発生させたり、泥状に固まってしまうことから、カブトムシ・クワガタムシが休む際に潜ることも困難になってしまいます。

ちなみに交換直前の劣化した針葉樹マットの様子はこのような感じです。

針葉樹マットの交換

それでは交換していきますが、今回も使用するのはこちらです。

ぼうダニ&しょうしゅうマット

古いマットを全て取り出し飼育ケースを洗浄し、新しいマットを入れて加水していきます。その上にエサ皿とゼリー、転倒防止用の木片や樹皮を置いて完成です。

これまでの飼育から気付いたのですが、パラワンやスマトラなどの大型のオスには針葉樹マットとハスクチップを併用してもあまり意味はなさそうです。むしろマットの中に潜りにくくなってしまうようですね。

そのためこれらのオスには、今回はハスクチップを使わずに樹皮と木片のみを設置しておきます。

しかし小型で体重も軽いメスはハスクチップがあった方が良さそうです。

そのためこれまでと同じように、針葉樹マットの上にハスクチップを敷いておきます。

ちなみに使用しているハスクチップはこちらです。

ミタニ ハスクチップ

最後に

これでクワガタたちも少しは過ごしやすくなったでしょうか?

心なしかマットを入れ替えた後は、少しリラックスしているような気がします。^^

飼育する個体の状態や大きさ、種類によっても差はあると思いますが、私の飼育環境では2か月~3か月に一度のマット交換が必要な様です。

しかしペアリングや産卵時以外の時間は、成虫たちには休息の時間です。

少しでも快適な環境を与えてあげて、できるだけ長生きしてほしいものですね。

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