みなさんこんばんは、鷹です!
梅雨真っただ中でうっとおしい日が続く、というより今年は少し極端かつ予想を裏切られる日が多いような気がします。^^;
特に雨の予報、降水確率が高いにも関わらず全く雨が降らないことが多々あり、そうかと思えば予想通りの大雨も。
が!
私のカブクワ飼育においては、そんな曇り空も吹き飛んでしまうような出来事が起こりつつあります。(⇐ちょっと大袈裟かな^^;)
では早速、
目次
タランドゥスオオツヤクワガタの蛹化
昨年、ホワイトアイの累代ラインの産卵が不振だったため、ホワイトアイのオスとブラックアイのメスの組み合わせで挑んだ2ライン(T-5)・(T-6)ラインですが、こちらの思惑に反して4月下旬に第1号の蛹化が始まってしまいました。^^;
これまでのタランドゥスの幼虫飼育では菌糸ビン交換タイミングの遅れが目立ち、どうしても暴れ→早期羽化の繰り返しでした。
そのため今期は早め早めの交換を心掛けてはいたのですが、、、
ちょっと幼虫の管理温度が高かったのかもしれません。
アフリカ原産のクワガタということで23℃~24℃前後で管理していたのですが、これまでの飼育データを見返してみてもこの温度帯だと、早い個体は半年前後で蛹化してしまうようです。
とりあえずこれまでの飼育データは今後の参考にするとして、第1号がこちらです。
なんと意外なことにT-5ラインより1週間遅れて割り出しを行ったT-6ラインから、蛹化第1号が出てしまいました。
さらに、
なんとオスではないですか!^^;
タランドゥスは比較的オスとメスの羽化ずれが起こりにくい種ではありますが、それでもこれまでに第1号がオスだったことはありません。
ただ改めてすべての菌糸ビンを点検してみると、
こちらのメスも少し遅れて蛹化していたようですが、こちらも先程と同じT-6ラインの11月14日割り出し分でした。
タランドゥスオオツヤクワガタの羽化
そしてこちらの2頭、その後順調に6月5日と6日に羽化してくれました。
まず5日に羽化してくれたのはこちらのオスですが、蛹室を天井掘りしていたため直に成虫の様子を確認することができます。
すると、
なんとホワイトアイです!^^
まあホワイトアイのオスとブラックアイのメスの組み合わせですので、理論上の確率は50%なんですが、実は以前にもホワイトアイのオスとブラックアイのメスでブリードを行ったことがあり、それがこちらです。
このラインでは結果的に4ラウンドの産卵をこなしてくれ、多数の幼虫を採ることがことができました。
そして多数の成虫も羽化してくれました。
ただちょうどこの時期はブログを更新する時間があまり取れず、羽化報告はこちらの記事のみとなってしまいましたが、
最終的に羽化した成虫は、全てブラックアイという結果でした。
このような経験もあり、T-5・T-6ラインでもホワイトアイは全く期待していなかったのですが、これは嬉しい誤算です。^^
そして羽化から約3週間、こちらの2頭を掘り出すことに。
オスのことがあったため少し期待していたのですが、メスはブラックアイでした。また早期羽化ということでサイズもそれほどではなく、
- オス=約63㎜
- メス=約44㎜
でした。
T-5ラインの様子
さてT-6ラインでは2頭連続での羽化を迎えることができましたが、T-5ラインでもそれなりの変化がありました。
こちらは6月11日のことですが、この2頭はまだもう少し幼虫期間を引っ張れると判断し、菌糸ビンの交換を行いました。
まずは左の幼虫ですが、このラインではそこそこの大きさに育ってくれたようです。
まあ一般的なタランドゥスからすればまだまだ小型ですが、我が家のこのラインでは今のところ最大です。^^
この時期で26gですとどうあがいても80㎜には届かないでしょうが、それでも70㎜オーバーは狙える圏内です。
ほぼ捨てビンにはなってしまうでしょうが、確実に蛹化してもらえるようこちらに投入です。
そして右の幼虫は、
外からは全く見えなかったのですが、見事に前蛹に。^^;
間もなく蛹化ですね。
T-5ラインの第1号
実はこちらのT-5ラインでも、5月初旬に蛹化を確認していた個体がいました。
それがこちらです。
こちらは6月13日に羽化を確認したいたのですが、外から中の様子が非常に見えにくくオス・メスの判別すらできません。
そのため6月25日に天井掘りを試みてみることにしました。
が、あまりにも菌糸の劣化が激しく、蛹室が一瞬にして粉々に。^^;
ただよくよく見てみると、
なんとメスでもホワイトアイが誕生してくれました!^^
しかも体長も約47㎜と、そこそこのサイズで羽化してくれました。
最後に
ということで思ってもいなかった誤算、全く期待していなかったブリードラインでホワイトアイのタランドゥスが誕生してくれました。
しかもまだT-5・T-6ラインでは多数の羽化を控えており、これからが非常に楽しみになってきました。^^
また私がメインで飼育しているホワイトアイの血統は比較的産卵数が少ない傾向があるのですが、T-5・T-6ラインはかつて4ラウンドの産卵をこなしてくれたメスの血を受け継いでおり、今後の産卵数にも期待が持てそうです。
これはタランドゥスのブリードにも、新たな可能性が見えてきそうです。^^
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