みなさんこんばんは、鷹です!
早いもので2017年も4分の一が終わり、ついに4月に突入してしまいましたね。それと同時にここ大阪でも、急激に春らしい気候へと変わりつつあります。
朝晩はまだまだ冷え込みがきついですが、今週辺りから日中の最高気温は20℃前後の予報が出ています。本格的な春はもう目の前まで来ていますね。
ところで3月15日に割り出しを行ったパラワンオオヒラタクワガタの産卵セットですが、そこから取り出した幼虫7頭と卵2つが、なかなか順調に育ってくれています。
そこで今回はこの産卵セットから取り出した卵と幼虫の現在の状況について、ご報告させていただきたいと思います。
目次
菌糸ビンに投入した幼虫
この産卵セットの割り出しは3月15日に行ったのですが、その中でも大きめだった3頭は先行して3月22日に菌糸ビンに投入しました。
そして現在の様子がこちら、
3頭のうち1頭の菌糸ビンには大きな食痕はまだ見られませんが、2頭の菌糸ビンは上の画像のような様子です。
かなり食欲も旺盛なようでまだまだ小さい体にも関わらず、そこそこ深い場所まで潜り進んでいます。
小さいうちからこれだけ元気で活発であれば、今後の成長が楽しみになってきますね。
菌糸ビンへ投入
そして割り出し直後からマットを詰めたプリンカップで管理していた4頭の幼虫ですが、少し大きくなったのが外から確認できたため、4月2日に菌糸ビンへ投入しました。
まずは1頭目。
今回は幼虫として取り出した7頭のうち残りの4頭を菌糸ビンへ投入したのですが、その中でも最も大きかったのがこちらの幼虫です。
後にご紹介させていただく幼虫たちと比べてみれば一目瞭然なのですが、体の大きさだけではなく、頭部の大きさも際立っています。
それでは早速菌糸ビンへ投入します。
続いて2頭目。
割り出し時と比べれば随分大きくなりました。すぐに菌糸ビンへ投入します。
菌糸ビンに入れてあげるとすぐに潜ろうとしていますね。
3頭目。
この辺りで再度1頭目の幼虫と比べてみると、頭部の大きさが全く違うのがお分かりいただけるかと思います。
ひょっとするとこれは、
- 頭部大=オス
- 頭部小=メス
ということなのでしょうか?
あくまでも憶測にすぎませんが、今後も注意深く観察を続けていきたいと思います。
最後に4頭目。
こちらも頭部は小さいですね。
とにかく菌糸ビンへ投入します。
4頭すべてを菌糸ビンに投入したところで、並べて画像を撮ってみると、
左から1頭目、2頭目、3頭目、4頭目の順になりますが、最初に投入した幼虫はすでにほぼ菌糸の中へ潜り込んでしまっています。
そう言えば本土ヒラタクワガタの幼虫を菌糸ビンに投入した時も、その潜って行くスピードの速さに驚きましたが、このような活発な活動をするところも、本土ヒラタクワガタと似ていますね。
それぞれをもう少しアップで見てみると、
後は元気よく育ってくれるのを見守るだけです。
この菌糸ビンは2か月~3か月での交換を予定していますので、その頃にはどれくらいの大きさまで育っているのでしょうか?パラワンは幼虫もかなりの大型になるようですので、成長速度も国産クワガタより早いものと思われます。
今から楽しみでなりませんね。^^
卵から孵化した幼虫
それでは最後に割り出し時、取り出した2つの卵ですが、こちらは既に3月20日頃に無事、孵化しております。
当初は大きめのプリンカップに2頭まとめて管理していたのですが、そこそこ動き回っている跡も見られるようになりましたので、掘り出して個別に管理することにしました。
つい先日、孵化したばかりだと思っていましたが、僅か10日ほどでここまでの大きさまで成長しています。
この2頭も約1か月ほど様子を見て、順調に大きくなれば菌糸ビンへ投入する予定です。
最後に
パラワンに関しては、今年最初に割り出した幼虫と卵が全て☆になってしまうということがあったため、今回割り出した幼虫たちが日々大きくなっていくのを見ていると、少しほっとしてしまいますね。
とは言っても、飼育はまだまだ始まったばかりです。
今後何が起こるかも分かりませんので、注意深く観察しながら飼育していきたいと思います。
なお割り出し時の様子はこちらの記事からご覧いただくことができます。
よろしければ参考にしてみて下さい。
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